燧ヶ岳・尾瀬ヶ原【76.2】至仏山はおあずけ。

2024年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 13:58
• 距離: 44.3km
• 登り: 2,127m
• 下り: 2,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 14:00

3:00 スタート地点
3:19 3:21 十二曲り
3:33 3:33 田代原
3:45 3:46 馬洗渕
3:58 3:58 元休憩所
4:17 4:17 アヤメ平下
4:31 4:35 冨士見小屋跡
4:42 4:42 富士見田代(尾瀬原分岐)
4:55 4:55 アヤメ平
5:04 5:04 中原山
5:20 5:20 横田代
5:29 5:30 中ノ原
6:00 6:09 鳩待山荘
6:10 6:14 鳩待峠
6:15 6:15 鳩待山荘
6:54 6:58 至仏山荘
7:00 7:03 山ノ鼻
7:21 7:21 山ノ鼻
7:46 7:46 上ノ大堀川橋
7:54 7:54 牛首分岐
8:03 8:03 下ノ大堀川橋
8:07 8:07 尾瀬ヶ原
8:18 8:18 竜宮十字路
8:41 8:41 弥四郎小屋
8:44 8:45 燧小屋
8:56 8:56 見晴新道分岐
10:53 10:59 温泉小屋道・見晴新道 分岐
11:07 11:38 燧ヶ岳
11:59 11:59 温泉小屋道・見晴新道 分岐
13:22 13:22 見晴新道分岐
13:31 13:32 原の小屋
13:44 13:46 燧小屋
14:38 14:38 昼場
15:38 15:38 富士見峠
15:42 15:42 冨士見小屋跡
15:54 15:54 アヤメ平下
16:10 16:10 元休憩所
16:22 16:22 馬洗渕
16:33 16:33 田代原
16:44 16:45 十二曲り
17:00 ゴール地点

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士見下のゲート前駐車場を利用。8台くらい停められそう。少し下にも、さらに広い駐車スペースがあり、こちらにはトイレもあります（利用できるかは不明）。

コース状況／危険箇所等

【富士見下ゲート〜富士見峠】
なんの特徴もない林道。途中に水場あり。

【富士見峠〜鳩待峠】
ほぼ全面、木道が整備されていますが、部分的にかなり傷んでいるところが多発しているので、板の跳ね上がりなどに注意です。

【鳩待峠〜山の鼻〜見晴】
こちらも全面、木道が敷かれています。安全に歩くことができますが、人が多いです。

【見晴〜燧ケ岳】
ぬかるみが多いです。ジャマな木などもあり歩きにくいです。5合目からは傾斜が急になって、岩が増えていきます。一般登山道としてはちょっと難易度高めかも。

【見晴〜富士見峠】
歩く人は少なそうですが、道はハッキリしています。橋の無い沢を渡る箇所がいくつかあったので、雨の日などは印象変わるかもです。

写真

6/15 3:01

尾瀬といえば富士見下からのスタートですよね（←？）。移動5時間、仮眠2時間はちょっと心配ですが、無理せず歩きたいと思います。

6/15 4:02

4時にしてこの明るさです（1時間歩いてまだ林道）。

6/15 4:16

お天気の様子を見て行き先を決めましたが、予報通りの好天になるかな？

6/15 4:32

90分ほどかけて、ようやく富士見峠です。トイレは利用不可でした。

6/15 4:37

まずはお初の、鳩待峠を目指します。

6/15 4:40

いい感じ。

6/15 4:42

逆さ燧ケ岳にはならなかったけど…まさに鏡のような水面でした。

6/15 4:45

日の出ゲット。早い！

6/15 4:46

この尾根が尾瀬をぐるりと囲んでいるのですね。

6/15 4:52

6/15 4:54

6/15 4:56

池沼の向こうに見えるのが至仏山かな？

6/15 4:58

10℃ほどあるようだけど、風が強めで寒いです。ワタスゲがじっとしていてくれなくて、ピンボケ。

6/15 5:13

木道がだいぶ傷んでいます。慌てずに歩けば大丈夫ですが、気を付けて。

6/15 5:18

6/15 5:25

ミズバショウは終わりかけかな？小規模な群生地がありましたよ。

6/15 6:01

すれ違う人が増えてきたなと思っていたら、間もなく鳩待峠となりました。人がいっぱい！！何時からバス出てるのかしら。

6/15 6:13

至仏山への登山道は、植生保護のために21日まで通行禁止…なんてこったい…。おまけに至仏山〜尾瀬のルートは、登り専用で下れない…予定変更を余儀なくされました（←下調べ不足）。

6/15 6:14

仕方がないので、とりあえず尾瀬ヶ原へ向かいましょう。

6/15 6:46

人が多くて、自分のペースで歩くのが難しいですが、木道が2列になっているので適宜利用させてもらいます。

6/15 6:52

6/15 6:55

尾瀬山の鼻ビジターセンター。この周辺も大いに賑わっていました。

6/15 6:55

クマさん。普通に木道を歩いていたりするのですね…。

6/15 7:03

至仏山をパスしたので時間に余裕あり。研究見本園を回っていきます。

6/15 7:05

6/15 7:05

6/15 7:06

6/15 7:07

ここから見ると、至仏山への道はそれほど厳しい傾斜には見えないですけどね。いつか登ってみよう。

6/15 7:09

6/15 7:11

6/15 7:15

6/15 7:23

さて、では改めて見晴を目指します。

6/15 7:31

6/15 7:32

6/15 7:33

6/15 7:35

日差しはまだ弱いけど、ちょっと気温が上がってきてます。暑くなりそうです。

6/15 7:35

ワタスゲが夜空の星のように散らばっておりました。

6/15 7:35

正面は燧ケ岳か…寄り道していけそうかな？

6/15 7:40

地味に食虫植物が入っております。普通の植物も多く育っているので、そんなに低栄養な土地のようにも感じないけど、それぞれにイロイロご都合があるのでしょうね。

6/15 8:20

竜宮小屋を通過。前回はここから富士見峠に戻るルートでした。

6/15 8:34

見晴、燧ケ岳が近づいてきました。燧ケ岳への往復に5時間かかったとして、なんとか明るいうちに富士見峠に戻ることができそうなので、急遽ですが立ち寄っていくことにします。

6/15 8:40

見晴の裏手にはキレイで大きな公衆トイレ（有料）があって使いやすいです。

6/15 8:52

少し尾瀬沼方面に歩いていくと…

6/15 8:57

燧ケ岳の登山口（見晴新道分岐）。ぬかるみが酷いことで有名のようです（ゴクリ…）。

6/15 8:58

歩きにくさはあるものの、道迷いの心配はあまりなさそう。お天気のおかげか、ぬかるみもそこまで酷くはありませんでした。

6/15 9:40

〇合目、というプレートが設置されていましたが、見ない方がよかった…。スタートから7時間近くの身には、ナカナカにしんどい道です。

6/15 9:59

5合目を超えると傾斜が厳しくなってきます。階段も出てきました。

6/15 10:13

岩の段差なんかも大きくなってきますが…

6/15 10:22

スリップ注意なぬかるみ箇所もまだまだあるので、気を遣います。

6/15 10:36

本日の頭ゴッツン。頭というか、顔に当たってしまい、メガネが歪んでしまいました…痛かった…。

6/15 10:37

背の高い木が減ってきて、藪がうるさくなってきました。山頂は近いかな？

6/15 10:46

おぉぉ〜♪2000mちょっとの高度でこの景色か〜（地元の櫛形山だったらまだまだ森の中）。

6/15 10:47

振り返ると、尾瀬ヶ原がよく見えました。山々にグルリと囲まれた場所であることが分かります。

6/15 10:47

この前登った、谷川岳のあたりも見えているかしら？

6/15 10:49

6/15 10:56

ハイマツのあたりは、アルプスの稜線手前と変わらない雰囲気ですね。

6/15 11:07

燧ケ岳の山頂に到着。疲れた〜。

6/15 11:09

お隣に俎�瑤�よく見えますが、あそこまで行く元気は無いので今回はパスします。

6/15 11:09

尾瀬沼。まだ一周できていないので、そちらもいつか歩きたいです。

6/15 11:09

少々風がありますが、日差しも強いです。ここで食事休憩にしました。

6/15 11:10

いい景色ですね〜。

6/15 11:38

さて、では尾瀬ヶ原に戻ります。気を付けて下らないとです。

6/15 11:41

まだ雪が残っているのですね〜。

6/15 12:45

6/15 13:05

美味しそうです。

6/15 13:21

登りではかなり険しい印象を持ちましたが、下りの方が何とかなりました。

6/15 13:30

見晴は、まさに山小屋銀座といった感じですね。メニューを見たら、レストランのようなオシャレな雰囲気でした。

6/15 13:34

富士見峠へ戻る前に、一休み。スポドリ2リットルを飲みきってしまっているので、新たに1リットル作っておきます。まだまだ暑いですからね。

6/15 13:46

テン場にはテントがたくさん張られていました。登山道なのか不安になりましたが、テントの間を縫うように木道を進みます。

6/15 13:48

尾瀬の中にこんなに静かな場所があったのか、という雰囲気です。

6/15 13:51

小さな沢が何ヵ所か。

6/15 13:58

大きな川には、しっかりした橋が架けられていました。

6/15 13:59

橋の上は涼しい♪

6/15 14:07

6/15 14:11

静かすぎて、クマさんに遭わないか心配になります。熊鈴が頼りです。

6/15 14:20

少々荒れたところもあったけど、整備はされているようですね。

6/15 14:28

徐々に傾斜が出始めました。厳しいところはありません。

6/15 14:36

地図上で【昼場】とある場所。何もないです。

6/15 14:38

やはり沢がいくつか。雨の日などは大変かもしれませんね。

6/15 15:20

燧ケ岳が見えました。キツかったなぁ。

6/15 15:37

富士見峠に戻ってきました。

6/15 15:38

ちょびっとだけ林道を進んで…

6/15 15:40

峠に合流〜。ここからは林道歩きなので、暗くなっても何とかなるかと思っていましたが、わりと明るいうちにつくことができました。

6/15 15:46

6/15 15:47

どうして復路の林道歩きはこんなに長く感じるのだろうか…。

6/15 16:11

途中に水場がありました。このポイントでの利用価値がどのくらいあるか微妙ですが。

6/15 16:58

往路よりはほんの少し早く、林道終了〜。

6/15 16:59

出発時は3台ほどでしたが、増えてました。ここから歩く奇特な人は他にもいるのですね〜（苦笑）。
今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ チェーンスパイク 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。出発する時の忘れ物1位はシェラカップの pumi3 です。コップが無いとお茶をするのも不便ですね…。

梅雨が近づいているからなのか、お天気がサッパリしません。近くのお山も歩けそうではありますが、雲が多そうでイマイチな感じ。遠くを見るとお天気良さそうな場所もあったので、前に歩きそびれた至仏山を計画しました。
が、しかし…記録にあるように、この時期は植生保護のために入山ができず（どうりで記録が少なかったわけだ…）、しかも下山に利用しようとしていたルートは登り専用とのことで、事前の情報収集がほとんどできておりませんでした。

というわけで至仏山は登ることができなかったのですが、その分時間が余ったので、同じく日本百名山・燧ヶ岳に立ち寄ってきました。思っていたよりもハードな道のりにヘロヘロになりましたが、尾瀬を上から眺めることのできるあの場所は、さすが百名山といった感じでした。

当たり前と言えば当たり前ですが、北上すると森林限界は下がってくるのですね。この標高で森林限界を迎えるのは、谷川岳の時もですが、ちょっとした驚きです。きがるにあの景色まで登ることができるのは、ちょっと羨ましい感じもします。

至仏山には、いつ登れるかなぁ。尾瀬沼のあたりに歩いていない部分があるので、そこもセットにできるといいけど…ちょっと距離が離れすぎて厳しいかな。

コメント

Snufkin

pumiさん、こんにちは😊

ご自宅からも遠い尾瀬、長い林道歩きも考えるとガッカリするところですが、燧ヶ岳に予定変更するところがさすがですね✨
しかし、燧ヶ岳、なかなか厳しいお山ですよね。道も私の中では超悪路の部類に入っています💦
もしかしたらキツくて再訪したくない山ランキングに入ってしまっているかもです(笑)

至仏開山って例年7/1だった気がするのですが？
以前6月末に計画して、危なかった〜😅って経験があります😅
もし来週も行ってしまうとアレなので、行かれる場合は調査してみてくださいね。
（遠すぎてそうそう行けないと思いますが…）

尾瀬はいつ行ってもいい景色を見せてくれますね♡
私の憩いの地です🥰

pumi3

Snufkinさん　コメントありがとうございます(^^)

実は計画段階で、神がかり的に体調が良くてとんでもなくハイペースで歩けた場合には、至仏山と燧ケ岳をセットでクリアできるかな、と、所要時間など調べてあったのです。至仏山を優先にしておいたのですが、いやぁ、2座同日はどちらにしても無理でしたね(苦笑)。

至仏山登山口に貼られていた紙によると、今年の入山規制は〜6月21日までとなっているようです。あと一週間遅ければ…と思わなかったといえば噓になりますが、この辺は山のことですので、実際に解除になったことを確認してからでないと、ちょっと怖いですね。

遠く、遠くの尾瀬ですが、Snufkinさんのおっしゃるように、いつ行っても素敵な景色に出会えそうな場所ですね。正直、すぐに再訪したいとは思えませんが（苦笑）、いつかまた行ってみたいと思います（その時も富士見下がスタートです！！）。

hiromi121

おはようございます
今回も良きですね。私なんか、写真撮ってると見惚れてしまってます。😁

pumi3

hiromi121さん　コメントありがとうございます(^^)
お天気にも恵まれて、よい山行となりました。ただ、やっぱり私は、人の少ない山のほうが落ち着くかな〜（苦笑）。
hiromi121さんのように、お花に詳しくはなくて、ただ「キレイだな〜」くらいなのですが、出会いは嬉しくなります(*^_^*)。