尾瀬;裏燧林道〜見晴〜富士見峠・鳩待峠〜尾瀬ヶ原
- GPS
- 11:53
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
見晴〜富士見峠;しっかりした道です 勾配も緩く歩きやすいです なお、昼場までは泥濘があるので、ゲイターがあった方がいいと思います 富士見峠〜鳩待峠;横田代まではしっかりした木道で歩きやすいですが、そこから先は泥濘があったりして、少し気を使いました |
写真
装備
個人装備 |
ザック(Exped_Lightning45L)
靴(スカルパ)
サブザック(モンベル_バーサライトパック20L)
キャップ
長袖シャツ(冬用)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下
雨具
グローブ
ストック
タオル
飲料(アクエリアス900mm/折り畳み水筒1.5L)
行動食(薄皮パン/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ_リフィル)
朝•夕食(尾西×2/金のビーフシチュー)
酒とつまみ(焼酎350mm/ビール350mm/鮭とば)
チタンカップ(600mm&350mm)
バ-ナー
OD缶
スタンドコジー
箸•スプーン
着替え(メリノウール長袖/モンベル_EXライトサーマラップパーカ/ダウンジャケット•パンツ/山と道パンツ/肌着(冬用)/パンツ/靴下/ネックウォーマー)
テント(Zerogram_CHALTEN ZEROBONE2.5P)
シユラフ(Cumulus_AERIAL330)
スリーピングマット(NatreHike)
枕
サンダル
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO7
モバイルバッテリー17500Ah
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
|
---|---|
備考 | 朝方に−3°くらいまで気温が下り、足元が冷えて目が覚めました ダウンソックスを持って行けばよかったです |
感想
ここ数年、この時期に訪れている晩秋の尾瀬
どこまでも続く静寂な雰囲気と容赦ない寒暖差など自然の厳しさが、開放的な尾瀬の雰囲気と相まって、普段の生活では感じ得ない様々な思いを感じさせてくれます
自分の中では、通常の登山とは違う、大袈裟に言えば巡礼のような気持ちで、尾瀬に向かっている気がします
今回は、燧ヶ岳や尾瀬沼には行かずに、ゆっくり尾瀬ヶ原を回ってみることにしました
登山口となる御池へは、車で4時間ほどですが、泊りのため、緩めの朝4時に自宅を出発
途中、檜枝岐から七入付近の紅葉が見頃を迎え、とてもきれいでした
沼山峠へのシャトルバス運行も終了し、無料開放となった御池駐車場ですが、それなりの台数が停まっています
8時半に登山開始 燧ヶ岳への分岐を過ぎ、20分ほど歩くと上田代到着
天気は、曇り空で燧ヶ岳の山頂も見えないような状況ですが、草紅葉が見事
午後から晴れてくるという予報を期待して、先へ
前日の雨の影響か足元は泥濘気味 木道もよく滑るので、チェーンスパイク装着
2時間ほどで樹林帯を抜け、尾瀬ヶ原の北東部、温泉小屋のある赤田代に出ました
夏であれば様々な植物が、色とりどりの花を咲かせる大湿原も、この時期は薄茶色一色
1年前も感じた気持ちを思い起こしながら、湿原の中を進んでいきます 空はすっかり晴れて、至仏山がきれいに見えていました
11時前に見晴到着 置いてけぼりにされたのか猫が一匹いました(越冬はどうするのか 軒下にいたとしても難しいかもしれません)
早速、テントを設営し、昼食 鳩待峠からの登山者なのか、外国人の団体も含め、何人か見かけました
テントに荷物をデポして、アヤメ平をメインとした稜線に向かいます
富士見峠までは、落ち葉で隠れた泥濘のトラップがあるものの、慎重に進めば、勾配も緩く快適
2時間かからずに富士見平に到着しました
木道は東京電力によって、きれいに整備され、滑り止めにゴムまで敷かれています
どことなく御池とは違う雰囲気 やはり関東側の登山口です
アヤメ平に向かうに連れ、展望がどんどん良くなっていく 左手に、日光白根山 南側には武尊山の山容をはっきり捉えることができました
14時過ぎにアヤメ平到着 池塘越しに至仏山や平ヶ岳、景鶴山、燧ヶ岳など360度きれいに見渡すことができました
ゆっくり眺めを堪能したかったのですが、時間も迫っていたのと風が強いので、先へ
ここからは至仏山に向かって下り基調の道を進んでいきます
横田代の湿原を抜けると木道はかなり荒れて、泥濘の道 今日はこの類の道によく出会う
まぁ慎重に 15時過ぎに無事に鳩待峠に抜けることができました
ここはそれなりの人 まだシャトルバスが運行していたのかもしれません
2つの峠を巡って、尾瀬ヶ原に戻ります
湿原に戻ったのは16時前 早くも日が沈みかけてきています
進む方向に燧ヶ岳 モルゲンで赤く染まる山容を見ながら、歩くのは気持ちよかった
気温はどんどん下がってきています この寒暖差が、紅葉を生むのだと思えば、辛くない
夏は多くの人で賑わう尾瀬ヶ原ですが、今日は独り占め この感じは、実際にここに身を置いてみないと分からないと思います
17時過ぎ 日暮れとともにテントに帰着 結局、この日は30kmほど歩きました
翌朝、5時半過ぎに起床 夜中、放射冷却もあってかなり冷えたのかテントは霜でバリバリ
去年も霜が降りたけど、今年の方が多かった
湿原は化粧をまぶしたように白くなっていて、幻想的
朝日が至仏山を照らしています
朝食を取って、テント撤収 霜を払うのに、30分以上かかりました
霜まで背負って、水びだしで歩きたくないので、そこは丁寧に処置
8時過ぎに、見晴出発 気温はみるみる上がって、白かった湿原も茶色に戻っていました
前日来た道を戻って、11時前に無事、御池口に到着
天候に恵まれ、今年も晩秋の尾瀬を堪能することができました
来年もきっと訪れると思います
いいねした人