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Yamareco

記録ID: 6953075
全員に公開
ハイキング
近畿

妙見山・白山(西脇)と加古川線

2024年06月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:20
距離
13.0km
登り
849m
下り
853m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
0:14
合計
4:20
距離 13.0km 登り 849m 下り 853m
7:57
47
本黒田駅
8:44
24
9:08
9:09
36
9:45
9:46
7
9:53
18
10:11
4
10:15
25
10:40
10:52
85
12:17
黒田庄駅
白山頂上で小休憩。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)JR加古川線・本黒田 (ほんくろだ) 駅
帰り)JR加古川線・黒田庄 (くろだしょう) 駅
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。ちょっとルートが判り難い岩尾根があるので間違って突き進むと危ないかも。
■黒田城址までは苔むした岩。この日は濡れていて見た目以上に滑った。
■白山ピークからはシダ藪。だんだん濃く背が高くなる。岩尾根が癒し。
■秋谷ルート分岐から登山口までは再び苔むした岩。よく滑る。
あと全体的に落葉が厚く積もった区間が多いです。テープは多め。
登山ポストは見当たらず。各登山口に駐車スペースあり。
その他周辺情報 本黒田駅周辺は何もありません。黒田庄駅は駅舎の中で土曜11時〜12時半限定で御惣菜を売っています。
谷川駅でJR福知山線から加古川線に乗り換えます。125系というそうですが、ローカル線に似つかわしくない新しさ。何しろ電車ですしね。
2024年06月22日 07:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 7:37
谷川駅でJR福知山線から加古川線に乗り換えます。125系というそうですが、ローカル線に似つかわしくない新しさ。何しろ電車ですしね。
中は2+1のクロスシート。あと後ろに短めのロングシートが。右手前方にトイレ。駅間は短いので不要では、と一瞬思いましたが用を足すため途中下車したら次は3時間後とかですしやはり必要ですね。
2024年06月22日 07:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 7:37
中は2+1のクロスシート。あと後ろに短めのロングシートが。右手前方にトイレ。駅間は短いので不要では、と一瞬思いましたが用を足すため途中下車したら次は3時間後とかですしやはり必要ですね。
本黒田駅ホーム。ちなみに電車にも駅にもカードリーダーはなくICカードは使えませんでした。宝塚からICOCAで入ってしまったので帰りに精算します。
2024年06月22日 07:55撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 7:55
本黒田駅ホーム。ちなみに電車にも駅にもカードリーダーはなくICカードは使えませんでした。宝塚からICOCAで入ってしまったので帰りに精算します。
駅舎も何もありません。そういえば闘竜灘と三草山に行った時に降りた滝駅もこんな感じでした。記憶が蘇ります。
2024年06月22日 07:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 7:56
駅舎も何もありません。そういえば闘竜灘と三草山に行った時に降りた滝駅もこんな感じでした。記憶が蘇ります。
駅前から見る妙見山方面。
2024年06月22日 07:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 7:59
駅前から見る妙見山方面。
正面が天狗山、右端にポコっと飛び出したのが白山。妙見山のピークは真ん中のくびれの奥にあります。
2024年06月22日 08:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 8:08
正面が天狗山、右端にポコっと飛び出したのが白山。妙見山のピークは真ん中のくびれの奥にあります。
なるほど。通説では黒田氏は近江出身だと。異説であることを正直に明かす態度は好感が持てます。
2024年06月22日 08:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 8:14
なるほど。通説では黒田氏は近江出身だと。異説であることを正直に明かす態度は好感が持てます。
黒田城跡。
2024年06月22日 08:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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黒田城跡。
西に少しだけ展望あり。平地に小ぶりな山塊が立ち並ぶ播磨らしい光景。
2024年06月22日 08:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 8:17
西に少しだけ展望あり。平地に小ぶりな山塊が立ち並ぶ播磨らしい光景。
当の黒田家からも調査に来ているということは、事情があって近江出身と偽ったということではなくこの頃には判らなくなっていたのでしょう。なお1784年は文明4年ではなく天明4年。
2024年06月22日 08:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 8:18
当の黒田家からも調査に来ているということは、事情があって近江出身と偽ったということではなくこの頃には判らなくなっていたのでしょう。なお1784年は文明4年ではなく天明4年。
持ち主は猛禽類でしょうか。
2024年06月22日 08:34撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 8:34
持ち主は猛禽類でしょうか。
こんな岩場も出てきます。
2024年06月22日 09:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:05
こんな岩場も出てきます。
天狗山頂上。展望なし。
2024年06月22日 09:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:07
天狗山頂上。展望なし。
四等三角点「天狗山」(484.24m)
2024年06月22日 09:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:07
四等三角点「天狗山」(484.24m)
ペアストーンという名札がかかっていました。
2024年06月22日 09:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:33
ペアストーンという名札がかかっていました。
左は雑木林で丹波市、右は植林で西脇市。ここではそうでもありませんが雑木はネジキが多かったです。でも花はほとんど落ちていました。
2024年06月22日 09:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:39
左は雑木林で丹波市、右は植林で西脇市。ここではそうでもありませんが雑木はネジキが多かったです。でも花はほとんど落ちていました。
立派な道標。登山口近くにいくつか「頂上まで○百m」というようなファミリー向けっぽい標示が出ていたのですがその後ここまで何もなく…
2024年06月22日 09:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:41
立派な道標。登山口近くにいくつか「頂上まで○百m」というようなファミリー向けっぽい標示が出ていたのですがその後ここまで何もなく…
地図も登場。左上のは西脇市のキャラだと思います。緑のベルトは加古川で、袈裟懸けに走っている細い線は東経135度線。西脇市は東経135度線と北緯35度線の交点を有し、「日本のへそ」をアピールしています。
2024年06月22日 09:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:46
地図も登場。左上のは西脇市のキャラだと思います。緑のベルトは加古川で、袈裟懸けに走っている細い線は東経135度線。西脇市は東経135度線と北緯35度線の交点を有し、「日本のへそ」をアピールしています。
ヤマザクラ。
2024年06月22日 09:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:47
ヤマザクラ。
妙見山頂上。
2024年06月22日 09:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:52
妙見山頂上。
小さな祠があるだけです。そしてその裏に…
2024年06月22日 09:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
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小さな祠があるだけです。そしてその裏に…
三等三角点「谷川」(621.71m)
寄りかかられてます。
2024年06月22日 09:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 9:52
三等三角点「谷川」(621.71m)
寄りかかられてます。
ここが展望所「まばお」でしょうか。手前の尾根にも左手にやや開けた箇所がありましたが、どちらも木々が育ってしまって展望はほとんど失われてしまったようです。
2024年06月22日 10:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:00
ここが展望所「まばお」でしょうか。手前の尾根にも左手にやや開けた箇所がありましたが、どちらも木々が育ってしまって展望はほとんど失われてしまったようです。
眼鏡の落とし物。
2024年06月22日 10:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:00
眼鏡の落とし物。
妙見堂。
2024年06月22日 10:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:06
妙見堂。
見事な切り株。右の方が年輪の幅が広いのでさては右が南か、と思ったら真逆でした。ネットで調べたらこの通り山側が広くなるという人と、逆に谷側が広くなるという人の両方がいました…複数の条件で変わってくるので年輪の幅では何も判断できない、とするのが正確のようです。
2024年06月22日 10:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:08
見事な切り株。右の方が年輪の幅が広いのでさては右が南か、と思ったら真逆でした。ネットで調べたらこの通り山側が広くなるという人と、逆に谷側が広くなるという人の両方がいました…複数の条件で変わってくるので年輪の幅では何も判断できない、とするのが正確のようです。
案内図ふたたび。頂上付近は登山道が入り組んでいるのでありがたいです。ただあんまりこの図からイメージするようなファミリー向けという感じではなかったです。
2024年06月22日 10:11撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:11
案内図ふたたび。頂上付近は登山道が入り組んでいるのでありがたいです。ただあんまりこの図からイメージするようなファミリー向けという感じではなかったです。
象みたいな石。
2024年06月22日 10:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:36
象みたいな石。
白山ピークの北側はこんな感じ。捲き道がいくぶん不明瞭だったのでひょっとしてこれを登るのかと一瞬思いましたが東に捲くと登路があります。
2024年06月22日 10:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
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白山ピークの北側はこんな感じ。捲き道がいくぶん不明瞭だったのでひょっとしてこれを登るのかと一瞬思いましたが東に捲くと登路があります。
白山 (510m) 頂上。
2024年06月22日 10:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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白山 (510m) 頂上。
南西方向。加古川沿いの平野が見えます。
2024年06月22日 10:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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南西方向。加古川沿いの平野が見えます。
北西方向はこの日一番の展望。正面に千ヶ峰。左手前のお椀を伏せたような形のが多可町の妙見山 (692m)。兵庫県内、妙見山多過ぎでは?
2024年06月22日 10:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 10:47
北西方向はこの日一番の展望。正面に千ヶ峰。左手前のお椀を伏せたような形のが多可町の妙見山 (692m)。兵庫県内、妙見山多過ぎでは?
巨木。種類は判りません。
2024年06月22日 11:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 11:02
巨木。種類は判りません。
右にヘアピンカーブすると北側に下山できるようなのですが、荒れ気味の道に見えました。みんなの足あとも薄いし。
2024年06月22日 11:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 11:03
右にヘアピンカーブすると北側に下山できるようなのですが、荒れ気味の道に見えました。みんなの足あとも薄いし。
南側、門柳川沿いの狭い平地。
2024年06月22日 11:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 11:09
南側、門柳川沿いの狭い平地。
シダ藪登場。これはまだ序の口。蜘蛛の巣も多かったです。低いところにもあったので獣もあまり通らない模様。
2024年06月22日 11:11撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 11:11
シダ藪登場。これはまだ序の口。蜘蛛の巣も多かったです。低いところにもあったので獣もあまり通らない模様。
播磨の山らしい岩場。
2024年06月22日 11:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 11:40
播磨の山らしい岩場。
茅葺屋根の拝殿が印象的な兵主神社。黒田官兵衛の寄進で改築したとか。
2024年06月22日 12:11撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 12:11
茅葺屋根の拝殿が印象的な兵主神社。黒田官兵衛の寄進で改築したとか。
黒田庄駅。お隣の本黒田駅と違って立派な駅舎です。トイレもあります。
2024年06月22日 12:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 12:17
黒田庄駅。お隣の本黒田駅と違って立派な駅舎です。トイレもあります。
駅ホーム。列車交換できる…と思いきや先で切れてますね。
2024年06月22日 12:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 12:20
駅ホーム。列車交換できる…と思いきや先で切れてますね。
板塀ふうの造りに趣を感じます。
2024年06月22日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 12:21
板塀ふうの造りに趣を感じます。
地元の方が土曜限定で御惣菜などを売られているようでした。コロッケ(100円)を購入。他に巻きずし、サラダ巻、ポテトサラダなどがありました。営業時間僅か1時間半、いいタイミングでした。
2024年06月22日 12:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
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6/22 12:24
地元の方が土曜限定で御惣菜などを売られているようでした。コロッケ(100円)を購入。他に巻きずし、サラダ巻、ポテトサラダなどがありました。営業時間僅か1時間半、いいタイミングでした。
ササユリが登山道に1輪だけ。特別感ある。
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ササユリが登山道に1輪だけ。特別感ある。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 ついに近畿も梅雨入りしましたね。でも土曜日午前中は降水確率0%だったので予報を信じて近場の山に行ってきました。黒田官兵衛の黒田家ゆかりの地とされる西脇市黒田庄の妙見山で分県登山ガイドの山です。公共交通機関を使って山に通ううち、最近鉄道にも興味を生じ始めてきたのでJR加古川線に乗るのももう一つの目的です。

 前回似たようなシチュエーションで少し朝寝坊してしまい結局どこにも行けずということがあったのですが、今日は自宅から予定の電車に乗れました。ギリギリでしたが。近場の山なのに1本逃したくらいで行けなくなるとは、と思うところですが、このJR加古川線、土休日は1日8往復しかありません。まあ全国的に見ればこれより本数の少ない線区はたくさんあるのですが、恐ろしいのはこの加古川線は大阪の大都市近郊区間に含まれているというところ。大回り乗車ができる区間です。

 まず山の方ですが、山の中では誰とも会いませんでした。防獣柵も閂に厚く蜘蛛の巣がかかっていました。あ、下山した秋谷登山口の溜池に釣り人が1人いましたね。あまり人気がないのでしょうか。まあ今の季節はだいぶ減るとは思いますが。黒田城址の少し上で登山道のつづら折れを直進して谷に下っていく鹿の親子を見かけました。あと後半のシダ藪を抜けた後、ズボンにくっついたダニが2匹。白山ピークから下は藪が濃くて蜘蛛も多かったですね。ジョロウグモみたいなインパクトのある大きなのがいなかったのが救い。前半の妙見山までの登りはところどころ岩場があるもののよく整備されている印象だったので油断しました。そうと知っていたらピストンするか、門柳ルートで下山していたかもしれません。小さい山ながらルートはたくさんあって、登山道も変化に富んでいます。

 本数の少ない加古川線の狙った電車に乗ろうと急ぎ足で歩いたのですが、その割にCT0.8より少し捲き程度とそんなに速くもなかったのは、後半の藪に時間を取られたためだと思います。一時は諦めかけていましたが、ともかく発車10分前、雨の降り出す前に到着できてなによりでした。1日1往復しか走っていない加古川駅直通 (他は西脇市駅止まり) の電車に乗って山陽側から帰りました。

 往路の朝、谷川駅で加古川線に乗り換えた時は意外と乗客がいるな、という印象。2人掛けを1人で使ってもまだ半分近くの席が空いているくらいですが。柘植線なんかでは1輌に乗客は私1人だけ、なんてこともあったので。私の他に2人ほど熱心に電車の写真を撮っている人がいました。谷川駅で下車したのは私の他に定期券の乗客あと1人でした。定期券と言えば私は宝塚駅からICカードで入ってしまったので帰りに精算することにして降ろしてもらったのですが、この場合どうするのがスマートなんでしょうね。事前にICカード使用不可と調べて入る時に時季切符を買っておくのが熟練の乗り鉄でしょうか。

 復路黒田庄駅から乗車したときは意外とお客が乗っていて、クロスシートは空いていなかったのでロングシートに掛けました。いや2人掛けがひとつ空いていたのですが私の他に2人組のお客がいたので。盛況ですね。途中で空いた1人掛けに移りましたが、西脇市駅や粟生駅でどっと学生さんその他が乗って来て加古川駅に入るころには普通に満員電車に。これなら2輌編成でもよさそう。バランス悪いですね。だからほとんどが西脇市駅止まりなんでしょうけど。
 加古川線は加古川駅の改札内にさらに専用改札があるのでそこの窓口で精算してJR三ノ宮駅までの切符を発行してもらいました。なるほどそういう仕組みですか。田舎の出身なのでローカル線には馴染んできたつもりでしたがこの歳になっても知らないことがたくさんあります。有人改札は列になっていたのでタイトな乗り換えは厳しいかもしれません。

 今日は分県登山ガイドの兵庫県の山2座を登って、噂のJR加古川線も乗り通せました。前回の寝坊のリベンジも果たせたので満足です。妙見山と白山は、よく整備された登山道あり、岩場あり、プチルートファインディング気分も味わえて変化に富んだ面白い山でした。まあ藪に懲りたのでこの季節に来ることはないでしょうが、付近にはにしわき10山というピーク群もあるので寒い時期にまた来てもいいですね。ルートは他にも色々ありますし。藪と言えば帰宅して即座に熱いシャワーを浴びて体を点検しましたが、どうやらマダニはついていないようで一安心。
 それに加古川線乗り通しと称したもののよく考えたら、本黒田と黒田庄の駅間1駅分は乗っていないのでした。何しろ本数が少ないので上りでも下りでもとにかく来た電車に乗って帰るつもりでした。帰り道は爆睡して車窓もほとんど記憶に残っていないので電車だけ乗りに来てもいいのですが、大回り乗車だと加古川駅の有人改札で大回りだと告げるのが若干気後れするので、18きっぷ利用がいいですかね。まあ普通に軌跡繋ぎで来てもいいと思います。

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