川はどこから流れてくるの(下見)
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- GPS
- 05:56
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 366m
- 下り
- 361m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 6:13
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いた沢はバリエーション 滝など危険な地形はありませんが、人が歩くことを想定して整備されていません。 |
その他周辺情報 | 矢櫃峠のレストハウスは16:30か17:00までですが、国民宿舎丹沢ホームヤビツ峠売店は17:30頃までやってました。 護摩屋敷の水は冷たくておいしいです。 |
写真
子供にとっては歩きにくく、かなり時間がかかります。
足元はマリンシューズを推奨です。ない場合は濡れる前提で運動靴。つっかけサンダルはケガするので駄目です。
ヤマビル対策は、吸われていないかマメにチェック。
水の中を歩いているときは、吸われにくいので、陸を歩いているときはマメにチェックします。
私は地下足袋をずぶぬれに濡らしながら歩きました。
ランニングシューズも可。
長靴はヤマビル被害にあいにくいのと、濡れなくて済みますが、歩きにくいのと、深いところには立ち入れないことには留意してください。一番深い場所は大人の膝ぐらいあります。
登山靴は水が入ると抜けなくて重くなるのでNG。
つっかけサンダルはケガするのでNG。
2週間ぐらい前の遺体でしょうか。かなり臭いです。
後ろ足も残っているので、おそらく自然死でしょう。
このペースだと、今月末には骨だけでしょうね。
このように運悪く汚染されていることもあるので、水量の少ないところは川を遡上しないで、横を歩いたほうが良さそう。
感想
今月末に、子供のコミュニティでこのあたりに遊びに来る予定があるため、何か普段と違うことができないかなと思い、川歩きができないかな?と試してみました。
我が家に「川はどこからながれてくるの」という絵本があるのですが、この絵本を読んだあとに、実際に川の源頭を探しにいったら、面白いかもしれない、という趣向です。
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784034252505
しかし、子供が歩くとどのぐらい時間がかかるかとか、また滝やらなにやらで通行不能なこともあるので、実際歩いてみようと行ったわけです。
実際歩いてみると、いやはや案外にも大人も楽しい水の道でした。
天然の川らしい区域が多く、滝やダムのようなアグレッシブな箇所もありません。
森の中の沢をひたすら歩いていくと、徐々に支流に分かれていき、やがて水が減って、最後にチロチロと源頭にたどり着きます。
短いながらも変化があり、面白いルートでした。
子供連れての感想ですが、3歳児としては山歩きに慣れているだろう子のペースで、青山荘から護摩屋敷の水まで1時間、そこから源頭まで1時間程度でしたが、だいぶ慎重な歩き方をしていたのと、後半かなり(体力的にも精神的にも)落ち込んでしまったこと、あと5歳児ぐらいをターゲットに考えているので、実際はもう少し時間が短くて済むかなと思います。
沢の中は滑りやすく、危険な要素は一通りそろっているので大人の比率は高いほうがいいでしょう。大人一人につき子供二人ぐらいかなと。
道路のそばの沢を選んだおかげで、エスケープもしやすいので、いざというときは逃げられます。
水深は一番深いところで大人の膝丈、50cmぐらいでした。ライフジャケットは不要だと思いますし、ヘルメットは効果的とは思うものの、ちょっと大げさかもしれません。
沢の水は冷たく、小さい子供は腰まで浸かることもあるので、体がかなり冷えてしまいます。
座って長時間休むことはできないので、3歳児にはちょっと厳しいイメージです。
懸念していたヤマビルも水を歩いている最中はあまりおらず、陸に上がったときにつくやつをマメに注意して取り除けば大丈夫でした。
私の地下足袋に5匹ほど、妻の首筋に1匹、子供は2か所吸われたのと、血液を吸ってパンパンになった謎のヤマビル1匹(誰が吸われたかはいまだ不明)だけで、思ってより少なかったです。
血を吸われた子は精神的に落ち込んでしまっていましたが…
源頭付近はシカの死骸で水が汚なくなっていたので、水量が少ないところは念のため沢の脇をある浮いたほうが良さそうです。
今回見つけた死骸は、半月後にはきれいに骨だけでしょう。
子供たちが見つけたらびっくりするかもだから、黙って連れていったほうが楽しめるかもしれませんね。
携帯の電波はずっと圏外です。(ドコモ系)
道路も圏外でした。
ほかのキャリアもあまり期待できないと思われます。
装備は、子供の足元はマリンシューズが良さそうで、なければ運動靴でずぶぬれになりながら歩く感じになります。
スニーカーはソールが粗末なのでお勧めしません。
長靴は水が入る深さなのでNG。つっかけサンダルはケガするのでNG。キーンのようなつま先を保護するサンダルは、絶対ダメではないけど即ヤマビルの餌食になりますし、少し歩く山の中で杉の枝とかが突き刺すかもしれないので、推奨はできません。
【参考】
https://www.keenfootwear.jp/collections/kids-sandals/products/little-kids-newport-h2-safety-orange-fjord-blue
大人の足元は沢靴が良さそうですが、持っている人はほとんどいないかなと。
濡れますが地下足袋も悪くはないです。
ちゃんとしたソールの運動靴もありです。
(コンバースなどの)スニーカーはソールが粗末なのでお勧めしません。
長靴は、水深が深いところは歩けませんし、機動力は低いのですが、ヤマビルもつきにくいので無しではありません。(ワークマンなどにある、ちゃんと丈のあるものです。)
登山靴は水が入ると抜けないのでやめた方がいいでしょう。
つっかけサンダルはNG、キーンタイプのサンダルも非推奨。
それ以外は普通の登山装備で大丈夫です。
ヤマビルがいるので沢を歩いている最中は、座って休憩ができません。
沢は頑張って歩いて、道路に出たときに休憩することになります。
ヤマビルがついたら手でとって石ですりつぶすのですが、触るのが嫌な人はアルコールスプレーなどを持つとよいでしょう。
一吹きで死んでコロリと剥がれます。
ヤマビルについては、ある程度諦めたほうがいいです。
吸われても死ぬわけじゃないと思える人だけが楽しめます。
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