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Yamareco

記録ID: 700831
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

荒海山〜栃木百名山100座完登〜

2015年08月12日(水) [日帰り]
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hy7667 その他1人
GPS
--:--
距離
9.1km
登り
813m
下り
801m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:50
合計
9:20
7:35
10
八総鉱山跡付近林道駐車地点
7:45
0:00
60
登山ポスト通過
8:45
8:55
175
鞍部
11:50
0:00
0
11:50
12:50
5
昼食・休憩
12:55
13:10
0
荒海山東峰(三角点)
13:10
13:20
125
荒海山
15:25
15:40
60
鞍部
16:40
0:00
15
登山ポスト通過
16:55
八総鉱山跡付近林道駐車地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道352号線から荒海山登山道案内図の大きな看板から林道に入る。始めは舗装だが、やがて車1台が通れる細い砂利の林道となる。八総鉱山跡付近の広くなった林道駐車スペースを利用。
コース状況/
危険箇所等
八総鉱山跡〜登山者カード入れ(登山ポスト)
・川の横を進む砂利の林道。オフロード車は入れるようでタイヤ痕あり。
登山者カード入れ(登山ポスト)〜尾根鞍部
・登山ポストを過ぎるとコンクリート面の上を横切る沢の渡渉、深さは5センチ程度。
・林道が狭くなり登山道、草が刈り払われていて歩きやすい。
・左斜面からの崩落?土砂流出?も数箇所もあるが問題なし。
・支沢への分岐(登山道の表示あり)で渡渉、安定した石の道を2ルートほど確認。落ちると登山靴の浸水もある深さ。
・支沢の右横に登山道。石や岩・枯れ木の転がった沢を詰める。
・沢を離れ右斜面への取り付き、土の登山道にロープあり。ザレ気味で滑りやすい。その後、右斜面トラバースする薄い登山道で高度を上げる。
・詰めると、左に沢を見る岩場にロープあり。滑りやすいので注意。
・石や岩・枯れ木の転がった沢を詰める。ほとんど水はないが、傾斜もあり滑りやすいため長いロープあり。
・鞍部直下にもロープあり。大きく平らな一枚岩の上に土が乗っている斜面という印象。ロープなしでは登れない。
尾根鞍部〜1251mピーク付近
・アスナロの森を歩く。
1251mピーク付近〜大岩(山頂への表示あり)
・徐々に高度を稼いでいく。木の根が非常に多く、滑りやすい箇所もある。
大岩〜山頂
・大岩を過ぎるとすぐ、右側が切れ落ちている斜面の薄い登山道。ロープがある。
・急激に標高を稼ぐ登山道。ザレた土の登山道、岩の崖?も多く、ロープ設置箇所多数あり。
・岩の細尾根に出ると、北西側の展望が開ける。南稜小屋が左手に見えると山頂も近い。
山頂
・山頂表示と石碑「大河の一滴ここから生る」あり。
・三角点のある山頂は左手に見える。薄い踏み跡を辿り、藪を漕いで数分。ピンクテープは2、3箇所といったところ。山頂に向かって右手にルートがある。途中、右側が切れ落ち高度感を感じる場所あり。
全体の印象
・林道を歩き、沢を詰める、木の根の稜線を歩き、ロープで岩を登る、藪を漕ぐなど、多くを試されるルート。
・沢を起点とするルートのため、湿気が多い。そのため滑りやすい。
・前日の雨量によっては、登れない箇所もあり得る。
・登山中、雨に降られたら、速やかな下山の判断が必要。
・山頂の石碑にある通り、大河の中央分水嶺となる「水の山」。
林道が比較的広く、方向転換もし易いので八総鉱山跡に駐車。川を右に左に見ながら林道を歩く。徐々に細く薄暗くなる林道。少し不安になる。
2015年08月12日 07:36撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 7:36
林道が比較的広く、方向転換もし易いので八総鉱山跡に駐車。川を右に左に見ながら林道を歩く。徐々に細く薄暗くなる林道。少し不安になる。
登山者カード入れがあり、登山道と確認でき、少しホッとする。写真奥で、1回目の渡渉。
2015年08月12日 07:45撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 7:45
登山者カード入れがあり、登山道と確認でき、少しホッとする。写真奥で、1回目の渡渉。
踏み跡も明瞭で、草が刈ってあり歩きやすい。目印は少ないが、登山道の表示はある。
2015年08月12日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 7:57
踏み跡も明瞭で、草が刈ってあり歩きやすい。目印は少ないが、登山道の表示はある。
登山道の表示が右手の沢方向へ。2回目の渡渉箇所。
2015年08月12日 08:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:05
登山道の表示が右手の沢方向へ。2回目の渡渉箇所。
来た道を振り返る。沢の右側の登山道を歩いてきた。沢沿いだけに湿気が多い。
2015年08月12日 08:10撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:10
来た道を振り返る。沢の右側の登山道を歩いてきた。沢沿いだけに湿気が多い。
やがて水が涸れ、この沢を詰めていく。滑りやすいので注意が必要。
2015年08月12日 08:13撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:13
やがて水が涸れ、この沢を詰めていく。滑りやすいので注意が必要。
沢を左手に見て、いったん離れる。左斜面への取り付き。ザレて滑りやすいためロープが設置してある。このあと急激に高度を稼ぐため、汗が止まらない。
2015年08月12日 08:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:20
沢を左手に見て、いったん離れる。左斜面への取り付き。ザレて滑りやすいためロープが設置してある。このあと急激に高度を稼ぐため、汗が止まらない。
登山道が滑りやすい岩場に当たるとロープを登る。顔を上げるとまたロープ…しかも長い。所々水が流れる沢を詰めるが、滑りやすい。
2015年08月12日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:37
登山道が滑りやすい岩場に当たるとロープを登る。顔を上げるとまたロープ…しかも長い。所々水が流れる沢を詰めるが、滑りやすい。
直下のロープ登りもクリア、やっと鞍部に出る。ここで初めて涼しい乾いた風に当たる…心地よい。
2015年08月12日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
8/12 8:55
直下のロープ登りもクリア、やっと鞍部に出る。ここで初めて涼しい乾いた風に当たる…心地よい。
アスナロの巨木を見ながらの森歩き。そして木の根の尾根歩き…。
2015年08月12日 09:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
8/12 9:20
アスナロの巨木を見ながらの森歩き。そして木の根の尾根歩き…。
大岩からの連続ロープ…いくつあったのか。やっと展望が開ける。
2015年08月12日 11:35撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
8/12 11:35
大岩からの連続ロープ…いくつあったのか。やっと展望が開ける。
細い尾根を歩くと左側に南稜小屋が現れる。中にはノートが1冊あった。扉が外れているのが気になる…避難できるのか?
2015年08月12日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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8/12 11:46
細い尾根を歩くと左側に南稜小屋が現れる。中にはノートが1冊あった。扉が外れているのが気になる…避難できるのか?
山頂到着。この石碑…会いたかった。
2015年08月12日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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8/12 11:50
山頂到着。この石碑…会いたかった。
雲が少し多めだが、まずは昼食をとることにする。
2015年08月12日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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8/12 11:50
雲が少し多めだが、まずは昼食をとることにする。
山頂ではユリがお出迎え。
2015年08月12日 12:51撮影 by  iPhone 5, Apple
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8/12 12:51
山頂ではユリがお出迎え。
左手には三角点がある山頂が見える…さて藪を漕ぎますか。
2015年08月12日 13:12撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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8/12 13:12
左手には三角点がある山頂が見える…さて藪を漕ぎますか。
背丈より高い笹藪を数分漕ぎ、三角点に到着。これで栃木百名山の全100座完登。
2015年08月12日 12:57撮影 by  iPhone 5, Apple
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8/12 12:57
背丈より高い笹藪を数分漕ぎ、三角点に到着。これで栃木百名山の全100座完登。

感想

 中央分水嶺である荒海山…コースタイムから見て、そんなに難しい山とは思えなかった。しかし登ってみると、登山道の様相は次々に変わり、力を試されるルートだと感じた。さすがに栃木と福島の県境、山深く自然が残されていることを実感した。
 これが栃木百名山100座目、4年と1日をかけ、やっと完登することができた。様々な山に登り、多くの方々との出会いに感謝したい。県外にも素晴らしい山々が待っている。次の山行に踏み出そう。

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