聖岳ー上河内岳
- GPS
- 30:39
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 3,714m
- 下り
- 3,717m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:48
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:33
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 8:53
天候 | 31日は晴れ時々降雪(玉雪) 1~3日は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
芝山ゲートはノンアル飲料が完備。林道の修復は便が島の先まで進んでいる |
その他周辺情報 | 阿南町かじかの湯は無限シャワー、固形石鹸完備!600円 |
写真
感想
下栗の里は最短ルートが工事中で、集落の上を迂回するルートになる.舗装路とは言え傾斜も積雪もあり,帰りが不安になる.北又渡に着いた時はホッとした。林道歩きは長いが、ストックで腰をマッサージしながら我慢の行軍。便ヶ島から先は崩壊しつつある林道の補修が進んでいるが、脆い地層なので崩れ続けるだろう。西沢渡で若い2人Pに追いつくが、その先の急登であっという間に引き離される。急登と降雪でペース上がらず,薊畑を過ぎた先の樹林帯の岩陰が泊地となる.寒いがテントに入り、琥珀の酒で身体を温めればご機嫌となる.
斜めの寝ぐらでよく眠れなかったが、お雑煮で英気を養い出発.薊畑からは完璧なトレースがあり、小聖付近で単独の先行者とすれ違うも、お礼を言いそびれてしまった。ありがとうございます.聖本峰への登りでは若い2人Pも降りてきて,先行者のトレースに助けられたことを痛感した.下山では一部ルートミスもあったが,早い時間に聖平に着いた.どうやら琥珀の液体は無尽蔵にあるらしい.私の持参した羊肉のアマトリチャーナ風を食べる頃には正気を失っていたかも知れない.
試練の3日目は上河内岳を越えてどこまで行けるかが焦点だったが、樹林帯を抜けるまでフルラッセルと藪漕ぎで消耗した。ピンクテープは少なく,夏道を辿れないところが多かった.南側から見る聖岳南面に青氷の谷筋が一際目立つ.やがて赤いチャートの痩せ尾根を通過して何とか上河内岳に立つが、時間切れでポイントオブノーリターンを戻るしかなくなる.聖平に戻り、熊肉をお相伴,琥珀の液体はまだまだある...
最終日は下山のみとなる.ホッとしている自分が情けないが,腰の問題もあるので仕方ない.薊畑まで200mの登り返しが結構堪えるが、琥珀の液体のせいだろう.急下降でチェーンスパイクでのトラブルはあったが,造林小屋跡に達する.山深くにこれだけの規模の事業があった事に感銘する.西沢渡は渡渉するが,ヌメりがすごく失敗も.林道ではフル登攀装備の2人Pとすれ違う.長い林道は易老渡からが長いが、以前より修復が進んだ印象.芝沢ゲートで乾杯し,スーパーでジンギスカンを買って,かじかの湯に向かった.
(ガイド山行)
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