ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6925788
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

久斗山二等三角点往復

2024年06月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:21
距離
5.2km
登り
644m
下り
645m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
0:28
合計
3:21
8:24
10
スタート地点
9:50
9:51
20
10:11
10:35
14
10:49
10:50
47
11:45
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口下の高速道路トンネル手前の路肩スペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
支尾根の分岐に注意すれば道型は明瞭に追える。
その他周辺情報 餘部に宿数軒。道の駅まで1.5km。
2024年06月15日 08:26撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 8:26
2024年06月15日 08:28撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 8:28
2024年06月15日 08:30撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 8:30
入口。
2024年06月15日 08:34撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 8:34
入口。
この小屋が登山口の地点を知らせる。
2024年06月15日 08:34撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 8:34
この小屋が登山口の地点を知らせる。
ホオノキを見上げると空の青さが一際引き立つ。
2024年06月15日 08:41撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 8:41
ホオノキを見上げると空の青さが一際引き立つ。
2024年06月15日 09:20撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:20
2024年06月15日 09:43撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:43
2024年06月15日 09:49撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:49
2024年06月15日 09:56撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:56
2024年06月15日 09:56撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:56
2024年06月15日 09:57撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 9:57
余部鉄橋の爆写に余念のないkinuasa
2024年06月15日 09:59撮影 by  iPhone 14, Apple
1
6/15 9:59
余部鉄橋の爆写に余念のないkinuasa
余部鉄橋が見える。
2024年06月15日 09:59撮影 by  iPhone 15, Apple
3
6/15 9:59
余部鉄橋が見える。
2024年06月15日 10:01撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/15 10:01
アリドオシ
2024年06月15日 10:07撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 10:07
アリドオシ
2024年06月15日 10:08撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 10:08
2024年06月15日 10:10撮影 by  iPhone 15, Apple
2
6/15 10:10
2024年06月15日 10:12撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 10:12
2024年06月15日 10:12撮影 by  iPhone 14, Apple
3
6/15 10:12
2024年06月15日 10:13撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 10:13
2024年06月15日 10:37撮影 by  iPhone 14, Apple
2
6/15 10:37

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

ここのところ、お花見登山と『ふるさと兵庫100山』巡りを交互に繰り返していて、先週は宿泊支援目当てで下北山村の大台ケ原という変則的山行となった。ここで再び『ふるさと兵庫』というところ、未踏の山はみな但馬にある。遠いのでできれば一度に2座を踏みたいところだが、山行に要する時間・パワーを考えると結構厳しい。お互いに近い位置にある山のペアとしては、北東部の高竜寺ヶ岳と法沢山のセット、北西部の久斗山・三成山のセットとなり、残る朝来山だけはかなり手前に位置して別扱いとなるだろう。二つのセットのうち、ローカル兵庫的には比較的知られているのが久斗山である。ただし、『ふるさと兵庫』の中では骨のある部類とされているらしい。そこで、久斗山・三成山のセットを想定してみる。これを実現するにはそれぞれの山の登り方を一番楽で短時間に設定しないとモーダメ、になりかねない。久斗山の名は、西寄りの二等三角点峰、中央のピーク、西の蓮台山を丸ごと指しているらしいが、『ふるさと兵庫』リストではどうやら二等三角点峰=久斗山と定義されていると思われるので、とりあえずは二等三角点に行くことを考えればいいだろう。ここが実は大切で、もともとこの種のことに興味がないasakinuは、山頂横をすり抜けてバイパスすることが得意で、日本100名山ですら、かなりの数のピークを「みすみすそこまで行っていながら・・・」逸してきている。黒部源流に降りることが目的だったので何度となく横をすり抜けて通った鷲羽岳しかり、米子沢を遡行してピークに寄らず下山した巻機山・牛ヶ岳しかり・・・とにかく、今回はリスト達成が目的。ヤマレコのリストでしっかり確認しておいたのだ。
 今年はまだ梅雨入りしておらず、好天が続いているのはいいが、ここ二三日、それまでの低温傾向から真夏日へと変わってきている。これは暑いぞー。だが、久斗山は木が茂っているからなんとかなるかも。いろいろ考えながら、長い長い北近畿道を終点まで北上する。幸い道は空いていて、疎ましい70キロ規制もさして気にならずにひたすら車を走らせる。距離はあっても有料区間は遠阪トンネルのみ、そこはうれしい。この道の現状の終点である但馬空港インターから下道を西へと進む。山の上に忽然と現れる但馬空港を横に見て西へ西へと進み、数週間前にコウノトリを目撃した田んぼを通過。ようやく近畿山陰道に起点にから乗る。余部ICで降りたら登山口は高速下。車を降りると眼前には真っ青な空を背景に久斗山の大きな山容が広がった。
高速をくぐって僅かに林道を登ると、左手の薄暗い谷のたもとに小さなプレートがあり、登山道の入口を告げている。その横には古い石柱が立つ。林道の行く手しか見ていないと容易に見落とす標識である。林道右わきに壊れそうな道具小屋?があったら、その左手に注意を払うことだ。そこが登り口である。
とりつきは太い綱の下がった小尾根末端で、鹿よけ柵に沿って乾いて荒れた雰囲気の急登である。雑木の中を登るうち、西側がヒノキ植林となる。眺望はない。下生えもろくにない林の中を登っていくと、突然左奥に獣の気配。重量級のシカが一頭、走り去っていった。そういえば、母シカの鳴き声があたりに響いている。
ここまで出かけてきて何のことはない、”裏の里山”か、と思っていると、次第に温帯広葉樹林へと周囲は移行している。一段上の尾根に乗ると右に登山道は曲がって稜線上を行くことになる。この辺り、稜線が幅広で藪がないため、下りではまっすぐに稜線を下ってしまう危険がある。テープマーキングが付けられているが、kinuasaが念のため露岩の上に枯れ木を積んで目印にしておく。軽い登りに入るあたりからブナの喬木が上空を支配し、その下にはシャクナゲが目立ってくる。そろそろ主稜線という雰囲気がして到達した山頂には濃於美山の標識がある。眺望は相変わらず皆無だ。ここで道は西に向かう。ほとんど落差なく鞍部に達すると、目前に久斗山二等三角点の痩せた尾根が、山羊の背のようにせり上がり、ブナの喬木が林立してそれを覆っている。少し登ったところで右手に海側の視界が僅かに開ける。林に開いた窓のような眺望点なのだが、ここから余部鉄橋を眺めることができる。この一点限りの眺めである。ここから二等三角点まで、特に危険な要素はないものの、足を滑らせればお陀仏なので慎重に行動する。クマの糞をまたいで登っていくと、三角点峰の山頂に出る。ブナに覆われて眺望はないものの、落ち着きのある静かな山頂で昼食とする。登ってくる間は、直射日光は遮られていても汗がしたたり落ちる夏の山であったが、この山頂で涼風を受けながら休んでいると少々ひんやりするほどで心地よい。
上りの途中でkinuasaは躓いて転倒し、腱板断裂でリハビリ治療中の右肩を直撃してしまったという。少し良くなったと言っていた矢先で不安がよぎる。一層慎重に下りをこなす必要ありだ。このコースはアップダウンがほとんどなく、行きはもっぱら登り、帰りはほぼ下り一辺倒となる。無駄がない。来た道を忠実に引き返す。注意点は山頂直下の痩せ尾根と、支尾根に入る地点の見極めである。淡々と下山し、午前中のうちに車に戻った。時間的には三成山も十分可能な線だ。久斗山二等三角点の往復で大分疲れたが、三成山も林道跡を利用して省エネすれば何とかなるだろう。ということで、新温泉町の三成山へと向かうこととする。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:33人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら