妙見山・白山(西脇)と加古川線
- GPS
- 04:20
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 849m
- 下り
- 853m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り)JR加古川線・黒田庄 (くろだしょう) 駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。ちょっとルートが判り難い岩尾根があるので間違って突き進むと危ないかも。 ■黒田城址までは苔むした岩。この日は濡れていて見た目以上に滑った。 ■白山ピークからはシダ藪。だんだん濃く背が高くなる。岩尾根が癒し。 ■秋谷ルート分岐から登山口までは再び苔むした岩。よく滑る。 あと全体的に落葉が厚く積もった区間が多いです。テープは多め。 登山ポストは見当たらず。各登山口に駐車スペースあり。 |
その他周辺情報 | 本黒田駅周辺は何もありません。黒田庄駅は駅舎の中で土曜11時〜12時半限定で御惣菜を売っています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
ついに近畿も梅雨入りしましたね。でも土曜日午前中は降水確率0%だったので予報を信じて近場の山に行ってきました。黒田官兵衛の黒田家ゆかりの地とされる西脇市黒田庄の妙見山で分県登山ガイドの山です。公共交通機関を使って山に通ううち、最近鉄道にも興味を生じ始めてきたのでJR加古川線に乗るのももう一つの目的です。
前回似たようなシチュエーションで少し朝寝坊してしまい結局どこにも行けずということがあったのですが、今日は自宅から予定の電車に乗れました。ギリギリでしたが。近場の山なのに1本逃したくらいで行けなくなるとは、と思うところですが、このJR加古川線、土休日は1日8往復しかありません。まあ全国的に見ればこれより本数の少ない線区はたくさんあるのですが、恐ろしいのはこの加古川線は大阪の大都市近郊区間に含まれているというところ。大回り乗車ができる区間です。
まず山の方ですが、山の中では誰とも会いませんでした。防獣柵も閂に厚く蜘蛛の巣がかかっていました。あ、下山した秋谷登山口の溜池に釣り人が1人いましたね。あまり人気がないのでしょうか。まあ今の季節はだいぶ減るとは思いますが。黒田城址の少し上で登山道のつづら折れを直進して谷に下っていく鹿の親子を見かけました。あと後半のシダ藪を抜けた後、ズボンにくっついたダニが2匹。白山ピークから下は藪が濃くて蜘蛛も多かったですね。ジョロウグモみたいなインパクトのある大きなのがいなかったのが救い。前半の妙見山までの登りはところどころ岩場があるもののよく整備されている印象だったので油断しました。そうと知っていたらピストンするか、門柳ルートで下山していたかもしれません。小さい山ながらルートはたくさんあって、登山道も変化に富んでいます。
本数の少ない加古川線の狙った電車に乗ろうと急ぎ足で歩いたのですが、その割にCT0.8より少し捲き程度とそんなに速くもなかったのは、後半の藪に時間を取られたためだと思います。一時は諦めかけていましたが、ともかく発車10分前、雨の降り出す前に到着できてなによりでした。1日1往復しか走っていない加古川駅直通 (他は西脇市駅止まり) の電車に乗って山陽側から帰りました。
往路の朝、谷川駅で加古川線に乗り換えた時は意外と乗客がいるな、という印象。2人掛けを1人で使ってもまだ半分近くの席が空いているくらいですが。柘植線なんかでは1輌に乗客は私1人だけ、なんてこともあったので。私の他に2人ほど熱心に電車の写真を撮っている人がいました。谷川駅で下車したのは私の他に定期券の乗客あと1人でした。定期券と言えば私は宝塚駅からICカードで入ってしまったので帰りに精算することにして降ろしてもらったのですが、この場合どうするのがスマートなんでしょうね。事前にICカード使用不可と調べて入る時に時季切符を買っておくのが熟練の乗り鉄でしょうか。
復路黒田庄駅から乗車したときは意外とお客が乗っていて、クロスシートは空いていなかったのでロングシートに掛けました。いや2人掛けがひとつ空いていたのですが私の他に2人組のお客がいたので。盛況ですね。途中で空いた1人掛けに移りましたが、西脇市駅や粟生駅でどっと学生さんその他が乗って来て加古川駅に入るころには普通に満員電車に。これなら2輌編成でもよさそう。バランス悪いですね。だからほとんどが西脇市駅止まりなんでしょうけど。
加古川線は加古川駅の改札内にさらに専用改札があるのでそこの窓口で精算してJR三ノ宮駅までの切符を発行してもらいました。なるほどそういう仕組みですか。田舎の出身なのでローカル線には馴染んできたつもりでしたがこの歳になっても知らないことがたくさんあります。有人改札は列になっていたのでタイトな乗り換えは厳しいかもしれません。
今日は分県登山ガイドの兵庫県の山2座を登って、噂のJR加古川線も乗り通せました。前回の寝坊のリベンジも果たせたので満足です。妙見山と白山は、よく整備された登山道あり、岩場あり、プチルートファインディング気分も味わえて変化に富んだ面白い山でした。まあ藪に懲りたのでこの季節に来ることはないでしょうが、付近にはにしわき10山というピーク群もあるので寒い時期にまた来てもいいですね。ルートは他にも色々ありますし。藪と言えば帰宅して即座に熱いシャワーを浴びて体を点検しましたが、どうやらマダニはついていないようで一安心。
それに加古川線乗り通しと称したもののよく考えたら、本黒田と黒田庄の駅間1駅分は乗っていないのでした。何しろ本数が少ないので上りでも下りでもとにかく来た電車に乗って帰るつもりでした。帰り道は爆睡して車窓もほとんど記憶に残っていないので電車だけ乗りに来てもいいのですが、大回り乗車だと加古川駅の有人改札で大回りだと告げるのが若干気後れするので、18きっぷ利用がいいですかね。まあ普通に軌跡繋ぎで来てもいいと思います。
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