荒島岳 ー 勝原コースピストンは灼熱地獄
- GPS
- 08:18
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:19
水平距離、 累積標高差(+, -)
12.3km, +1,371m, -1,351m
天候 | 快晴(猛暑!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
(復路)JR勝原-JR福井 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特段危険を感じる場面はない。 特区事項を以下に列記: ・勝原コースは最初1時間ほどを旧スキー場ゲレンデを歩く。つまり木陰がなく夏の暑い日には灼熱地獄となる。(この時期の快晴の日に登るものではないと思いました!) ・稜線で中出コースと合流した後は結構な急坂がある。ロープを補助的に使えば問題はない。 |
その他周辺情報 | 前夜、JRが越前大野までしかいかず、仕方なく駅前のバス待合所に翌朝5時台の始発まで泊まらせてもらった。借り切り(?)で新しいので、避難小屋以上に快適だった。 |
写真
感想
白山が花の季節ということでセット登山。
公共交通機関派は時刻表を睨めっこしたところ、金曜夜に小松に飛んで先に荒島岳に登れば骨折後のリハビリSlowハイクでも白山とあわせて3日でまわれる。越前大野で一泊が前提だがまあ何とかなるだろう。
福井駅では夏祭りで大盛況。
越前大野までのJR越美線最終は大混雑の立ち乗り(1両編成のワンマンカー)。
今宵は越前大野までしかいかないのでこの辺で(?)一泊。
丁度駅前のバス待合所を見つけ、避難小屋的に使わせてもらった。
(朝5時過ぎから掃除の地元の方ご苦労さまです&ありがとうございました。)
勝原まで始発で行き、余分の荷物を隣の公民館前にデポさせてもらい登山口へと向かう。
勝原コースは最初1時間くらい遮るものがなく朝から太陽で暑い。
その先「登山口」の標識からは樹林帯歩きになり、日蔭歩きとなるが、粘土質に足を取られ無いよう要注意。
しばらくいくと綺麗なブナ樹林。
「トトロの木」と命名された味のある大木もある。
最後、階段状の急登をいくと稜線(中出コースと合流)に飛び出す。
ここで一息休憩。
日陰に入ってそよ風に吹かれる。
この合流点を左折し少し下って登り返す。
その先が少し岩場やハシゴちっくな木階段が出てくるが慎重に行けば問題ない。
暑さとこの辺は風もほとんどなく、へばりそうになるが、下山者の山頂は涼しい風が吹いてるよ、との声を励みにがんばる。
最後の稜線を上がると山頂は目の前。
山頂に到着!
確かに涼しい風が吹いていて青空と相まって気持ちいい。
このままずっとここに居たいくらい。
そうもできないので山頂標識で写真を取り合いっこし、360度の絶景を堪能。
北アの槍ヶ岳や穂高の稜線がうっすら見えており、南アや中アさえ見えている。
農郷白山は反対側にくっきり。そのうち登ってみたいがいつになることやら。。。
山頂でしばしマッタリしたら下山しましょう。
登ってくる方々は皆ヘバリ顔。
「山頂は涼しい風が吹いてますよ!」と言うと皆気を取り直して登って行かれた。
分岐までの急坂を慎重に下山したあと、分岐を右折し勝原コースを戻る。
何せ暑いのでスピードは出せない。
最後1時間ほどはまたスキー場跡を太陽を真上から浴びながら歩く。
もう灼熱地獄といっていいくらい。
ほぼ無風でたまにドライヤーのような熱風が吹いてくるくらい。
思わずPETボトルの水を頭からかけて(顔ザブならぬ頭ザブ)一息。
これを30分に一回くらい繰り返しただろうか。
と、自動車が一台車道を上がってくる。
どうしたのか?と思っていると木陰から女性が出てきた。
先行するカップルはあまりの暑さに女性を木陰に待たせ、男性が車を取りに行っていたようだ。
私はそういう芸当ができない(?)ので、仕方なく「頭ザブ」を最後にもう一度やって下山。
駐車場の洗面で頭から水を浴びてボケ〜っとしていると女性3人組みが駅までのコースを迷ってたので教えてあげる。
しばし休憩したら電車の時間もあるので20分の車道歩きをがんばりましょう。
駅まで5分くらいのところで先ほどの女性3名に追いつく。
聞くと千葉から来られたようで、私も千葉なんですよ、というと私の最寄の「山の会」のメンバーだと分かった。まさかここで地元の方々にお会いできるとは、HPは何度か拝見したことがありますよ、なぞと話していると「宣伝部長」(自称)さんから是非会合に遊びに来てくださいと勧誘を受ける。自身一人で歩くのも限界かと思っていたので、考えますと言っておいた。
元気なら勝原からバスで鳩ヶ湯まで行き、2時間半車道歩きで小池公園でテン泊し、白山を三ノ峰⇒別山⇒南竜ヶ馬場も一案かなと思ってはいたが、この暑さにやられ野望はあえなくダウン。
勝原駅から冷房の効いた例のワンマン電車に揺られ、のどかな風景を見ながら
福井経由で白山(白峰)へ。今宵は山麓の白峰自然体験村にてテン泊(現地到着20:00)し、温泉でマッタリ疲れを癒す。
荒島岳、深田久弥先生の地元の山として入選くらいにしか思ってなかったが、1,500mクラスの山としては変化もあり実にいい山と感じた。
しかし、いかんせんこの猛暑での勝原コースはいかがなものか、と考えさせられる登山ではあった。春か秋のいい季節に選択肢があるなら登られた方がいいかもしれない。
快晴で見晴らしがよかったのではないでしょうか?!
でも、暑そうですね♪
伊吹山もスキー場を登るコースで
kaoritreeさん、こんばんは。
メッセージありがとうございます。
そうなんです快晴で周囲グルリ360度の超絶景。
山頂では太陽の暑さと涼しい風が丁度いい感じで絶好のマッタリタイムを堪能しました。
それにしても最後の1時間は焼けるような暑さでやられました 。
この時期に伊吹スキー場から登ってるの? とレコ確認したら、やっぱり同日に登られてましたね、暑い暑いといいながら。でも根性がすばらしい。私はGWですら暑かった記憶があります。
金曜の仕事を終えてサクッと荒島岳
いいですねぇ・・・
越前大野駅前のバス待合室でビバークってのもShuMaeさんらしい
拙者にとっても宿題として残っている荒島岳。
登るよりも行き帰りをどうしようかと考えるのがこの山。
一度、神奈川県の方が日帰りで登ったレコを見たことがあるので、あ〜、色んな登り方があるんだな・・・と。
スキー場のゲレンデ歩き・・・拙者、不得手だなぁ。
暑いし・・・地味ぃに勾配があるし・・・。
隊長
隊長、いつもコメントありがとうございます。
いや〜、飛行機使ってるのに駅前でビバークも何だな という気もしますが、宿泊費を抑えるための苦肉の策ってやつですよ。最近ヒッチハイカーの気分でどこでも寝れる気がしてきました 会社では新宿とかで寝るなら段ボール持って行っていいよ と言われますが、そこはチョットまだ
荒島岳は勝原コースのゲレンデ歩きは、この時期の快晴の日は暑くて厳しいと思いましたが、1,500m以下の低山に登られてる方々からすると毎度のことかもしれませんね。
一案として「ムーンライトながら」なら大垣乗換がタイミングよくあるので、JR青春切符を使えば安上がりですかね。ただ乗継が大変なのと、復路に工夫が必要なので、翌日は周辺の山歩きとかセットで、とか?
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