不動沢から駱駝山まで
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- GPS
- 08:19
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 695m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス | 不動滝遊歩道駐車場、不動沢橋駐車場、カモシカ沢入り口付近にそれぞれ車をデポし、どこからでもエスケープできるようにしておいた。 |
写真
感想
FD女史より沢に行きたいとリクエストがあり、不動沢フルコースをチョイス。最近は中流部のゴルジュだけばかりで、いつかラクダまで行きたいなぁと思っていたのでちょうどよかった。福島T登会の旧式ガンダムと青森から転勤してきてその会に入ったミヤさんが参加することになった。最終的には提案者のFD女史は諸事情により不参加となり親父3名でいってきました。
私は大学時代だから40年ほど前かな?シモフリ新道までの遡行はしていたが、全然覚えちゃいないし、沢の様子も変わっているだろうからとても楽しみだった。でも、不動滝の上は巻きが多かったとか、ゴーロ歩きだったとかあまり良い印象がなかったので期待せず、その上流のラクダまでの未知の部分を楽しみに行くこととした。
ただし、行動時間や天気次第でエスケープできるように不動沢橋にも車を置いた。もうどこで遡行中断しても大丈夫!!ということで安心してスタート。
さて、ゴルジュに関してはいつも書いていたし写真で確認願います。泳いだりへつったり巻いたり自分に合わせて難易度をいくらでも設定できます。
不動滝から上も写真を確認ください。吾妻や安達太良の特徴として中流部に滝が集中して、詰めが近くなるとなだらかになりゴーロ歩きやボサ越えになってくる。不動沢はそれを極端にしたような感じで上流部は滝やナメもあるけれど穏やかなゴーロ歩きが本当に多く疲れたなぁ!
霜降り新道を越えると一気に水量が減り水がなくなるとちょっとボサっぽくなってきてちょっとやばいかなぁ〜と思っているとだんだん開けてきて急に白い崖の荒々しい谷間になる。ここはなんだか別天地のようでとても素敵な場所だった。
水も再び出てきている場所もありキャンプ地としてもいいかなぁと思える場所だった。
その後ミニゴルジュなどを越えると再び水流が現れ、植物も出てきて歩きにくい沢になるがそれもちょっとの我慢、ラクダのガレ場が見えるとゴールは近い。
沢の長さはそれなりだが、不動滝から上流はゴーロ歩きが多くわざわざ行くような感じではない。ゴルジュだけでは物足りないなら、不動沢橋までの遡行でやめておくのが良いと思う。ラクダ下の別天地は行く価値のある場所だが、沢登りとは別にいっても良いのかなぁと思う。たとえば白とんがりのあたりから行くとか。
いずれにしても最後にラクダ山にも登れ、いろんな景色が楽しめて充実した山登りだった。お付き合いいただいた旧Gさん、ミヤさんありがとうございました。FD女史はいけなくて残念でした。いつかいってみてください。
今回の不動沢中・上流部遡行は、所属している山岳会の大先輩が1975年に登った記録があり楽しみでした。
中流部は昨年も登っており、ゴルジュの楽しみは分かっていたけど、改めて思う存分に楽しめた。滝の高さはあまりなく恐怖感もないことから積極的な登りが楽しめるため、初心者にも楽しめるゴルジュである。
熊滝の手前に15mの滝があるが、今回は時間がないため高巻したが、時間を取ってゆっくり登るのも楽しそうである。
不動沢上流部は、とにかくゴーロが多く沢登りと言うより、途中から登山かなと勘違いするほどであったが、白とんがりの北側の谷間はとにかく別世界であり、歩くことが楽しくなる風景。特に枯れたゴルジュの姿は印象的でした。
時間的には、前半はロープを出さないで済んだのでスピードは速かったが、後半は疲れが出てきてスピードが失速した。特に駱駝山の登りが一番きつかった。
今回のコースで危険と感じたのは、不動沢橋へ高巻をするときの下りで、急こう配で、石が浮いており落石の危険がある。私たちはお助けロープを使い左側へ逃げて下りました。
今回も半ちゃんリーダーで楽しい山行が出来ました。ミヤさんも大満足の様でした。
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