岩籠山 〜コウ試練の山の山頂は〜 [福井県 敦賀市]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 738m
- 下り
- 740m
コースタイム
天候 | 晴 ドライブイン 27℃ 岩籠山 29℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険はないが、急坂はザレ気味で滑りやすい |
写真
感想
今日は盆休みも後半。
そして天気の崩れもなく、暑すぎず登山日和だ。
俺はコウのレベルに合した山を常に考えている訳だが、今回はちょっと試練になってしまった。
俺も初めて登る山は地形図と睨めっこしながら計画を立てるが、予想に反した傾斜、地面の環境などには対応しきれてないのが現状。
その為のヤマレコなんですよね。 今回は結構参考にしてました。
ドライブインしのはらに車を置き、さぁ出発の時にアクシデント発生!
なんとデジカメにSDカードが入ってない!
そういえば前日にヤマレコの宿題を全部書き終える為に抜いていたんだ。
初っ端から痛恨の一撃。 仕方ないのでガラケー写真で我慢することにしよう。
前にも言ったがこのガラケーカメラにちょっとしたヒビが入っており右下に光が反射して写ってしまいますが気にしないように。
登山道はちょっと歩いてすぐに急坂から始まる。
登りなのにコウがよくこける。
なんでそこまでよくこけるのかと思ってたらザレてるからなんよな。
俺は足がでかいからあまり滑らないが、コウは足が小さいから余計に滑るんやな。
これは下りではちょっと厳しいものになりそう。
恐かったのがこのコース一番の急坂の岩場だったが、それは滑る場所じゃなかったから難なくクリア。
その後もこのコースは終始ザレているのでコウが何回滑って転んだのか数えきれない。
最後のインディアン平原直下でも酷いものだった。
滑り転び過ぎてついに大泣きする始末。その中をグルグル飛び回るアブも手伝って俺を苛立たせる。
まぁなんとかインディアン平原にたどり着き、夢の楽園にたどり着いた。
エゾゼミの大合唱も久々に聞いた。
しかしコウめ、まだ山頂まで50mくらい登らなアカンねん(笑)
そして相変わらずコケては泣いてインディアン平原にそれを木霊させる。
そんなこんなでインディアン平原から山頂ごときで30分も掛かった。
泣きながら山頂に着くと山ガール2人がいた。
そしてコウは唖然とした顔。 その後照れながら俺に顔を押し寄せてくる。
その山ガールに記念写真を撮ってもらう。
気持ちのいい山頂にまたこういった癒しがあったおかげで俺の苛立ちも収まった。
しかしまぁ普通に考えたらこんな山を4歳の年少さんが登ってくること自体凄いよな。 しかも俺の手助けを拒否するようになっているのだ。
しかし下りではそうにはいかないんだ。
予想通り滑り転げながらの下りだ。
そりゃ大人の俺でもすべるんだから手助け無しじゃ無理なのになおも拒み続ける。
途中2人の若い登山者を先に行かした。
嫌な予感は的中し、コウはその人達に追いつこうと早歩きになる。
急坂があって危険やし、迷惑を掛けることになるので俺はそこで一喝!
登山道に俺の怒鳴りが木霊する。 そしてコウを止めると大泣き、また森に泣き声が木霊しセミの鳴き声を上回る。
コウは聞き分けがない子だから本当に苦労するが、途中からようやくいう事を聞くようになってきた。
そこで俺もようやく急坂の歩き方を教えながらゆっくり歩を進めることができた。
なんとかドライブインに降り立った。 山頂から2時間半も掛かったのか!
まぁ登りでも3時間掛かっている訳やし、急坂連発やったから仕方ないよな。
4歳にしては早い方なんだろう。
ちょっとハードル上げ過ぎたかなと反省するが、逆に登らせて良かった面もある。
それはコウが急坂下りの時にちゃんとゆっくり慎重に下るようになったことだ。
それは今年の課題なのだ。 もちろん完璧にはできないけど。
それにしてもあんなにコケたのに怪我を一切していないのがすごかった。
いろいろあったけど、充実した登山ができて本当に良かったと思います。
コメント
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コウくんが段々と幼児から少年の顔つき、体型になってきました
終始、ザレた登山道ということだけど、山の状況によって靴を合わせてあげることもできるけど、でも結局は「歩き方」なんだよね。岩場、藪、土、ザレ、雪、沢は同じ歩き方じゃ歩けないし。
私も普段、藪と土のフィールドで慣れているから、鳥海山の鉾立からの整備された岩の登山道が逆に苦手なんです
今回はいつもと注意点が違うしネクスト・ステージに相応しい内容です。同じ山は一つとないけど、土質は同じ山がたくさんあります。様々な山やフィールドをたくさん歩くことが大事ですね。
あと、単独じゃないから個人行動やチームのペースを乱すのも駄目ですね。怒られても仕方がないし、子供でもリーダーであるguhikazukiさんに従うのは当然です。つまらない意地も必要ないです(←大人でも)山のレベルが上がったらメンタル的な部分も強くしないと危険ですね。
山はいつも好天で、奇麗なお花が咲いていて、ポストがあり、登山道が整備され、かわいい山ガールがいて、クライマーズ・ハイになれる場所ばかりじゃないし、物見遊山で行く場所でもないから、こういうストイックな場面も大切だと思います。これからのmountrex家の登山にも参考になりました。
がんばれ!父さん!がんばれ!コウくん!
今年は”歩き方”も課題に挙げているんです。
山によって色んな地質があるから、その都度対応せんならんしな。
コウに合うサイズの登山靴は存在しないので、とりあえず運動靴っぽいの履かせとるで。
それに合わせて俺もスニーカーなんよ。
俺が登山靴履いてしまうとコウの歩きづらさが分からなくなるからね。
コウが意地をここまで見せるようになったのはホンマに最近やな。
成長しているということで良い事なんやと思う。
まぁ時間は掛かるけど、しっかり躾けておくわ
いやいや、俺の方こそmountrexさんに大変参考になるコメントを頂いているから感謝しとるでな!
お互い家族共々頑張ろう!
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