奥武蔵ロングトレイル 105k
- GPS
- 27:56
- 距離
- 98.3km
- 登り
- 5,494m
- 下り
- 5,494m
コースタイム
- 山行
- 17:43
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 17:55
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 9:48
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り 両日とも気温が上がり、暑かった。 夜は1000m級の山間地は風が吹くと寒さを感じた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本ハイキングコースでロード、林道でつなぎます 樹林帯がメインで眺望はあまりない |
写真
装備
個人装備 |
ヘッデン
ヘッデンバッテリー
レイン上下など必携品<br />ジェル等行動食はスタート時に10個。A4エイドのドロップバッグで10個追加。
|
---|
感想
105㎞で累積獲得標高が8000m(主催者情報)あるというハードな大会。昨年から開催された第2回大会に参加しました。ボランティアの皆さんのホスピタリティが高くて、トレイルランの大会ならでは。エイドでの会話で元気が復活します。
以下備忘録がてら各パート間毎の感想を。
◆スタート~WA1:東峠
しばしロードを走って多峯主山のトレイルヘッドへ。105kに参加する猛者ばかりなので、なかなかのペース。6時スタートですが好天に恵まれてすでに暑い。
熱中症には強い体質のようですが、いつも水の消費が少ないので今回はしっかりと毎エイドでフル注水することを心掛ける。
◆WA1~A1:子の権現
まずは天覚山へ。ここからは以前も走ったことがあるルート。大高山などいくつかのピークを越えるが昔のイメージより登りが少ない。
まずまず予定通りのペースでエイド到着。おなじみの仁王像を見て進む。
◆A1~A2:原市場
子の権現からは緩やかな下り基調の走れるパート。竹寺を通過して小さなUPDOWNを繰り返しながら原市場へ降りてきた。お昼に近づきかなり気温が上がってきた。非常に暑い。原市場ではシャワーをかけてもらう。気持ちいい!
このエイドでは鹿肉うどんが味わえる。濃厚な旨味でとてもおいしかった。おかわりしたかったが他のものも食べたので、胃腸のコントロールの為に控えておく。
◆A2~A3:ノーラ名栗
1kmほどロードを走ってトレイルに。棒ノ峰への尾根を長く登っていくルート。快適なルートです。権次入峠から下ってノーラ名栗まで。ここは棒ノ峰への主要登山ルートなので多くのハイカーに出会います。皆さん道を譲ってくれて声もかけていただき、感謝です。良く踏まれている道なので進みやすいですが、ツメが痛くなってきた。
◆A3~A4:名栗げんきプラザ
ノーラ名栗で靴を脱いで長めの休憩。ここからやっとストックを使えるが、次のエイドまで標高差も大きく距離もあるのでしっかり準備。水はハイドレーション含めて2ℓフル積み。
すぐトレイルに入り、まず目指すは蕨山。長くきつい登りだがストックの効果抜群。上半身の動きを抑えられるので足を踏ん張らずに温存できる。
登りはもともとスピードが遅いが、今回のレースは特に心拍が上がらないようによりスローペースにする。
蕨山を越えてしょうじくぼの頭辺りで、夕焼けを見ながらヘッデン装着や水分の入れ替えなど夜間パートの準備。ここの景色はとてもよかった。
1000m超の稜線を移動して武川岳を越えると次のエイドへの下りに。
ツメも痛むが”またズレ”が気になってきた。
◆A4~A5:ビジターセンター(旧北川小学校)
名栗げんきプラザには味噌汁が。ここまで行動食が甘いものばかりだったので本当においしかった。シャリ玉もふりかけがあり、おなか一杯にしてスタート。
この区間は正直舐めていました・・・データ的には標高差も大きくなく、途中からロードも入るので温存パートだと思っていましたが非常にきつい。特に刈場坂峠からの下りがハードで、ここでツメを完全にやられました。大きくペースダウン。
◆A5~WA2:阿寺諏訪神社
やっとこA5に到着。”またズレ”が悪化してかなり痛い。救護スタッフの方にワセリンをいただいて塗る。とても楽になりました。ここではコーンスープを3杯。パンも食べたが口の中が思った以上に渇いてしまっているようで、なかなか飲み込めない。水分をもっと意識して取らないとまずい。
A5からは奥武蔵グリーンラインまでロードと林道。段差がないので足には楽だが時間も時間なのでとにかく眠い。関八州見晴台につく頃には夜明け。予定より2時間ほど遅れたが想定内。八徳までずっと下るがツメが痛くてここは全部歩きに。
顔振峠でついに眠気に勝てず、WA2のすぐ手前にベンチを発見して10分ほど横になる。かなり回復。阿寺諏訪神社で水を汲み、最後のエイドへ。
◆WA2~A6:長念寺
朝日を浴びていることもあって眠気から顕著に回復。ツメも股も痛いがしっかり動ける。ユガテ付近は快調に飛ばせた。コースロストもしたがまずまずの走りに。
◆A6~ゴール
長念寺ではご住職自らエイドに参加されて盛り上げをして下さる。ここにきてのそうめんは塩気がしみて旨い!
ラスボスのかまど山を越えると35kカテゴリーのコースと合流。ここで35kの選手とすれ違い地獄(笑)に。35kは8時スタートなのでドンピシャに当たってしまいました。とはいえ同じトレイルを走る戦友です。譲り合い、声の掛け合いでお互いの健闘を称えて進みます。
ロードに出ると、後は3㎞ほどのヴィクトリーロードを走ってゴール。目標プラス3時間弱でのゴールでしたが、ロスト2回、またズレ&ツメの痛みに耐えての満足な結果となりました。
※最後に
今回は胃腸のトラブルは皆無。エイドでの補給もしっかりできた。歩くところは歩くを心掛けて消耗を抑えられたのが良かったと思う。エイドスタッフ・誘導係の皆さんとも毎度笑顔で話す余裕もあった。この程度の追い込みで走るのがロングでは楽しめていいんだろうなと思ったレースでした。
※距離・累積標高
ガーミンのデータは距離102.4km、累積標高は7883mでした。
gpxデータが重くてUPするのにデータを間引いたことで、大きな差異が出たようです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する