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Yamareco

記録ID: 693413
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳

2015年08月07日(金) ~ 2015年08月08日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
08:29
距離
44.1km
登り
3,630m
下り
3,622m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:40
合計
5:00
6:00
40
上高地B/T
6:40
40
明神館
7:20
7:30
30
徳沢園
8:00
8:10
50
横尾山荘
9:00
9:10
80
本谷橋
10:30
10:40
20
涸沢
11:00
涸沢小屋
2日目
山行
7:40
休憩
2:00
合計
9:40
4:30
50
涸沢小屋
5:20
80
最初の鎖場
6:40
10
北穂分岐
6:50
7:00
0
北穂高岳山頂
7:00
7:20
120
北穂高小屋
9:20
10:00
80
涸沢小屋
11:20
11:40
30
本谷橋
12:10
12:20
20
横尾山荘
12:40
12:50
40
徳沢園
13:30
13:40
30
明神館
14:10
 先月スタミナ切れで断念した北穂高岳。
北ア山域で唯一取りこぼした3000m峰だけあって
この夏中には登りたいと、当初予定していた
剱岳を変更してのリトライとなりました。

 今回は前回の反省から機動性重視に変更し、
テント泊から小屋泊に変えて、上高地から横尾山荘までの
移動時間短縮と疲労低減を狙って余分な荷物ではあったが
スニーカーを持ってのチャレンジ。
これが予想以上に好結果を生み、目論見通りに
時間の短縮と疲労の低減に絶大な効果がありました。
 ザックからシューズケース(袋)がぶ〜らぶ〜らと
見た目は悪いですが、そんなことはお構いなしに
上高地⇔本谷橋間をスタスタ(本当にこんな感じ)と
軽快に歩けました。

 涸沢小屋では小屋の売店のところの流し台で水が
汲むことができ、外の水場まで行く必要がないので
助かりました。(無料)
 またチェックインのときに山岳保険の加入の有無に
ついて訊ねられました。
自分は加入済みであると告げるとそれ以上は
ありませんでしたが、未加入の場合だと
掛け捨ての廉価版の保険の紹介でもあるのでしょうか?

 今回は2日間共天気には恵まれ(過ぎて)、ばっちりと
焼けてしまいました。(日焼け対策は抜かりなく!)
高所でありながら、陽射しが強いため風がなくなると
汗が吹きだしてくるくらいでした。(蒸し暑さはありません)
→昼間からビール飲んで日に当たるとそうなって
 当たり前ですが・・・。
 
 北穂への登山道はよく整備はされていますが
人気の山域だけあって大勢の登山客で特に鎖場や
梯子付近では渋滞する場面もあります。
昇り降りする人は慌てず、待つ人も落ち着いて
声を掛け合って譲り合うことが大切です。
 もう一つ気になるのが先行者と後続者の間隔が
どうしてもつまり気味となってしまう点で
落石や不慮のつまずきや転倒などあったときに
対処できなくなるので互いに余裕を持っての
行動が事故を防ぐことになるのでは思います。
天候 2日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
あかんだな駐車場からバス 駐車料金 \600/日
             バス 往復\2,050
コース状況/
危険箇所等
 メジャールートだけあって、登山道もよく整備されており迷うことはありません。
涸沢小屋〜北穂高岳では高度感のある急斜面もありますが、適所に足場用の
ボルトや鎖、アングルが設置されており慎重に行動すれば問題なし。
 但し、前述の通り時間帯によっては渋滞するので、すれ違いや先行者や
後続者との間隔が詰まってくるので落石、その他にも注意が必要。
その他周辺情報 涸沢小屋では水は無料で給水が可能。(お湯は有料)
上高地B/T
河童橋6:10にスタート
河童橋6:10にスタート
横尾大橋8:04に出発
横尾大橋8:04に出発
屏風岩が見えてきて
屏風岩が見えてきて
北穂高岳(たぶん)
北穂高岳(たぶん)
7月にはなかった橋が渡されていました
7月にはなかった橋が渡されていました
Sガレ付近?涸沢カールが見えてきます
Sガレ付近?涸沢カールが見えてきます
この先の少し行った沢で休憩
水が冷たく顔を洗うと最高に
気持ちよかった
この先の少し行った沢で休憩
水が冷たく顔を洗うと最高に
気持ちよかった
前穂から北穂までパノラマで
前穂から北穂までパノラマで
はて?
7月にはもっと雪渓の真ん中辺りに
立っていたような
はて?
7月にはもっと雪渓の真ん中辺りに
立っていたような
今夜のお宿
涸沢小屋です
今夜のお宿
涸沢小屋です
前ホ、吊り尾根
お花の種類も変わってきています
お花の種類も変わってきています
展望テラスと奥ホ
展望テラスと奥ホ
今回は小屋泊まり(素泊まり)なので、荷物も衣・食で
荷物も軽め
今回は小屋泊まり(素泊まり)なので、荷物も衣・食で
荷物も軽め
涸沢ヒュッテとテン場
涸沢ヒュッテとテン場
ヒュッテのテラスをチョイズームで
けっこう賑っています
ヒュッテのテラスをチョイズームで
けっこう賑っています
常念が見えたのでパチリ
常念が見えたのでパチリ
雪崩による被害を避けるために
敢えて崖の真下に建てられたとのこと
雪崩による被害を避けるために
敢えて崖の真下に建てられたとのこと
それにしてもいい景色です
それにしてもいい景色です
だいぶん雪もきえていました。
だいぶん雪もきえていました。
北穂に向けての出発前
夜明け前の常念岳のシルエット
北穂に向けての出発前
夜明け前の常念岳のシルエット
だんだん明るくなって
だんだん明るくなって
染まってきました
染まってきました
パッと見スリルありますが、ホールド/スタンスちゃんと
あります。
落ち着いて対処すれば危なくありません。
パッと見スリルありますが、ホールド/スタンスちゃんと
あります。
落ち着いて対処すれば危なくありません。
総じて東方向は曇り勝ち
雲海を突き抜けて富士山、隣は甲斐駒?
総じて東方向は曇り勝ち
雲海を突き抜けて富士山、隣は甲斐駒?
ボルトやアングルで手がかり・足がかりもしっかり
ボルトやアングルで手がかり・足がかりもしっかり
イワギキョウ
総じて紫系の花が好きです。
イワギキョウ
総じて紫系の花が好きです。
抜けるような青空
抜けるような青空
奥穂・涸沢岳
東嶺方面
北穂高小屋が見えました
北穂高小屋が見えました
最後の試練が待っている
最後の試練が待っている
なんだ坂こんな坂
しかしこいつはキツイ!
1
なんだ坂こんな坂
しかしこいつはキツイ!
着いたぁ〜!!!
着いたぁ〜!!!
7月にヘタレテ取りこぼした北穂高岳
遂に登頂
これで北アルプス3000m峰、立山〜御嶽山
11座登頂完了
残南アルプス塩見をのぞく8座+富士山
1
7月にヘタレテ取りこぼした北穂高岳
遂に登頂
これで北アルプス3000m峰、立山〜御嶽山
11座登頂完了
残南アルプス塩見をのぞく8座+富士山
大キレット
ほんとにすごい!
1
大キレット
ほんとにすごい!
笠ヶ岳と白山
槍から立山方向の山々
槍から立山方向の山々
北穂高小屋
本当に山にへばりつく感じで
建っていました
北穂高小屋
本当に山にへばりつく感じで
建っていました
天気は来たから西方向は
バッチリ快晴!
うれしくてシャッター押しまくり
天気は来たから西方向は
バッチリ快晴!
うれしくてシャッター押しまくり
下山前に北穂のテン場を1枚
結構小屋から離れています。
1
下山前に北穂のテン場を1枚
結構小屋から離れています。
下山途中でお花畑
ピンクに紫に白、百花繚乱!
下山途中でお花畑
ピンクに紫に白、百花繚乱!
すこしズームで
沢の登りに木道が整備されています
歩きやすく、ありがたいです
沢の登りに木道が整備されています
歩きやすく、ありがたいです
涸沢小屋のヘリポート
涸沢小屋のヘリポート
もうすぐ小屋です
もうすぐ小屋です
遅めの朝食を済ませて
帰ります。
写真で見る以上のきれいな景色
また来ます
遅めの朝食を済ませて
帰ります。
写真で見る以上のきれいな景色
また来ます
本谷橋まで戻ってきました
本谷橋まで戻ってきました
ここで今回の秘密兵器
スニーカー登場
足取り軽く、時間が稼げます
ここで今回の秘密兵器
スニーカー登場
足取り軽く、時間が稼げます
横尾山荘で冷たいコーラで
のどを潤し、上高地を目指します
横尾山荘で冷たいコーラで
のどを潤し、上高地を目指します
河童橋が見えました
ここまで降りてくると
けっこう蒸し暑く汗が吹きだします
7時間前までは10℃台の所にいたから
仕方ないか
河童橋が見えました
ここまで降りてくると
けっこう蒸し暑く汗が吹きだします
7時間前までは10℃台の所にいたから
仕方ないか

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット
備考  上高地⇔本谷橋はスニーカーで歩きました。
時間の短縮、足の疲労が大幅に低減できたので、小屋泊のときなど荷物の
少ないときには有効。

感想

 涸沢カールの雪渓の白と山の緑が夏の陽射しを浴びて
およそ下界では見ることのできない美しい景色を作り出している。
大汗かいて、苦しいおもいを乗越えて来た者だけが見れる絶景。
これを見たいと思い、見ることができる自信の健康にまず感謝。
 そして快く送り出してくれる家族にも。
3000m21座も半分を折り返し、9月には荒川・赤石縦走で
更に4座年内に追加予定(あくまでも希望的予定です)
これからもビビリな安全登山を続けていきたいと思います。

 GPSデーターを吸い出せたので追加しましたが、軌跡が途中大きくずれてしまい
とんでもない所に軌跡が入ってしまっています。
また、2日間以上にまたがったときの軌跡の時間がうまくいきません。
もう少し取説をよく読まねば・・・。

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