小又山 神室連峰最高峰に登る

2024年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,216m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:40

6:39 林道路肩
6:49 6:49 西ノ又沢登山口
9:00 9:01 越途
10:04 10:55 小又山
11:43 11:44 越途
13:14 13:14 西ノ又沢登山口
13:19 林道路肩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道最奥？の登山口付近の路肩に車を駐めました。その手前500mくらいの場所にも駐車スペースがあります。トイレ・登山届けポストなどはありません。基本的にフラットな林道ですが水切りの溝が深い場所があります。低床車では底突き注意。

コース状況／危険箇所等

危険な場所はとくにありませんが、とにかく急登が続きます。

その他周辺情報

下山後に最上町ウェルネスプラザで立ち寄り湯しました。310円。
病院や老健施設と一緒になっている施設なので娯楽色はありません。しかしこの価格で源泉かけ流しのお湯に浸かれる施設は貴重ではないでしょうか。

写真

林道脇の広くなったところに車を駐めてスタート。

林道は川にぶつかって唐突に終わり、登山口は対岸へ渡るようにと指示がある。

渡渉点。水量によっては渡るの難しそう。

無事に渡れました。で、登山口がこちら。
ツ「では、スタート！」

森の中の登山道はきれいに整備されている。今さっき刈払されたようだな…と思っていたら、まさに前方で刈払作業真っ最中であった。ありがとうございます。

すぐに急登が始まる。

とにかく急登。
最初から汗だくだく。

時々、窓のように視界がひらける場所があるが、先の長さを再確認させられるだけだったりする（笑

時に這いつくばりながら、時に補助ロープの助けを借りながら登る。

1111ピークでようやく尾根に乗る。ここまで2.5kmの間に700m強標高を上げてきた。

1111ピークは一方向が刈払われ景色を楽しむことができる。あれは船形山だろうか？

1111から越途までの間は比較的傾斜の緩い尾根歩きになる。ブナの新緑が気持ちいい。…が、新鮮なものも含めて熊の糞がいくつも落ちていた。

間もなく越途。ここで大又登山口からの道と合流となる。

越途から進行方向を西向きに変え、一旦下る。
ツ「下らなくていいっぺ…」
茶「せっかく稼いだ標高が…」

雪の影響か登山道上に横から張り出した木が多く歩きにくい場所が多々ある。

小又山が見えてきた！

見えてからが長い！
ツ「あるあるだっぺ」

今度こそ山頂まぢか！

神室連峰の山々も見えてきた。

草付きの急登が最後の試練。

よっしゃ！　小又山登ったどー！
これで、東北百名山踏破まであと4座！

三角点タッチ！

神室連峰南部方向と肉眼だと見える月山。

栗駒・虎毛・須金あたりが見えているらしい。
地元の人に教えてもらったが、どれがどれだかはもう忘れてしまった…。

登ってきた尾根。
帰りも同じ道。

分岐は間違えないように！

すっかりキレイに刈払が終わってました。感謝しかない。

無事下山。
ツ「お疲れさまでした！」

感想

ちゃってぃ

山形プチ遠征ということで神室連峰のピークをいくつか登ってきました。本当なら縦走できればいいんでしょうけど、我らの足と体力ではちょっと厳しいので著名なピークを狙って麓からのピストンとしました。
一日目は小又山。なんだか地味な山名ですが神室連峰最高峰です。
西ノ又沢登山口からのコースはとにかく急登続きの厳しいコースでした。整備はいきとどいているし明瞭なコースなので危険はないですが、とにかく体力勝負の道のりです。
登山開始後すぐに登山道の整備をしている方々と出会いました。刈払の最中で、刈払後と刈払前の登山道の違いをその場で体験することができました。いやいや、刈払の有る無しで歩きやすさは全然違いますね。改めて登山道整備をしてくださっている全国の皆様へ感謝申し上げます。
厳しい登りを終え、山頂に立つとご褒美タイム。360度の大パノラマが広がります。月山や鳥海山はもとより栗駒周辺の山々、舟形山、蔵王など名だたる山々が一望のもとに。足元の神室連峰はみちのくアルプスと言われるだけあって、標高のわりに迫力のある景色を展開していました。山頂に居た方が、南アルプスの雰囲気に似ていると言っていましたが、なるほどそうかもしれません。
小又山を踏破することができたので、東北百名山完登まで残り3座（旧版も含めると4座）となりました。なんとか今年中に達成したいものです。がんばろう！