八幡平&岩手山(柳沢コース)(1年越しの岩手遠征決行と約20年振りのリベンジ)

- GPS
- 07:35
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
- 山行
- 0:36
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 0:38
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:47
| 天候 | 8/15 曇り時々雷雨 8/16 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【アクセス】 東北自動車道 松尾八幡平IC 県道45号線→県道23号線 【駐車場】 八幡平頂上レストハウス 500円 レストハウス少し手前に無料駐車場があり、今回はそこに駐車しました。 トイレは、レストハウス駐車場付近とレストハウス内にあります。 〇岩手山 【アクセス】 東北自動車道 滝沢IC 【駐車場】 馬返し駐車場 無料 トイレは、登山口付近とキャンプ場にあります。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
〇八幡平 石畳の非常に整備された道で、危険個所等はありません。 〇岩手山 2.5合目から新道と旧道に分かれています。 新道は、樹林帯の道を淡々と登っていく印象で、1合ごとにわかりやすい標示があり、旧道への連絡通路もあります。 旧道は、火山質の岩稜帯の道が多くを占め、ガレや砂礫にやや足をとられやすい印象です。 マーキングがついていますが、下り方向からはやや見づらいかもしれません。 樹林が開けた登山道で、天気が良ければ、眺望を楽しみながら進むことができると思います。 7合目で新道と旧道が合流し、緩やかな道を辿って八合目避難小屋に到着します。 不動平までも緩やかな道が続き、最後は足をとられやすい火山砂礫の道を登ると、お鉢に到達します。 焼走りコースからの道をあわせて、山頂に到着します。 今回は、登りで新道を、下りで旧道を選択しました。 |
| その他周辺情報 | 〇宿泊地 岩手山焼走り国際交流村 幕営料300円 一般のキャンプ場で、家族連れ、バイカーなど、客層は様々。 故に、静かに夜を過ごせる保障はありません。(消灯は22時のようです。) 炊事場、トイレがあり、ゴミも処分してもらえます。 ※なお、七滝コースを登る計画の時点では、 県民の森 キャンプ場 幕営料620円 での幕営を考えていました。 〇入浴 【8/15】 焼走りの湯 500円(キャンプ利用者料金) 通常は600円 【8/16】 滝沢相の沢温泉「お山の湯」 500円 |
写真
感想
【計画】
私も人並みに夏休みをいただきました。
実家のある仙台に帰省するか、せっかくの長期休みでアルプスを縦走するか…
漠然と考えつつも、計画をしっかり練ることができず、結局前者を選択。
天気予報とにらめっこしつつ、昨夏決行できなかった早池峰&岩手山の岩手遠征の決行のタイミングを窺います。
が、二日連続で好天が望める可能性は薄く…
土曜の昼と日曜に天気が回復しそうだったので、早池峰から眺望はなくとも楽しめそうな八幡平に変更した上で岩手へと出発しました。
【計画変更
天気が回復する予報が出ていた昼頃に八幡平の駐車場に到着すると、雨脚が強まり、時折雷鳴が…
レインウェア等を着込み、いつでも出かけられる準備をしてしばし待機します。
雷鳴が遠くなり、雨脚が弱まったものの、大幅な天候の回復は見込めそうになかったため、一番小さく周回するコースを回ることにしました。
今回は、いくつかの沼や植物を眺めつつもあっという間に終わってしまいましたが、整備されていて非常に歩きやすい印象だったので、次回は両親等を連れて歩くのもいいなぁと思いました。
【計画変更◆
当初、岩手山へは七滝コースで鬼ヶ城を経由して向かう計画を立てていましたが、相当の雨量だったため、大事をとって一番オーソドックスな柳沢コースで登ることにしました。
岩手山は、中学校の野外活動で登ったことがあるものの、悪天候により4合目で撤退しています。
奇しくも、同じコースでのリベンジを試みることになりました。
オーソドックスなコースとはいえ、標高差は1500m。
奥多摩の雲取山とほぼ同じくらい登ることになります。
大汗をかきながらも、因縁の4合目を通過し、6合目を過ぎると、少し空気がひんやりとし始めます。
7合目から先へと進むと、少しずつ霧が晴れ、頂上方向が見えると、否が応でもテンションが上がります。
八合目避難小屋で体制を整え、不動平を過ぎると、いよいよお鉢を目指して登り始めます。
火山砂礫の道は、富士山を歩いているようでした。
雲が多く、周辺への眺望はあまりききませんでしたが、荒涼とした火山風景は十分に目を楽しませてくれ、コマクサにも会うことができました。
八合目避難小屋では、山バッジを購入しました。
2種類(コマクサバージョンとキジ(県の鳥)バージョン)あり、どちらにするか悩んでいると
「今日は特売日だから1個500円だよ!彼女の分も含めて2個いかが?」
とお声掛けいただきました。
(料金表には「バッジ 500円」と書かれていました。)
「すみません。彼女はいないんですよね。」
「そうか。それは残念!」
結局、コマクサバージョンを選び、お金を払う際に
「妻はいるんですけどね(ニヤリ)」
と申し上げました。
いつか、この避難小屋にも泊まってゆっくりしてみたいなぁと思いました。
【岩手県】
岩手県は、宮城県の隣県ということもあってか、中高の野外活動等で訪れたり、同級生が進学したりと、何かと関わりがあり、個人的には親近感がある県です。
国際交流村では、キャンプ場のコンディションを尋ねたところ、親切に確認をとってくれてたり、キャンプ場の整備をされていた方も、幕営によさそうな場所を教えてくれました。
下山後の温泉では、この日、甲子園で試合が行われていた花巻東(岩手)vs仙台育英(宮城)の話をきっかけに、高校野球の話で盛り上がりました。
そして、大自然の恵み。
温泉の売店では、地元でとれた新鮮な野菜が売られており、大根×5本で100円、キャベツ1玉 80円×2、じゃがいも(きたあかり)1袋 100円 を購入。
帰路の車がぐっと重くなりました。
そして、かの有名な小岩井農場。
美味しい牛乳が風呂上がりの体に染み渡りました。
次回は、わんこそばかジャージャー麺、冷麺でも食べて帰りたいところです(笑)















八幡平と岩手山・・・帰省のついでに登れるヤマとしてはぜいたくで羨ましい。。。
初日は登山道が川と化すのほどの荒れた天候で大変でしたね。
二日目の岩手山は雨も止んでお鉢の稜線がキレイ!
お花もたくさん咲いていて東北の短い夏に輝きを見せてます。
焼走り国際交流村は広大なテン場ですね。
好き放題場所が選べて、周りを気にせずにテント生活が楽しめそう(*´ω`*)
外で大の字になって星を眺めたいなぁ。
LArcさん、コメントありがとうございます。
確かに帰省のついでではありますが、仙台の実家からでも約500キロの旅でした(笑)
東京から出発するよりは断然近いのですけどね。
初日は見事に天気予報に手の平を返され、心折れて帰宅しかねない状態だったのですが、翌日の岩手山も含めて諦め切れず…
何とかレコになるくらいの山行を実現することができました。
もう少し涼しいかと思っていたのですが、標高が上がるまでは結構な暑さで、雲のわきあがる様子や数々のお花と出会うと、まだ夏なんだなぁと感じました。
焼走り国際交流村は、所謂普通のキャンプ場で、本当にだだっ広い草原でした。
山のキャンプ指定地とは違い、ど真ん中に幕営しても大丈夫です(笑)
今回、天気はイマイチだったのですが、皆で楽しくワイワイ料理をしたり、星空の下でお酒を飲みながらゆっくり夜を過ごすのもいいなぁと思いました。
rgzさん、こんばんは!
八幡平、岩手山は昨秋に行ったのですが
八幡平は下界はまぁまぁだったのに
ガッツリと部下にヤラれた
岩手山はそれなりに好天ではあったんですが。
少しガスがかかってしまったようですが、
外の展望はなくとも
火山の景色は独特ですので
お鉢を眺めながらまったりするのも気持ちよさそうです!!
鬼ヶ城の方にも道があるのは初めて知りました!!
機会があれば是非歩いてみたいと思います!!
長距離運転も含めてお疲れ様でした〜!!
keiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
昨夏、岩手遠征を諦めた後、keiさんが行かれているのを拝見して、今年こそは!と思っていました。
結果、天気の影響で、早池峰を早々に諦め、代打の八幡平も打ち取られる結果に
東京から直接遠征するには遠い距離ですので、今回、岩手の山域を歩けたこと自体は満足です。
鬼ヶ城を歩く七滝コースはなかなかのロングコースですが、ぜひぜひ歩いてみてくださいませ。
(というか、私も歩きたい…)
帰路は、小岩井農場等の寄り道のせいか、断続渋滞30キロというモンスターが出現しまして…
帰省していても、関東にいても、しっかり渋滞に巻き込まれる結果となりました
こんばんは〜
うーーん、やっぱり岩手山!!
悪天候なのにすごく惹かれる山の姿と道ですね〜!
なんていうか、まさに東北の山って感じ。
本州では泉ケ岳から北への山はまだ行ったことがなくて、
ここもあそこもどこも行きたい場所が、まだまだてんこ盛りなエリアで
岩手山は筆頭なお山。
自分も行きたいですが、、次回は晴れた日に何年振りでも、また行けるといいですね〜
miouさん、こんにちは。
お返事がすっかり遅くなってしまって、申し訳ありません。
岩手山は、青森へ車で帰省するときに何度も目にしてきた山で、一見すると綺麗なシンメトリーなのですが、見る角度を変えるとどんどん違う姿になるという、ちょっと不思議な山です。
ずっと登りたいと思っていましたので、天気はイマイチでしたが、勢いのまま突進してきました。
頂上に近付くにつれて、火山らしい雰囲気に変化していく、面白い山でした。
次回は、山頂からの大展望も楽しめたらいいなぁと思います。
私も、登ってみたい東北の山はまだまだたくさんあります。
岩木山や鳥海山、今回断念した早池峰、紅葉が有名な栗駒山、たくさんの花が咲く秋田駒、飯豊に朝日…
実家への帰省時だけでは追いつきそうにありません(笑)
こんにちは。
せっかくの東北遠征(実家帰省とも言う)なのに、ちょっと大変なお天気でしたね。
しかし、悪天候もこうなってくると、テンション上がってくるよね〜
というのがありありと分かるレコ、どうもありがとうございます。
大変楽しませていただきました。
でも、後半はわりといいお天気だったっけ。
青空も見えてますもんね。
色んなお花に囲まれていたり、つややかなてんとう虫と出会ったり、広いキャンプ場はそれだけで「the夏」って感じで、子供の頃駆け回って遊んだ夏休みを思い出します。
夕立もそれは楽しかったっけなぁ・・・
高校野球、取れたての野菜。
あぁ、ノスタルジー!
ということで、いい夏休みをお疲れ様でした。
muniさん、こんばんは。
お返事がすっかり遅くなって申し訳ありません。
今年こそは!と意気込んで帰省したものの、天気予報は手のひら返しで…
妥協して変更プランを組んだものの、これも果たして本当に最善だったのか…
いや、しっかり楽しんではこられたのですけどね。
こんなコンディションだからこそ、より、再訪の念が強くなったことですしね。
で、そんなにテンション高めですか?
皆さんとご一緒しているときと同じくらいの感覚なのですが
お花の時期も終盤なのでしょうけど、たくさんのお花と会うことができました
相変わらず分類は今一つなのですけど…
今年もコマクサに会えたのは嬉しかったですね〜
この時期は、甲子園もかなりの盛り上がりで。
仙台育英は、花巻東に勝った後は秋田商業との対戦で…
上位に残った関東勢も、ある意味潰し合いで…
優勝した東海大相模に初戦で負けた聖光学院(福島)も、組み合わせ次第ではもっと上位に…
勝負に「たられば」はないと思いつつも、いろいろ考えてしまいました。
あ、大特価の大根は、ご近所も含めてしっかり消費しました。
キャベツは、母の手により、大量の浅漬け等に化けてました。
30キロの断続渋滞を乗り切って帰宅しても、酒食が待っているという、本当に楽しい夏でした
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