上河内岳 茶臼小屋で初テント泊。

2015年08月10日(月) ~ 2015年08月11日(火)

• GPS: 30:28
• 距離: 21.6km
• 登り: 2,385m
• 下り: 2,405m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:20

距離 6.6km 登り 1,642m 下り 193m

7:12 畑薙大吊橋
7:38 7:39 ヤレヤレ峠
8:41 8:56 ウソッコ沢避難小屋
10:16 10:33 横窪沢小屋
12:32 茶臼小屋

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:49

距離 14.9km 登り 746m 下り 2,217m

4:46 茶臼小屋
6:04 6:39 上河内岳
7:47 9:07 茶臼小屋
10:27 10:39 横窪沢小屋
11:27 ウソッコ沢避難小屋
12:30 ヤレヤレ峠
12:50 12:52 畑薙大吊橋
13:30 13:31 畑薙ダムゲート前
13:35 ゴール地点

天候

10日 晴れのち雨と雷
11日 晴れのち曇り 朝方14℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平に駐車。6:40の時点でゲート前の駐車場は満車。第2駐車場は10台程でかなり余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

沼平ゲート、畑薙大吊橋に登山ポスト有り。
明瞭な山道で迷いそうな箇所はありませんでした。
ウソッコ沢の先の階段を過ぎてからの急登はガレた箇所があるので前後に人がいる場合は落石注意。　

茶臼小屋
テント場 硬めの土と砂利 45張 1人500円 トイレ無料
水場は沢の水がホースから出ています。食料の販売有り。　

写真

8/10 6:49

沼平ゲートからスタート。登山届けを書いているとバスが止まり、茶臼行くの?と声をかけられたので、はいと答えると乗っていいよと嬉しいお言葉が!

8/10 7:05

歩くと40分程かかりますが10分もかからず吊橋に到着。
私と同じくバスに乗せてもらい、光方面に行かれるという方達。

8/10 7:07

とても高い吊り橋なのでなるべく下を見ず渡ります。
天気は良さそう。

8/10 7:15

尾根を少し上り。

8/10 7:21

沢までは緩いアップダウンのトラバース道。
一部崩落箇所がありましたがそれほど危険ではありませんでした。

8/10 7:51

沢沿いの道。
吊り橋手前の鉄製足場が滑りそうなので慎重に進みました。

8/10 7:54

吊り橋。5箇所あります。

8/10 8:11

沢を縫うように進む。

8/10 8:19

鉄製の階段。
階段手前の脆い道で滑りそうだったので慎重に進みました。

8/10 8:38

ウソッコ沢小屋で小休止。

8/10 8:47

また吊り橋を渡り。

8/10 8:52

また階段。

8/10 9:03

そこから急登です。ガレた所もあるので前後に人がいる場合は落石注意。

8/10 9:33

なぜこんな形に?

8/10 9:34

中の段。

8/10 10:08

横窪峠から上河内岳。

8/10 10:11

横窪峠から横窪沢小屋までの道は狭いので小し怖いです。

8/10 10:14

横窪沢小屋で休憩させていただく。麦茶をごちそうになりました。
農鳥まで行くという方と少しお話し。

8/10 10:35

少しの間だけフカフカの道。

8/10 11:05

急登は続く。

8/10 11:10

展望地より。小無間しか見えません。

8/10 11:23

倒木ベンチ。看板はどこへ？

8/10 11:29

水呑場。チョロチョロしか出ていませんでした。

8/10 11:49

樺段。

8/10 12:18

8/10 12:19

緑が多くなると茶臼小屋まではすぐ。

8/10 12:21

ハクサンフウロ。

8/10 12:27

景色が開ける。

8/10 12:30

茶臼小屋に到着。
まずはテント泊の受付を。

8/10 13:44

斜めなのが気になりますが静かそうな少し離れた場所に。
ペグを刺すスペースがなく張り縄を張るのに少し手間取りましたがなんとか張れました。
雨がポツポツと降ってきました。

8/10 13:54

本日の寝床。マットの下に物を挟み多少は平に。
#3のシュラフでは少し暑く感じました。

8/10 15:11

雨が強くなり辺りはガスに包まれる。
本を読んで時間を潰す。

8/10 16:59

17時頃雨が止んだので夕食の準備。調理する余裕はないので質素な食事です。
湯を沸かすだけでできるアルファ米と味噌汁。と魚肉ソーセージ。

8/10 18:29

雷がゴロゴロ鳴って不安でした。

8/10 18:29

自分も含め26張り。
疲れたので19時には横になり寝る準備をしました。

8/11 4:31

4時に起床。ライトが不要なくらい明るくなってから行動開始することに。

8/11 4:50

東の空が赤らみ始める。

8/11 4:52

稜線までは10分程で到着。

8/11 4:52

兎岳と聖岳。

8/11 4:55

ライチョウがいそうな雰囲気。

8/11 5:08

広い草原。

8/11 5:20

近くで見ると迫力あります。

8/11 5:32

岩のゲート。

8/11 5:44

ガレたジグザグの道。

8/11 5:53

上河内岳肩。
皆さんはここにザックをデポして山頂へ。

8/11 6:00

上河内岳山頂。
360°の展望です。

8/11 6:06

聖岳。奥に赤石、荒川。

8/11 6:06

連なる大きな尾根。
右は白峰南嶺。

8/11 6:34

奥に安倍東山稜も見えます。

8/11 6:06

小無間〜大無間〜大根沢山。

8/11 6:21

深南部の山々。

8/11 6:21

茶臼岳〜光岳の稜線。

8/11 6:35

しばらく展望を楽しんで下山。

8/11 6:41

歩いてきた稜線。

8/11 7:01

8/11 7:02

オトギリソウ。

8/11 7:05

これは何でしょう？

8/11 7:06

8/11 7:24

8/11 7:42

8/11 9:03

片づけをして朝食を取り下山。
また来ます。

8/11 9:46

あんなに辛かった登りも下りは楽々ですが膝を痛めないよう慎重に下りました。

8/11 10:23

横窪沢で小休止。また麦茶をいただく。ありがとうございました！

8/11 11:20

下りは結構怖い、、。

8/11 11:28

この橋も荷が少し重いと怖い、、。

8/11 11:47

時間に余裕があるのでクールダウン。
下着1枚になり全身水浴びされてる方もいました(笑)

8/11 12:26

普段に比べたら少しヤレヤレ。

8/11 12:30

8/11 12:46

吊り橋を渡ればゴールだ！

8/11 12:50

帰りは歩かないとでした、、。
バス来ないかな~。なんて。

8/11 13:13

稜線は雲の中。

8/11 13:27

無事戻ってこれました。
疲れた~。

撮影機器：

Canon PowerShot D20 Canon

感想

k-daichan

昨年から少しずつ準備を進めていたテント泊山行。道具だけは早い内に揃っていましたが天候不順等の理由で1歩を踏み出す勇気がなかなか起きず年を越してしまう。
夏休みに入り日程の調整もきくようになったので、天気が良さそう日を選び挑戦してみることにしました。
選んだ場所は茶臼小屋泊で上河内岳。理由は昨年日帰りで茶臼岳に来た際、次は泊りできたいなと思ったので。コースがわかっているので多少安心というのも理由の1つです。

一日目
沼平からスタートし幕営地である茶臼小屋を目指します。
ゲート前で登山届を書いているとバスが止まり運転手さんから声をかけられました。
「茶臼登るの？」と聞かれたので「はい」と答えると「乗っていいよ」とありがたいお言葉が！歩いたことがない場所だったら赤線繋ぎができなくなるのでお断りするところですが以前歩いたことのある場所なので「お願いします！」と即答。
ゲートから畑薙大吊橋まで歩くと40分ほどかかりますが10分もかからず到着。かなり時間を短縮することができました。
長い吊橋を渡りしばらくは緩いアップダウンのトラバース道。日帰り装備なら楽に進めますが今回は15kg程の荷を背負っているので緩い登りでも楽には進めません。
沢沿い歩きも滑りやすそうな箇所があったので転倒しないように慎重に進みました。
ウソッコ沢小屋を過ぎると本格的な登りになります。普段登りではストックを使うことのない私ですが足が持つか不安だったので今回は使うことにし休み休みゆっくり登りました。
12時半頃茶臼小屋に到着しまずはテント泊の受付を。少し早く着きすぎたかなと思いつつテントを設営しているとポツポツと雨が、、風も少し吹いています。雨足が強くなったら厄介だな〜と少し焦りましたがなんとか設営完了。15時頃には雨足が強くなってきたので早く張ることができて良かったです。
天気が良ければ辺りを散策しようかなと考えていましたが外に出ることができないのでテント内で本を読み過ごす。
17時頃タイミング良く雨が上がったので夕食の準備。と言っても調理する余裕はないので湯を沸かすだけですが、、。経験を積んで余裕ができたら調理も挑戦したいですね。
食事をとったらあとは寝るだけです。
テント泊で1番不安だったのは夜眠れるかということです。環境が変わると眠れないタイプだし、夜の冷え込みで凍えたらどうしようなどと考えながら横になっていると、、気付いたら朝になっていました(笑)疲れていたからか以外に良く眠れて、凍えるどころか♯3のシュラフでは暑いほどでした。

2日目
4時ごろ起床すると雨も上がっており星空が。
前日の残り物のおにぎりを食べ準備していると東の空が赤らみ始め前日は見れなかった富士山も見えました。
予想していたよりも朝は寒くなく上着1枚だけ羽織って上河内岳を目指します。重い荷物を背負っていないので足取り軽く稜線は風もないので快適に歩けました。1時間余で上河内岳に到着。山頂は遮るものがなく360°の展望です。多少霞んでいるのが残念ですが良い景色を望むことができました。
テントを片づけ、お世話になりました。また来ますと心の中でつぶやき下山。
あれほど大変だった登りも下りは楽々です。しかし膝が痛くなりそうだったので慎重に下りました。

不安だらけの初テント泊でしたが無事終えることができホッとしました。
今の技術と体力では連泊は厳しそうなのでしばらくは1泊で慣れて徐々に歩く距離と日数を増やしていきたいです。


消費水分 飲用2.5ℓ食事用0.7ℓゼリー飲料360g