【城跡ハイク】東近江の城跡めぐり その4 佐和山城&彦根城編
- GPS
- 04:07
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 182m
- 下り
- 194m
コースタイム
天候 | 晴れ&酷暑 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
|
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感想
えーと、東近江城跡めぐりツアーのレポートその4 になります。
前日、炎天下の元で近江八幡城(鶴翼山)→安土城(安土山)→観音寺城(繖山)と散策したのち、近江八幡市から彦根市に移動して宿泊しました。
彦根市に泊まった理由は、そこに行きたい城跡があったからです。
彦根のお城として誰もが思いつくのは、国宝である現存天守のある彦根城だと思います。こちらは20年以上前に訪れたことがあり…ま、もちろん今回も訪れたわけですが、それよりも訪れたかった城跡があります。
それが佐和山城です。
豊臣政権の五奉行のひとり石田治部少輔三成の城跡ですね。
子どものころ、司馬遼太郎原作を映像化したTBSの時代劇「関ヶ原」に衝撃を受けたアタシは、以来三成ファンなのですね。
その三成に過ぎたるものとして上げられるのが「島の左近と佐和山の城」です。
お城男子として、三成推しとして訪れたい城のかなり上位にあった城跡ですが、かつて彦根市に来た際には、滞在できる時間が短いため、彦根城に行くか佐和山城に行くかの二者択一でさんざん迷って、断腸の思いで佐和山城を諦め、彦根城を選びました。月日は流れて20数年、ついにあの時の無念を晴らすべく、今回アタシは彦根を訪れた次第なのです。
そんなこともあり、宿泊ホテルも佐和山城の近くに予約し、日の出直後の午前5時には散策へと出発しました。まるで夏山縦走並の早さですな(^_^;)
昨日めぐった鶴翼山や観音寺山同様に、佐和山城跡のある佐和山にもハイキングコースが設けられています。城跡北西の龍潭寺から登るのがポピュラーのようなのですが、アタシはホテルからほど近い南側の登山口からアプローチしました。道を挟んで登山口の反対側にそびえていた佐和山遊園の天守閣っぽい建物にはちょっとビックリしましたね。
登山口と本丸跡のある山頂のとの標高差は120mくらいで、5分ほどで尾根上に達します。ハイキングコースはよく整備されていて歩きやすく、その道のとおりに散策する分には険しい箇所はありません。
しかし、お城男子たるアタシは道を外れて法華丸や太鼓丸といったコースを外れたトコにもツッコミますので、藪こぎ状態になりました。熊の心配はなかったのですが、野生の猿はいましたね。
ともあれ隅石垣や千貫井などの遺構を眺めつつ進み、30分ほどで山頂の本丸跡に着きました。ついに治部殿の本拠地に来たんだぁ〜と、感無量でしたなぁ。
本丸跡は広く、木々に囲まれてはいましたが視野も開けており、眼下に琵琶湖や彦根城を眺めることができました。
本丸をあとして北に向かって下ると5分ほどで西の丸跡に到着します。
縄張り図を見ると、ここから東へ大曲輪や二の丸、三の丸へと続いているようなのですが、藪が濃すぎて突入できませんでした。また、現地案内図によると北西尾根にも曲輪群があるようで、道標も建っています。こちらにも少し突入したものの、あまりの急斜面のためにやはり断念…やはり過ぎたるものだけのことはありますわ(^_^;)
西の丸に戻った後はおとなしくハイキングコースに沿って下り、塩硝櫓跡、かもう坂通り往還の切通しなどを眺めつつ龍潭寺に出てひとまず散策は終了。
まだ午前7時前だというのに早くも汗びっしょりなので、いったんホテルに戻ってシャワーを浴び、朝食をとったのちに今度は彦根城に向かいます。
先ほども記載したように、彦根城は20数年前に訪れています。時間がなくサクッとしか見ていなかったので、その際あまり見ていないトコを重点的に…と、表御門からは入場せず、旧西郷屋敷長屋門を経て京橋口より外堀に出て、西側外堀に沿って南に向かい船町口御門跡やら永橋口跡やらを見てから、大手門方面から本丸に向かいました。
しかし、大手門橋のたもとの看板に衝撃の案内が…なんと耐震工事のために国宝天守には入場できないとのこと(T_T)
かなりションボリでしたが、まぁ前回訪れた際に天守内には入っているからと(無理に)気を取り直して、西の丸の三重櫓に向かいます。こちらは逆に前回入場できなかったのですが(理由は忘れました)、今回は無事に入場でき、上階まで上って周囲の景色を眺めることができました。
また、これまた前回はオミットした楽々園(前日までなら「御書院」内部も入れたもようorz)や鳳凰台の茶室を見て回ったのち、二の丸の佐和口多門櫓に出向きます。こちらは普段は内部公開していないのですが、天守内に入れない代わりに(スタッフの方談)入場できるようになっていたのは、むしろ僥倖でしたかねぇ(*^_^*)
その後も埋木舎(休館日なので門のみ)や旧池田屋敷長屋門などを見て回ったのち彦根駅に戻りました。
ってなわけで東近江のお城めぐりツアーのミッションはこれにて終了。
ですがまだ時刻は正午前。
帰りは名古屋から新幹線の予定でしたので、名古屋に向かうその途中にあるお城跡を目指して、アタシは近江をあとにしたのでした。
コメント
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近江八幡が秀次と縁があるとは知りませんでしたので、勉強になりました。
自分は先日仙台に泊りで出張したついでに仙台城へ行ってきました。
遺構は少ないですが、伊達政宗の銅像があるので、堪能できました。
こんにちは。コメントありがとうございます。
ホント暑かったです。夏の山城めぐりは夏の低山と同じで、気温、夏草、虫といった問題があってシンドイです。
仙台城は確かに遺構は少ないですが、地形がわかりやすくてそれがそれで面白いですよね。
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