ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 695371
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜南岳・満点の星空に青空を楽しむ日帰りツアー

2015年08月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:17
距離
29.1km
登り
2,510m
下り
2,515m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:19
休憩
1:45
合計
15:04
1:24
1:24
22
1:46
1:46
42
2:28
2:28
47
3:15
3:20
4
3:24
3:25
47
4:12
4:12
89
5:41
5:42
62
6:44
6:45
9
6:54
6:57
21
7:18
7:42
18
8:00
8:13
15
8:28
8:28
17
8:45
8:46
36
9:22
9:22
62
10:24
10:24
5
10:29
10:54
41
11:35
11:35
81
12:56
13:05
37
13:42
14:03
4
14:07
14:07
50
14:57
14:58
29
15:27
15:27
26
15:53
15:53
12
16:05
16:05
7
16:12
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高第二有料駐車場、6時間500円で1500円。
深夜1時前でほぼ満車でした。第三無料駐車場はもちろん満車。
予約できる山小屋
槍平小屋
道中の東海北陸道では時折あめでしたが、新穂高は快晴!いきなり満天の星空♪m
こりゃ、なんてこった!!r
2015年08月09日 00:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 0:43
道中の東海北陸道では時折あめでしたが、新穂高は快晴!いきなり満天の星空♪m
こりゃ、なんてこった!!r
到着即スタートです!m
まだ登ってないけどイメージはバッチシr
2015年08月09日 00:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/9 0:59
到着即スタートです!m
まだ登ってないけどイメージはバッチシr
休憩時にはヘッデンを消して星空観察♪m
ずぅ〜っと眺めてられるなr
2015年08月09日 02:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 2:14
休憩時にはヘッデンを消して星空観察♪m
ずぅ〜っと眺めてられるなr
暗闇でこの橋を見つけるのは苦労しましたm
2015年08月09日 03:19撮影 by  DSC-TX20, SONY
6
8/9 3:19
暗闇でこの橋を見つけるのは苦労しましたm
夜が明けてきましたm
暗闇を黙々と歩いてたんで明るくなるだけでも嬉しいr
2015年08月09日 04:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/9 4:28
夜が明けてきましたm
暗闇を黙々と歩いてたんで明るくなるだけでも嬉しいr
最後の水場、ただかなり涼しかったので補充はまだ大丈夫。m
停滞すると寒いくらいr
2015年08月09日 04:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 4:47
最後の水場、ただかなり涼しかったので補充はまだ大丈夫。m
停滞すると寒いくらいr
裏側からですがモルゲンロートm
2015年08月09日 04:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/9 4:52
裏側からですがモルゲンロートm
乗鞍岳モルゲンm
2015年08月09日 05:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
8/9 5:01
乗鞍岳モルゲンm
アームカバーで防寒 地元の暑さが信じられんr
休憩していると一気に冷えましたねm
2015年08月09日 05:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 5:14
アームカバーで防寒 地元の暑さが信じられんr
休憩していると一気に冷えましたねm
お花撮影メイキングr
ドM山行のようで一応花も撮影してます(笑)m
2015年08月09日 05:45撮影 by  DSC-TX20, SONY
7
8/9 5:45
お花撮影メイキングr
ドM山行のようで一応花も撮影してます(笑)m
鏡平から双六へのルートが望めますm
2015年08月09日 05:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/9 5:52
鏡平から双六へのルートが望めますm
大勢の下山者とすれ違いました てか、まだ6時20分!r
みんな下山早いなあ〜と思ってましたが、長さを考えると当然でしたm
2015年08月09日 06:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 6:21
大勢の下山者とすれ違いました てか、まだ6時20分!r
みんな下山早いなあ〜と思ってましたが、長さを考えると当然でしたm
飛騨乗り越しでお日様を浴びる〜!ありがと〜!r
2015年08月09日 06:37撮影 by  DSC-TX20, SONY
7
8/9 6:37
飛騨乗り越しでお日様を浴びる〜!ありがと〜!r
えぇ!振り返ったらもうそこに槍様があ〜るではありませんかっ 逆の方向向いとった(笑)r
あの時は大喰岳に列ができてましたからね〜m
2015年08月09日 06:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 6:28
えぇ!振り返ったらもうそこに槍様があ〜るではありませんかっ 逆の方向向いとった(笑)r
あの時は大喰岳に列ができてましたからね〜m
わぉ、富士山も見えとるがなr
2015年08月09日 06:40撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 6:40
わぉ、富士山も見えとるがなr
よっ、常念岳もカッコいい山容なんやねr
2015年08月09日 06:45撮影 by  DSC-TX20, SONY
6
8/9 6:45
よっ、常念岳もカッコいい山容なんやねr
は〜るばるきたぜ槍ヶ岳!r
2015年08月09日 06:52撮影 by  iPhone 6, Apple
10
8/9 6:52
は〜るばるきたぜ槍ヶ岳!r
混まないうちに槍様に行っちゃおうぜr
ちょうど空いていてラッキーでしたm
2015年08月09日 06:56撮影 by  DSC-TX20, SONY
6
8/9 6:56
混まないうちに槍様に行っちゃおうぜr
ちょうど空いていてラッキーでしたm
険しそうに見えるけれどホールド、スタンスは充分 それでも気は抜いたらアカン 落ちたら死にますr
一番危険なのは狭い山頂かも?m
2015年08月09日 07:04撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
8/9 7:04
険しそうに見えるけれどホールド、スタンスは充分 それでも気は抜いたらアカン 落ちたら死にますr
一番危険なのは狭い山頂かも?m
垂直のハシゴの連続です。昔のように登りと下りが別でなかったら大変なことになるでしょうm
2015年08月09日 07:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 7:05
垂直のハシゴの連続です。昔のように登りと下りが別でなかったら大変なことになるでしょうm
はいピース!r
2015年08月09日 07:15撮影 by  DSC-TX20, SONY
5
8/9 7:15
はいピース!r
どんな景色が広がっているのか期待感で爆発寸前r
2015年08月09日 07:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 7:08
どんな景色が広がっているのか期待感で爆発寸前r
登っちゃったぜ槍ヶ岳!絶景なりr
涼しいうちに登るのが正解でしたm
2015年08月09日 07:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
8/9 7:14
登っちゃったぜ槍ヶ岳!絶景なりr
涼しいうちに登るのが正解でしたm
何も言えね〜〜r
笠ヶ岳の向こうに白山m
2015年08月09日 07:15撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
8/9 7:15
何も言えね〜〜r
笠ヶ岳の向こうに白山m
三角点タッチr
一人だけ変なのが(笑)m
2015年08月09日 07:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 7:10
三角点タッチr
一人だけ変なのが(笑)m
剱岳に続いてルナサンで!r
これを見るのに慣れてしまった(笑)m
2015年08月09日 07:29撮影 by  iPhone 6, Apple
10
8/9 7:29
剱岳に続いてルナサンで!r
これを見るのに慣れてしまった(笑)m
左は常念、右は笠r
鳥が見たらこんな視界かな?m
2015年08月09日 07:30撮影 by  DSC-TX20, SONY
4
8/9 7:30
左は常念、右は笠r
鳥が見たらこんな視界かな?m
穂高方面〜m
2015年08月09日 07:32撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 7:32
穂高方面〜m
ここで蟲ポーズは出来ませんね!r
そんな度胸はないですよ〜m
2015年08月09日 07:52撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
8/9 7:52
ここで蟲ポーズは出来ませんね!r
そんな度胸はないですよ〜m
上り下りで基本、別ルートを辿りますr
2015年08月09日 07:43撮影 by  iPhone 6, Apple
8/9 7:43
上り下りで基本、別ルートを辿りますr
Mちゃん差し入れのポップコーンでしばしブレイク もうね〜笑顔以外は無い!r
2015年08月09日 08:08撮影 by  iPhone 6, Apple
3
8/9 8:08
Mちゃん差し入れのポップコーンでしばしブレイク もうね〜笑顔以外は無い!r
「おおぐい」ではないよ(笑)r
2015年08月09日 08:33撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/9 8:33
「おおぐい」ではないよ(笑)r
槍がもうあんな所にr
稜線歩きはとても快適でした♪m
2015年08月09日 08:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
5
8/9 8:44
槍がもうあんな所にr
稜線歩きはとても快適でした♪m
残雪を見るとついつい斜面定めをしてしまう癖が(笑)m
2015年08月09日 08:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 8:39
残雪を見るとついつい斜面定めをしてしまう癖が(笑)m
なんて気持ちいい稜線歩き 素晴らしすぎるr
天気もよくてラッキーすぎでした!m
2015年08月09日 08:40撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 8:40
なんて気持ちいい稜線歩き 素晴らしすぎるr
天気もよくてラッキーすぎでした!m
景色やお花を撮影しながらr
2015年08月09日 08:55撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
8/9 8:55
景色やお花を撮影しながらr
アッと言う間に中岳r
ちゃんと槍が背景になるように道標の向きがm
2015年08月09日 08:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/9 8:59
アッと言う間に中岳r
ちゃんと槍が背景になるように道標の向きがm
カッコよすぎねぇか?この稜線美r
滑るなら右側の斜面♪m
2015年08月09日 09:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
6
8/9 9:06
カッコよすぎねぇか?この稜線美r
滑るなら右側の斜面♪m
険しい穂高連峰を前に いつか繋げたいr
ふふふ〜まだまだたくさん残ってますね。m
2015年08月09日 09:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
8/9 9:26
険しい穂高連峰を前に いつか繋げたいr
ふふふ〜まだまだたくさん残ってますね。m
離れる程に鋭鋒やなr
そうそう。近くで見たら意外と丸かった(笑)m
2015年08月09日 09:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/9 9:31
離れる程に鋭鋒やなr
そうそう。近くで見たら意外と丸かった(笑)m
突き抜ける青空、険しい岩肌r
ここは落ちたら雪渓と岩の間に飲み込まれますm
2015年08月09日 09:51撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
8/9 9:51
突き抜ける青空、険しい岩肌r
ここは落ちたら雪渓と岩の間に飲み込まれますm
富士山がずう~っと見えてるr
2015年08月09日 10:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/9 10:11
富士山がずう~っと見えてるr
今回の最終ピーク、南岳r
ここの道標は常念が背景にセットされてましたm
2015年08月09日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 10:13
今回の最終ピーク、南岳r
ここの道標は常念が背景にセットされてましたm
小腹が空いたのでどん兵衛&カップヌードル&カップスープの三者三様 食べ終えたら南岳新道の下山が待っているr
こまめに飲み物補充、ってコーラばっかし(笑)m
2015年08月09日 10:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
8/9 10:31
小腹が空いたのでどん兵衛&カップヌードル&カップスープの三者三様 食べ終えたら南岳新道の下山が待っているr
こまめに飲み物補充、ってコーラばっかし(笑)m
尾根上に整備された木道 アルプスって感じがする!r
ここまではよかった!(笑)m
2015年08月09日 11:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/9 11:13
尾根上に整備された木道 アルプスって感じがする!r
ここまではよかった!(笑)m
この辺まではまだ余裕やってん・・r
そうそう〜楽しい下山って感じで・・m
2015年08月09日 11:25撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 11:25
この辺まではまだ余裕やってん・・r
そうそう〜楽しい下山って感じで・・m
こっこれは・・激下り。まさかのに激下り!(2回言う!)ある意味笑うしかないr
早月より厳しかったですm
2015年08月09日 11:55撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 11:55
こっこれは・・激下り。まさかのに激下り!(2回言う!)ある意味笑うしかないr
早月より厳しかったですm
やや荒れ気味のルートでしたm
2015年08月09日 11:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 11:56
やや荒れ気味のルートでしたm
雪渓の下端に出てきましたr
2015年08月09日 12:23撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 12:23
雪渓の下端に出てきましたr
やれやれ〜〜!ひんやり涼しい天然クーラーでブレイクr
これはほんとに涼しかったですm
2015年08月09日 12:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
8/9 12:39
やれやれ〜〜!ひんやり涼しい天然クーラーでブレイクr
これはほんとに涼しかったですm
さよならやね〜!いつかきっと来るでr
意外とすぐだったりして(笑)m
2015年08月09日 13:12撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 13:12
さよならやね〜!いつかきっと来るでr
意外とすぐだったりして(笑)m
沢沿いのルート、長い長い歩きが続きますm
2015年08月09日 13:21撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 13:21
沢沿いのルート、長い長い歩きが続きますm
行きに気付かなかった藤木レリーフr
真っ暗でしたから〜m
2015年08月09日 13:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 13:43
行きに気付かなかった藤木レリーフr
真っ暗でしたから〜m
しばしクールダウン サンダルなら蒸れませんが!r
サンダルは見た目にも涼しそうでした。ただ通りかかる登山者に鼻で笑われるのがちょっと・・・(笑)m
2015年08月09日 13:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 13:47
しばしクールダウン サンダルなら蒸れませんが!r
サンダルは見た目にも涼しそうでした。ただ通りかかる登山者に鼻で笑われるのがちょっと・・・(笑)m
あら・・寝ちゃったr
前夜寝てないそうなんで〜。しかし5分寝るとかなりリセットできるんです!m
2015年08月09日 13:56撮影 by  DSC-TX20, SONY
4
8/9 13:56
あら・・寝ちゃったr
前夜寝てないそうなんで〜。しかし5分寝るとかなりリセットできるんです!m
行きよりも長く感じる、いや実際に長い林道歩き。因みに林道経由と近道経由を歩き比べたら約4分の差で近道に軍配が上がりましたr
近道は汗かくのが欠点でしたm
2015年08月09日 15:36撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 15:36
行きよりも長く感じる、いや実際に長い林道歩き。因みに林道経由と近道経由を歩き比べたら約4分の差で近道に軍配が上がりましたr
近道は汗かくのが欠点でしたm
ほぼゴールと思いがちでしょうけど、まだ先があるんやな〜r
2015年08月09日 15:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
8/9 15:54
ほぼゴールと思いがちでしょうけど、まだ先があるんやな〜r
さっぱりしてお疲れさまでした!!r
駐車場から近いのがナイスm
2015年08月09日 16:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
4
8/9 16:21
さっぱりしてお疲れさまでした!!r
駐車場から近いのがナイスm

感想

以前から行きたいとは思いながら、遠いし、休み中は混むし、独りじゃちょっと心細いしな〜と思ってましたが、まさか剱岳早月尾根に引き続き槍のテッペンに立てるとは!!おまけに大喰、中、南岳の周回コース。
そんで、この最高の天気に恵まれてCLのももちゃん、メンバーのMちゃん、他いろいろに感謝しかないです。ありがとうございました!

前回の早月尾根から剱岳日帰りに続いて、未踏だった槍ヶ岳も日帰りで行ってきました。
とは言え距離はこちらの方が長くて30kmくらい。当然時間もかかりますから、前日の夕方から3時間昼寝して20時出発。スタートは深夜1時です。
前回よりもハードな内容に数日前から緊張感にあふれてました。荷物は可能な限り軽量化し、今回のために初めてハイドレも買って、靴もちゃんとした登山靴(笑)で臨みます。
駐車場は、第一候補の市営第三駐車場は案の定満車。第二候補の市営第二有料駐車場は幸いわずかに空いてましたので、有料ですが一番近いところに駐車することができました。ここもだめなら鍋平園地になるので追加の歩きが片道30分発生してしまいますので、まずは幸先良いスタート。
駐車場から眺める夜空は既に満天の星空!すごいなぁ〜準備をしながら星空撮影もします。
さてここから長〜い歩きが始まります。幸い気温は低く、20℃を切っており、止まっていると寒いくらいです。泊まっている時に少し寒いな、と思うくらいがちょうどいいですね。林道歩きは順調に進みます。
いきなり90分連続で歩き、やっと休憩を入れます。星空は相変わらず素晴らしく、流れ星も見れました。
途中の渡渉ポイントは、暗闇の中渡る橋を見つけるのに時間がかかりました。渡れば渡ったで登山道の入り口がなかなか分からず、3人でウロウロします。夜間登山は可能なら下見したいです。
槍平小屋に来ました。空は少しばかり明るくなってきたような感じ。テン場にはたくさんのテントがあり、朝ごはんの準備をされているパーティーもありました。
ここは休憩なしにスルーして黙々と歩きます。最初の90分を除いて60分ごとの定期休憩。しかし休んでいると一気に体が冷えるので、5分も休めません。
いよいよ本格的登りにさしかかったところで、夜も明けてきました。もっとも涼しい時間帯、登りのペースも快調です。本来それなりに急登だと思うのですが、少しずつ登って行くと、いつの間にか槍ヶ岳山荘に到着です。
少し写真撮影に興じた後、ちょうど空いているタイミングなのでそのまま山頂に向かいます。大半のルートが登りと下りが分離しているので、スムーズでした。もっとも山頂は狭いので、山頂に人があふれだすとそうは行かないと思います。
垂直の梯子を3本ほど登れば山頂に到着します。梯子はところどころ岩面に当たっていてつま先でしか踏めない段があるので、そこは恐怖感があります。
槍ヶ岳の山頂はまさに360度、視界を遮るものはありません。狭い山頂ですが、幸いそれほど混んでなく、予定より2時間くらい早い登頂ということもあり、ゆっくり過ごします。
突き出た穂先から見る槍ヶ岳山荘、そして穂高連峰。遠くは剱岳、鹿島槍ヶ岳、富士山、御嶽山、白山も望めました。ほどなくして登頂される方が増えてきたので、穂先からまた梯子で下ります。垂直の梯子は登りより少し怖いですが、それほどでもありません。ただ、ミスは許されませんので、慎重に行動します。
山荘では100円でトイレを利用し、300円のペフシコーラを飲みながら、またゆっくりと時間を過ごします。別に疲れた訳ではありませんが、この場所に居続けたい気持ちが休憩を長くさせます。
とは言うものの、いつまでも居座る訳にも行きませんので、南岳に向けてまずは大喰岳、中岳とクリアします。登り返しはそれほどでもない感じですが、逆方向なら中岳の登り返しは手ごわそうです。
本日4座目の南岳に登頂し、少し休憩して南岳山荘に向かいます。ここでもペプシがあったので500円でペットボトルを購入、よく冷えてました。カップ麺はお湯つきで400円、せっかくなのでお昼にします。ここで買うどん兵衛は関東バージョンで出汁の色が濃い目、普段食べるのは関西バージョンなのですが、あまり差は気になりませんでした。
ここでもゆっくり休憩して、さていよいよ南岳新道の下りです。最初は普通の九十九折の下りで、そこから尾根沿いに乗るところに梯子があるところが微妙でしたが、尾根沿いに入ってからも眺望に恵まれて順調な下りでした。
ところがだんだん斜度が強くなり、これは登りには使いたくないな〜、早月尾根より急じゃないか?、と思い始め、しかも登山道は狭くやや荒れ気味と下る技術を要求します。下った先には槍平小屋があるのですが、小さく見えているだけでなかなか近づきません。午後になり日差しも強く、早朝の登りとは打って変わって暑さにも耐えないといけません。
北アルプス三大急登に入れてもいいのではないか?とか、早月尾根日帰りより南岳新道ピストンの方がきつい、と言ったことを言いながら、歩きにくい道を下ります。ここのCTは2:45ですが、文句を言いながらも2:00で下山はできましたが、足の筋力を要求されますから、筋力不足な方はCTより長めの計画を立てましょう。
実際他のパーティーの方々を見ていると、場合によっては倍の5時間かかるかも?というくらいです。
長い急な下りが終わり、沢に出ると大きな雪渓の末端にたどり着きました。雪渓の下には冷たい風が吹いていて、長かった下りを労ってくれます。しかし虫が多いので、早々に下ることにします。
そこからももうしばらく下りは続き、ようやく槍平小屋に到着しました。ここはとても冷たい水場があるので、水分の補給をします。
さて、ここからが長い長い緩やかな下山ルートです。大きめの石を並べたルートは平坦ではないので筋力を多めに使用します。ただ黙々と下り、ようやく白出沢、奥穂からのルートと合流します。昨年9月はここを下ってきた記憶がよみがえります。
ここは工事をされている業者のおかげで登山者用の水場とトイレが設置されており、みなさん休憩されています。この水場も冷たくて気持ちのいいものです。
ここからは広い林道、ただ黙々と緩やかな下りを歩いて行きます。風が心地よい感じでした。途中のショートカット道は、実際に試すと林道より4分くらい短縮できましたが、頑張って下らないといけないのでまた汗をかいてしまいました。
そしていよいよ、ゴールです。出発から15時間経過、30kmの長い道のりの終点です。実際、つま先が少し痛く、膝にも軽い痛みを覚えましたから、相当ハードだったことには違いありませんが、暑さがマシだったぶん早月尾根よりも楽だった印象です。
今回は満天の星空に始まり、快晴で360度眺望の稜線歩きと、条件的にかなり恵まれました。午後からの夕立もなく、多分これがベストコンディションではないかと。
実際には天候の急変、道迷い、装備や体調にトラブルがあるものです。トラブルがあった時にどう対応するのか、それが山行の真価を問うものだと思っています。メンバーの力量や当日の状況を把握することもとても大切ですから、ガイドツアーのガイドさんは相当大変だろうなと、慣れ親しんだメンバーとの山行を終えてしみじみと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1149人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら