夕方から往く八王子名山!遠野谷戸山!!【エクストリーム晩飯前】
- GPS
- 01:09
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 249m
- 下り
- 249m
コースタイム
天候 | 快晴でほぼ無風。気温は高く、日中は28℃くらいまであがりました。なお、当日の日没(東京)は1857でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※境内には美山町西部集会所(コミュニティセンター)も設置されており、空きスペースは地元の方も使用するので、利用時には周囲に配慮をお願いします ※公共交通利用の場合は、高尾駅北口から西東京バス「美山町」行に乗車して二本杉バス停で下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆日枝大室神社〜林道糀谷山入線交点 神社から西に道路沿いに100mほど往くと、林道糀谷山入線への入口があるので、こちらに入ります。なお、入口手前20m程のところに、二本杉バス停(上り)があります、下りバス停は更に奥へ20mほどのところにあります。 林道は舗装され路面も特に問題ないですが、幅員が狭く、入口には幅員制限のゲートがあるため、自動車で進入する場合は注意が必要です。 道なりに進んでいくと、林道が最も高くなって尾根筋と交わるあたりに取り付き点 壁路で使用)、更に進んで切通のようになったポイントの電柱脇に取り付き点◆扮路で使用/川口丘陵全体を縦走する場合はここを通過)があります。 取り付き点,北椣はありませんが、カーブ先端にあるので分かりやすいです。 取り付き点△賄澱譴あり、電柱にロープがつけられ、その脇に赤テープがあります。林道糀谷山入線交点は取り付き点△鮖悗靴泙后 ◆林道糀谷山入線交点〜遠野谷戸山 林道から尾根にしっかり乗るまでは標高差にして30〜40m程度ですが、取り付き点´△匹舛蕕鬚箸辰討皀競譴拭△△襪い詫遒鼠佞堆積した滑りやすい急な直登で、トレースもやや不明瞭です。 ただし、尾根にしっかり乗ったあとは、トレースは比較的明瞭です。赤テープや立木へのマーキングなどは比較的豊富(特に前半)ですが、ルートの前半部分がトライアルパーク(オフロードバイクの練習コース)と重なっているようです。一部の道標はバイク用であったり、トレイル上にバイクのタイヤ痕などもあったので、通過するタイミングによっては注意が必要かも知れません(さすがに夕方の時間帯に走っている人はいませんでしたが・・・)。 ルート上に危険なところはありませんが、尾根筋のアップダウンは結構激しく、落差10〜20m程度のアップダウンを幾度か繰り返しながら高度を上げていきます。しかもトレイルはザレた急斜面の直登が多いので、スリップによる転倒などには注意が必要です。 なお、あちこちに林業関係者が使う作業道と、オフロードバイクのコースと思われる分岐やトレース、轍が多くつけられており、方向確認はしっかりやらないと、ロストの可能性があります。 標高350mを過ぎた辺りから急登となりますが、登り切ると少し落ち着くので、そのまま200mほど進むと遠野谷戸山となります。頂上には山名標がありますが、展望などは特にありません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ(長袖)(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
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感想
TOKYO八王子名山で最後に残った遠野谷戸山に往くにあたって、今熊山を経由して川口丘陵(遠野谷戸山がある稜線)を縦走しながら通過するプラン(半日〜終日)、美山町からピストンするプラン(短時間)の2案を検討していましたが、TOKYO八王子名山の先達完登者のhamburgさんから頂いた情報やアドバイス、他の方のレコなどから以下のことが分かりました。
・遠野谷戸山の今熊山寄りの稜線で採石場の敷地内を通過する(不法侵入などで咎められるかも知れない)
・糀谷山入林道の近くの山中にトライアルパークがあり、トレイルとも一部交差している可能性がある(バイクと鉢合わせするかも知れない)
・展望はなくアップダウンも結構ある修行の山(あまり楽しくないかも・・・)
また、週末の天気予報もあまり良くない一方で、週央は天気が良い予報であることなども勘案、夕方に時間を捻出して短期決戦で往ってくることにしました。比較的短かいコースながら、想定通りアップダウンがあって歯応えもありましたが、無事に完登。一応、地元民としての責務(?)は全うしました。
ただ、この山で1つ解せないことが。遠野谷戸山のピーク表示(山名標)は404m水準点に置かれていますが、この稜線ではそこから200mほど東にあるポイントの方が明らかに高いです(地図の等高線表示、体感とも)。普通、ピークはその周辺で最も高い部分に名称をつけると思うので、普通に考えれば現在のピーク表示は水準点の位置に引き摺られているだけで、本来はこちらのポイントを遠野谷戸山のピークとするべきような気がします。
あと、hamburgさんもTOKYO八王子名山の選者はこれらの山を市民が登ることを想定しないで選定したのではないかとレコの感想に書かれていましたが、alchemyも同様の印象を持ちました。選定理由を見ると、登って楽しい山や現地に何か見所(展望や草花、旧跡や仏閣など)がある山だけでなく、特に見所はないけれど里から見上げると稜線の形が立派だったり特徴的に見える山や、地誌や伝承、歴史などで何らかの言及がされている山も結構選ばれているので、どちらかというと『八王子山岳風土記』を作りたかったのではないかという気がします・・・このため、一部、普通のハイカーが登山することを想定していない(準)バリルートでしか往けない山なども入っていて、ちょっと玄人(いやマニアか?)や好事家好みの修行の山リストっぽくなってしまったのが残念でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私達の記録を参考にして頂いたようで光栄です。
八王子名山HPには、「選定後には八王子名山を紹介し多くの方々に感心を持って足を運んでいただく」と書いてあります。「全然違うじゃないか!」と声を大きくして言いたいです。隠れ名山も歩いていますが、同様です。
なにかちぐはぐな気がしてなりません。
hamburg
おかげさまで、無事完登することができました。ありがとうございました。
ご認識の通り、TOKYO八王子名山の顔ぶれには、一部になんでこの山?というような、一般的ではないメンツが入っているので、結果的に一般の方にもガチ山勢にも中途半端感のある、誰得?なリストになってしまった気もします。
わざわざ隠れ名山のリストまで作ったのであれば、TOKYO八王子名山は一般のハイカーが楽しめる、ある意味観光振興にも寄与するようなメンツで固め、玄人やマニア好みの山、歴史や風土、地形的に云われのあって地元の歴史に残したい山など、一般の方とは別の需要がありそうなメンツは、隠れ名山の方にリストアップした方が、ターゲット層がより明確化して、より意義深いものなったのではないかという気がしますね。
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