入笠山・大河原湿原と井戸尻考古館
- GPS
- 05:02
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:09
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
梅雨の合間の曇りの予報、思い立って入笠山に出掛けてみた。ここ2ヶ月あまりほとんどまともに歩いていないのでやや不安。歩けるところまで歩くつもり。始発電車で高尾駅乗り換えで各駅で富士見駅に向かう。甲府盆地を抜けると南アルプスが近づく。雲の合間から甲斐駒ヶ岳と鋸岳のギザギザの稜線が見える。甲斐駒は何度か登ったが鋸は行けなかった。富士見駅に到着する。駅で運賃を清算しタクシーでゴンドラ山麓駅に向かう。タクシーを降りてゴンドラの往復券を購入しゴンドラ山麓駅に向かう。マウンテンバイクの面々もゴンドラに乗り込んでいる。数年前の残雪の頃一度のっているはずだがあまり覚えていないが、かなり長いゴンドラで一気に1700メートルまで上がってしまう。年寄りには何よりだ。
ゴンドラ山頂駅から入笠湿原に向かう。ドイツスズランの他に自生スズランもあるらしいが5月末から6月前半が見頃ですでに終わっている。その代わりアヤメが咲き誇っていてこれは素晴らしい。ひと頃登山者に荒らされて失われそうになったがその後の保護活動でここまで復活したのは嬉しい限り。またニッコウキスゲも咲き始めた。
湿原を抜けて山彦山荘に出る。すでに10時近く、朝食を四時前に食べたのでお腹が空き、800円のカレーをいただく。この上のマナスル山荘のビーフシチューが人気らしいが2,700いくらを払う気にならない。
マナスル山荘手前のお花畑コースを見送り、山荘の先で入笠山に向かう登山道に入る。最初に登ったのは、もう十年以上前かもしれない。雪道をかんじきを付けて歩いた記憶がある。岩稜コースとやらに入るが、どこが岩稜か、わからなかった。傾斜がややキツくなる箇所もあるが大した苦労なくやがて山頂に出た。雲が多少かかっているが南アルプスは、甲斐駒ヶ岳を始めよく見えるし、北アルプスも雲の合間から見える。穂高辺りの斜面に残る雪渓が見える。下でカレーを食べたのですぐに大河原湿原に向かう。ここの下りがやや急で滑りやすく雨だと苦労するかも?
順調に下るが、湿原が近づくと道が水浸しになり、水を避けながら進む。
やがて仏平峠を通過し、首切清水付近を抜けて大河原湿原に向かう。どこが首切清水かよくわからない。ほどなく大河原湿原に到着し、テイ沢分岐まで進む。途中ヤマツツジやクリンソウなどが咲いていたがあまり多くの花はみられないようだ。
テイ沢分岐から苔の多いエリアを進み一周する。駐車場もあるらしい。そこからはもと来た道でなく舗装道路から砂利道を進み、途中から八ヶ岳ビューポイントに向かう。山道の途中にポイントがある。確かに真正面に八ヶ岳連峰が見える先客のご夫婦らしい老カップルが先に撮影を済ませてはなれ、少し撮影してから後を追った。ほどなく花畑入口の鹿よけ柵をくぐり花畑を進む。朝下から見上げた時は、巨大な花畑に見えたが上から見下ろすとそこまで大きなものでなかった。がアヤメがたくさん咲いていた。ツツジの他にしたの方でニッコウキスゲも咲き始めていた。一二週刊前のヤマレコの記録ではアツモリソウや様々なラン科の花の写真が出ていたがこのコースではなさそうだ。ゴンドラ山頂駅手前からタクシーを山麓駅まで呼んだが行違いでアルピコの配車係は、山麓駅にいると勘違いしたらしく車は私を見つけられず戻ったらしい電話を再度してゴンドラ山麓駅下のタクシー待ち合いに今到着したと告げるとタクシーが戻ってきた。ここから井戸尻考古館まで行き、井戸尻考古館ができるまでと言うミニ企画展を見る。今年は設立五十周年らしく、また施設を新しくリニューアルするようだ。しばらくは見られなくなるので、藤内遺跡の中期注葉の「神人交会深鉢」と曽利遺跡の人面香炉形土器をスケッチして考古館とのしばしの別れを惜しんだ。と言っても信濃境駅からは、本数が少なく、三時半過ぎの電車を逃すと二時間後になるので、今回はこれで失礼して急いで信濃境駅に向かう。なんとか間に合って小淵沢駅で特急券を早い便に変えて帰宅の途に付いた。
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