夏の始まり。三ッ峠山
- GPS
- 07:52
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ時々にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
かねてから行っておかねばと思いながら、なんとなくいつも候補から外れていたのは、電波塔が山頂にある、というのが若干地味なイメージを醸していて、なんとなく足が遠のいていた理由か。
やっぱり山を登れば、山頂にあまり人工的な建造物からは距離を置きたい。
山道をようやく辿り着いた頂で、なんとなくそんな大きな建造物が建っていると若干興醒め感があると感じるのは、一生懸命登った割には少し特別感が失われる気がするからなのだと思う。
という訳で、梅雨の合間の、それでも身の危険を感じるほどの暑く蒸し暑い最中の山歩き。今日もジョンコナー隊長と山梨県は富士急行に揺られて開運の山、三ツ峠山へ。
富士急行の下吉田駅から新倉山を経て木無山、そして三つ峠山まで縦走の13.4km、1240mアップの1351mダウンの山行。
まずは新倉山浅間神社をお参りして整備された道から、程なく山道へ背後にはずっと富士山を背負いながら。ほぼ雪のない富士山はあまり富士山感が感じられない、富士山は近くで見るほど小さく感じて、遠くから見ている方が大きく、立派に、見えるのがとても不思議。
暑過ぎて、水の消費も激しい。風もない。吹き出る汗を拭きながら変わり映えしない登りをただただじっと堪えて登っていく。飲んでも飲んでも喉が渇く。
木無山までが遠くて遠くて、、なんとなくバテ気味。そしてようやく木無山を越えると景色は一変する。穏やかな山道と
潤いの三つ峠山荘と四季楽園。テラスからは屏風岩。そして屏風岩をクライミングする人たちを眺めながら、ラーメンとビール。うまい。この人工物は大歓迎。と身勝手な自分は置いておいて。。
あまり時間もないのでささっと済ませて、いざ三つ峠山山頂へ。
休み明けの再始動は辛く、心拍も落ち切って足も重たい。一歩一歩ゆっくりとゆっくりと登って山頂へ到着。いい景色に下山の力をいただきます。
下りはサクサクと、屏風岩でクライミングの人たちも眺めながら、よくもあんな垂直の岩を登っていかれるものです。
どんどん下っていくと空模様も下り坂。パラパラと雨が降り出しますが、その雨音とは裏腹に、樹林帯の木々たちが雨露を凌いでくれます。降っては止みを繰り返し、空は程なく明るく西の空には青空も覗く。
もう降らないな、と確信できるくらいの綺麗な雨上がりの空。
西陽に照らされて、山間を行くガスがとても清々しく、最後の目的地三つ峠グリーンセンターを目指します。汗みどろ。早く汗を流してさっぱりしてグビっといきたい。急に現れた楽園はお風呂とおつまみ3品(唐揚げ、枝豆、冷奴)と生ビールと送迎で1,750円。悪くない。
追加でいろいろ晩ごはんをしてジョッキも気付けば3杯目。ほろ酔い加減で三つ峠駅まで送迎をしていただき、夕涼みの三つ峠駅。もうすっかり夏の夕方の時間。
透き通る様な空模様に涼しい風が戦ぐ。
たくさん歩いてたくさん汗をかいてたくさん飲んで。あぁもう夏だ。と感じる清々しい夏の夜。楽しい山歩きでした。
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