奥ノ深谷から摺鉢山·烏谷山

2024年06月22日(土) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,033m
• 下り: 1,036m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:46

距離 12.4km 登り 1,033m 下り 1,036m

6:06 スタート地点
6:08 6:09 坊村
6:18 6:29 明王谷林道ゲート
6:50 三ノ滝
7:00 7:01 伊藤新道出合
7:06 7:07 口ノ深谷 入口
7:16 7:17 牛コバ
9:10 9:17 摺鉢山
10:12 烏谷山
10:34 摺鉢山
11:15 11:38 大橋
12:01 12:05 渡渉地点
12:57 12:58 牛コバ
13:05 口ノ深谷 入口
13:10 伊藤新道出合
13:14 13:15 三ノ滝
13:40 13:46 明王谷林道ゲート
13:51 坊村
13:52 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

【奥ノ深谷分岐から牛コバ】
舗装路だが、全行程の40%ぐらいで砂利道林道に変わる。この1時間ぐらいはたいくつだが仕方ない。写真には紹介していないが、もう一箇所林道をショート出来る箇所があるようだ。今回はメジャールートがない代わりに林道を選択した。

【牛コバから摺鉢山、烏谷山】
牛コバから摺鉢山尾根までは薄い踏み跡しかないが、尾根に乗ると古いテープが山頂まであるのでほとんど迷わないだろう。ジグザグにトラバースしているのでかなり歩いた気がした。
摺鉢山から烏谷山までは案内はないが、なだらかな尾根を歩くので意外にすぐに到着した。

【烏谷山から大橋】
ここはレコのみんなの足跡もほとんどないが、大橋に下山しないと牛コバまでの軌跡が繋がらないので思い切ってチャレンジした。摺鉢山付近の支尾根がわからずに回り込んで尾根に乗った。レコにある軌跡を外れてしまって結局、蛇行しながら歩けるところを探しての下山になり残念だった。

【大橋から牛コバ】
大橋小屋の手前に山と高原地図にも記載ある渡渉ポイントがあるが、今回は丸太橋はやめて靴を脱いで沢を渡った。
有名な渡渉ポイントは小川新道出合を越えたところにある。アプリにも危険なポイントとして登録されている。
水量にもよるが、ロープを利用して何とか渡ったが要注意だ。
あとは白い岩をトラバースする箇所があるが、見た目より注意が必要だ。岩が濡れているのでかなり滑りやすい。このコースは雨上がりは避けた方が賢明だろう。そのまま進むと往路の摺鉢山分岐に出合う。

写真

6/22 6:12

奥ノ深谷分岐から牛コバ方面へ 金糞峠直下に大橋、牛コバの案内があるが、ようやく全貌が明らかに…

6/22 6:15

林道で牛コバまで車で行けないのか?と思ったら登山口から5分少々でチェーンで車止め

6/22 6:41

ここまでが舗装路 坊村バス停から約30分、距離で1.6キロぐらい?砂利林道は苦にならない

6/22 6:46

林道からここに来るショートカットがあるそうだ

伊藤新道出合 遠からず白滝山もめざしたい

6/22 7:08

後半に沢の渡渉があるが少し不安

6/22 7:15

林道から大橋、南比良峠の分岐点あたりが牛コバ

6/22 7:18

苔むす牛コバ

6/22 8:18

摺鉢山の分岐は左側の木にテープ があるが、 気が付かずにスルーしてしまう

6/22 8:19

尾根の取り付きはこんな感じ、大橋なら直進、摺鉢山は右にここから取り付く

6/22 8:42

テープがあるので登山道はわかりやすいが、基本的にクネクネトラバース道なので道中は異常に長い

6/22 9:02

明るくなってきたがそろそろ?

6/22 9:09

展望がない山頂付近

6/22 9:10

久しぶりの新規ピークハントに疲れも吹き飛ぶ??

6/22 9:10

人の手が入っていないこういう渋い山が好き

6/22 9:31

烏谷山まではテープはないが登りやすい

6/22 9:43

烏谷山 絶景というのは盛り過ぎでは?木々が少ない頃にまた来てみよう

6/22 9:44

蓬莱山方面

6/22 9:44

堂満岳方面

6/22 9:45

このあとガス祭り

6/22 10:42

摺鉢山の手前から大橋にかなりのマイナールートで下ってみる 木々で尾根がわからず回り込んで尾根に乗る

6/22 10:50

このあたりまでは良かったが、尾根は行き止まりで谷ルートへの切り替えポイントを間違えて道がないところを徘徊

6/22 11:18

大橋の沢だ こちらから下ったきた方面を見ると登りのピンテがあるのでそれを登って先の尾根に合流する?が仮説 いつか検証してみたい

6/22 11:39

奥ノ深谷の渡渉 2年前に渡った丸太はさらに朽ちてこちらの体重も増加していることを考慮して靴を脱いで潔く渡渉 天然のアイシング良いかも?

6/22 11:42

朽ちていく大橋小屋 目印にはありがたい

6/22 11:46

以前に南比良峠から歩いた小川新道出合

6/22 12:00

有名な渡渉ポイントか

6/22 12:00

これはなんのためのロープだろう?使う人いるのかな?

6/22 12:01

ここから渡渉したが、ドボンはなし 渡渉してトラバース道の取り付きが急登なので心配したが、大丈夫だった 雨に濡れると危険度が3倍になるだろう

6/22 12:09

ここも要注意 白い岩が濡れているので滑る ロープのたわみが大きいので頼りすぎるとぶらーんと体を持っていかれる 誰にも見られなくて良かった

6/22 12:58

やっとここまで戻ってこれた 摺鉢山から大橋経由の牛コバは想定外のコースだった

6/22 13:32

往路で出来なかった林道ショートカットを木のあたりから下ると…

6/22 13:35

ここに下りてきた 自分的にはここで登山終了

撮影機器：

SH-02M SHARP

感想

takumin'

今日は雨と思っていたので登山予定はなかった。しかし15時ぐらいまでなら曇で持ち堪えそうなので急遽、登山計画を練った。今の登山計画は、お昼すぎに下山出来ること、コースの半数近くはメジャールートが占めることが大前提だ。　

先日、明王院の分岐で牛コバの案内を見て次はこちらにと漠然と思っていたのでそれはすぐに決まった。

牛コバ、伊藤新道、白滝山、摺鉢山など地図を見ているだけで面白そうなロングコースが描ける。
ただし今回は腰痛の件もあるので、欲張らずに摺鉢山、烏谷山の周回コースとした。牛コバまでは林道なのでスパイス的に摺鉢山から大橋のバリルートを盛り込んだ。

マイナールートやバリルートを歩くのは3月の鈴鹿以来だ。今の体調でマイナールートや渡渉を難なくクリアして無事に怪我なく下山できるのだろうか?

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まだマイナールートを歩くには身体的にまだ早くないかと思ったが、御殿山ルートの人の多さに嫌気がさしてマイナールートに逃げ込んだ。静かな山は本当に心癒される。

今回印象に残ったのは大橋からの奥ノ深谷を歩くコースだ。スリルのある渡渉を繰り返して、沢のせせらぎを聞きながら適度に緊張感のあるトラバース道を歩くのは本当に楽しかった。

マイナールートの摺鉢山から大橋へのルートは摺鉢山から牛コバまでの長いトラバース道を考えたら正解だった。
もう少し注意したら防げたルートミスだと思う。迷わずにそのまま大橋に向えば30分かからないだろう。