虚空蔵山~和合城跡 ゴ・ドーハンの山旅 虚空巡りと村上連珠砦

2024年06月09日(日) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 8.4km
• 登り: 980m
• 下り: 995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:00

6:13 虚空蔵山等登山者用駐車場
8:24 8:26 高津屋山
8:40 8:44 鳥小屋山
9:23 9:37 虚空蔵山
9:38 9:38 虚空蔵山城
9:57 9:57 鳥小屋山
10:04 10:05 高津屋山
10:52 10:53 菖蒲平
10:57 10:58 陣馬鳥越山
11:18 11:23 和合城跡
11:49 11:49 和合城跡登山口
13:13 ゴール地点

＊写真コメント作成中で御座います。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

和合城跡登山口にチャリをデポして、虚空蔵山等登山者用駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

一部バリを歩いています。特に危険個所はありませんが、急斜面や枯葉で滑りやすい箇所がありました。

写真

6/9 4:53

♪朝起きたら…虚空蔵山の峰々、兎峰。大岩も見えてますがお天気は今一つな感じです。

6/9 4:54

本日は虚空蔵から和合城跡のある尾根の末端まで行く予定

6/9 4:54

振り返ると奇岩岩鼻。昨夜はここ川の駅のPで車中泊。貸し切りだったのでタケレレをつま弾きながら、眠りに落ちてしまいました。

6/9 5:27

和合城跡登山口にマリンちゃんをデポしてから、すき家さんで朝ごはん。鯖定食と悩みましたが、禁断症状が出ていたので定番のこちらで。860円、決して安くはありませんね。

6/9 5:47

判りづらいですが猫ちゃんのお耳。

6/9 6:13

一番乗り。戻ってきたらもう一台増えていました。

5/25 13:13

本日は前回山中にあったこの地図を頼りに歩きます。

6/9 6:17

座摩神社の石段を過ぎた所に「相撲年寄 信濃石品吉之碑」、背面「上塩尻有志者一同　明治四十四年四月二十七日」

6/9 6:23

お寺に行こうと思ったら、(お隣に)まるで城跡のような石垣。

6/9 6:23

特に何の案内もありませんが。

6/9 6:27

虚空山東福寺。虚空蔵堂(奥ノ院は虚空蔵山山頂)の別當であった。その虚空蔵堂を求めて、

6/9 6:31

寺の墓地に向かう道を上ります。神社の建物が見えたので、ヤブ道を辿ると、

6/9 6:37

上塩尻神社がありました。なかなか立派な石燈籠は「安政六年歳己未七月」

6/9 6:37

手水鉢も「安政六暦己未孟秋」、ですが古さを感じさせません。

6/9 6:40

諏訪神社系の社みたいですね。

6/9 6:43

社殿の右手にもう一社、下ノ宮かな？この石段を上った所に、

6/9 6:45

案内板にある防人の歌碑があります。建立は江戸時代みたいです。

6/9 6:50

母地に戻って尾根筋を辿りました。＊この右手の沢筋に大沢コースがあり、その先に虚空蔵堂があったのですが、この時はまだ気づかず。

6/9 7:01

沢沿いのルートまでトラバースしようか、迷いましたが今回は尾根筋を辿ることにしました。

6/9 7:11

形の良い山繭がありました。

6/9 7:12

沢沿いから上がってくる巡視路に出ました。皆さんの足跡はこれだったのですね。

6/9 7:28

兎峰が見える展望地がありました。2週間前にあの岩峰に立ったばかりです。残念ながら今回は行きません。

6/9 7:36

岩場の縁をたどる巡視路。歩きやすくて助かります。

6/9 7:38

25号鉄塔。

6/9 7:40

何やら鉄塔とは関係なさそうな石積がありました。もしかして城跡？

6/9 7:41

シモツケ！礼！

6/9 7:42

やはり城跡でした。「ケムリの城跡」というみたい。鉄塔もこの郭に建っているようです。

6/9 7:43

ここを上ると石積の郭がありますが、草で今一つパッとしません。

6/9 7:45

逆に深い堀切はよくわかります。

6/9 7:47

さらにもう一つ。これは直接下れないので、左手から巻きました。

6/9 7:50

その堀切を横から。

6/9 7:51

切岸の振り返り。岩を削ってあるようです。

6/9 7:51

さらに攻め上がり(下り？)ます。

6/9 7:52

とってもワイルドな城攻めで楽しいです！

6/9 7:55

堀切の振り返り。

6/9 8:19

縦走路の岩峰にでました。岩井堂〜大林〜八頭〜冠着方面が開けています。

6/9 8:24

縦走路を虚空蔵山方面に向かうと土塁の先に平場がありました。

6/9 8:25

高津屋城跡とあります。

6/9 8:25

縄張り図

6/9 8:26

高湯屋山(924m)の山名板がありました。その先には

6/9 8:28

いくつか堀切がありました。

6/9 8:34

群生していました。

6/9 8:39

こちらの平場のピークも城跡のようです。

6/9 8:40

こちらにも高津屋城跡の案内板？土塁の上に御地蔵さん。

6/9 8:40

縄張り図

6/9 8:41

北尾根に郭が段築されているようです。

6/9 8:43

山名板は鳥小屋山

6/9 8:48

大沢コース分岐、本来はここを登ってくる予定でしたが、またの機会に。

6/9 8:54

こちら側からの虚空蔵は結構手強いです。

6/9 8:57

八頭〜冠着の稜線越しに聖山。遠景は蓮華〜爺ヶ岳・鹿島槍

6/9 9:06

虚空蔵山城主郭手前の大堀切。主郭は右、左は3・2・4郭への道。

6/9 9:08

虚空蔵堂奥ノ院の石祠

6/9 9:08

虚空蔵山城

6/9 9:08

山頂はもうチョイ先、2週間でずいぶん草が伸びましたね。

6/9 9:10

虚空蔵山山頂、お天気はイマイチですが眺望は最高！岩鼻と前泊した川の駅Pも良く見えます。夜は貸し切りでしたが、けっこう車があります。

6/9 9:13

ハープタイム

6/9 9:13

いつか縦走したい御嶽〜富士嶽〜独鈷山。

6/9 9:14

穂高、常念〜こんな天気からか逆によく確認できた御槍様

6/9 9:15

蓼科、八ッはガスっているようです。結果オーライかな。

6/9 9:34

まさに♪メロディーがピッタリのロケーション。気持ち良すぎてつい吹きすぎてしまいました(笑)

6/9 9:35

2週間前はまだ咲いていなかったイブキジャコウ、

6/9 9:36

エゾノカワラナデシコはまだ咲いていました。

6/9 9:37

「南條」1076.91 m三等三角点

6/9 9:40

「塩尻の上に虚空蔵堂あり別当東福寺、絶頂を奥の院といえども堂はなし」この一文が今回の山旅のきっかけです。

6/9 10:07

ケムリの山城の尾根から縦走路に出た所に戻りました。和合城跡方面へ向かいます・

6/9 10:19

峠。右はすぐに下に勝負平林道が来ています。左は「物見城跡へ10分」と案内があり、折角なので立ち寄ることにしました。

6/9 10:29

まじ10分かかりました(笑)、こちらでは15分とあります。縦走路に15分とあったら来てなかったかも。物見城跡の縄張り図。

6/9 10:30

堀切

6/9 10:31

2郭の切岸

6/9 10:32

2郭

6/9 10:33

もう一つ堀切があって、

6/9 10:34

1郭のようです。木々が無ければ見晴らしは抜群。この先にいい感じで尾根を下る道もありましたが、今回は縦走路に戻ります。

6/9 10:49

で縦走路の看板。「5分のマジック」がありましたが。まあ立ち寄って良かったです(笑)

6/9 10:52

6/9 10:53

ヌタ場。かなりの平場ですがこういう所はお城(砦)に向かないのかな？

6/9 11:02

ここにも例の案内地図がありました。和合城の縁にも「岩鼻」があるのですね。物見城の麓には飯綱神社があるようです。前泊した「川の駅」もありますね。

6/9 11:07

6/9 11:10

6/9 11:11

6/9 11:12

6/9 11:13

6/9 11:15

6/9 11:15

6/9 11:18

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6/9 11:28

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6/9 11:51

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6/9 12:09

6/9 12:11

6/9 12:18

6/9 12:28

6/9 12:33

6/9 12:46

6/9 12:52

6/9 12:54

5/25 13:13

6/9 14:09

6/9 14:13

6/9 14:19

6/9 14:45

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・修那羅山の翌日は「大天武」繋がりで北横岳に登ろうと思っていたのですが、地図を入れるのを忘れてしまいました。北横岳だけなら地図なしでも問題はありませんが、折角ならいろいろ周回したいので次の機会にしました。
・そこで代わりのお山を何処にするか？いろいろ思案した結果、5月下旬に兎峰を訪ねた際、虚空蔵山から太郎山の虚空蔵堂を繋げた際に、虚空蔵山の山中に虚空蔵堂(虚空蔵神社)があり、山頂はそちらの奥ノ院であることを知りました。で今回はこれを繋げて歩き、さらに太郎山から虚空蔵山に連なる尾根の西端(和合城跡)まで歩いてみることにしました。
・結果は東福寺周辺に虚空蔵堂及び大沢コースの案内が全然なく、下山後改めて虚空蔵堂を探すことになりました。お堂は大沢コースとケムリの城跡コースの分岐あたりにありました。もっと麓の方に案内板が欲しい所でした。
・虚空蔵巡りは順調には行きませんでしたが、その代わり想定外の「ケムリの城跡」に遭遇することができました。いわゆる村上連珠砦の一つですが、深めの堀切があり、ワイルドな城攻めを楽しむことができました。逆に期待していた和合城跡は草の繁茂が凄くて今一つはっきりわかりませんでした。ただ眺望はすばらしく村上氏の主城の葛尾城方面の眺めが良かった。
・午後は同じく虚空蔵信仰のある独鈷山に登ろうかとも思いましたが、お天気が今にも降り出しそうだったので止めにして、霊泉寺温泉でサッと汗を流し、久しぶりに早めに帰途につきました。