栗駒山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 507m
- 下り
- 488m
コースタイム
8月14日;14日8:20角館(強雨で森吉山登山を断念し、武家屋敷見学)10:50〜12:15阿仁(かんじき工房・マタギ会館)13:33〜14:40玉川温泉湯治部泊
8月15日;玉川温泉7:35〜8:30鹿角八幡平IC〜浪岡IC〜9:30五所川原9:35〜10:00金木(太宰の疎開先・斜陽館)11:30〜12:30小泊12:50〜13:35竜飛岬16:40〜18:00青森IC〜19:00松尾八幡平〜2030道の駅西根泊
8月16日;道の駅西根5:30〜6:00滝沢IC〜6:40北上江釣子IC〜8:00夏油温泉9:00〜9:40鬼の館10:20〜11:00水沢IC〜11:50若柳金成IC・kiyosiさんと対面12:10〜13:50イワカガミ平登山口14:05〜15:17栗駒山15:22〜16:12イワカガミ平16:17〜花山・鳴子・鬼頭・村山〜20:00道の駅天道・仮眠〜17日1:00山寺・仮眠
8月17日;山寺P4:50〜5:20立石寺〜5:50山寺駅〜山形・上山・長井〜6:30P・虫干し7:20〜9:50朝日鉱泉ナチュラリストの家10:15〜13:43月山弥陀ヶ原14:03〜15:45月山頂上15:50〜17:20弥陀ヶ原17:30〜鶴岡〜21:00村上(食事)21:30〜中条IC〜小千谷IC〜十日町・栄村〜18日1:40飯山GS1:50〜
8月18日;〜2:50道の駅信州新町仮眠6:50〜8:00安曇野
天候 | 8月14日夜から16日昼間で雨強く、森吉山と岩手山を断念する。16日午後から雨が上がり、栗駒山頂上ピストン。上部はガスで視界は15m程度。 8月17日からやっと晴れ、月山に登るもガスで視界は10m。展望なし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8月13日;移動日 8月14日;森吉山を断念し観光〜玉川温泉泊につき記載事項なし 8月15日;玉川温泉〜竜飛岬〜道の駅西根泊につき記載事項なし 8月16日;移動日 道の駅西根〜夏油温泉〜イワカガミ平 栗駒山;現在登山可能なコースは、中央コースと東栗駒コースの2本だけであるが、東栗駒コースはあまり踏まれていない様子なので中央コースを登る。登山道ははじめ石畳で途中から普通の登山道となる。急登はなく全体としてなだらかな登りで変化に乏しく単調で危険箇所はない。 8月17日;帰途,朝日鉱泉ナチュラリストの家に寄る。道路は狭いところが多く非舗装部分もあり運転は気を抜けない。 月山;弥陀ヶ原からのコースは行者返しと言う岩場でややペースが落ちるが、他はいくら歩いても息が上がらないなだらかなコースでまったく問題がない。 山頂は神社の境内となっており、他に山頂を示す標識がないので拝観料(500円)を払ってお払いを受けないと最高点に到達できない。写真の撮影も禁止で神社境内である上での制約が大きい。 |
写真
感想
8月13日(金)20:00に安曇野を出発して夜通し走り、早朝阿仁中村に着いて森吉山に登ると言う計画は初っ端から雨で頓挫。翌日,翌々日と降り続く雨に岩手山をも諦めて一度も登山靴を履かないまま16日を迎え、午後からの回復に一縷の望みを託して栗駒山に向かう。
8月16日(月),13:50イワカガミ平に着く。3日間の待機に気勢を削がれあまり意欲がわかないが、このままどこにも登らずに帰ったのではとんだ笑い種なので気持ちを奮い立たせて靴を履く。jun1さんの動きも心なしか鈍い。
頂上まで1時間半,往復2時間半と見て雨具と少量の行動食,水,ヘッドランプのみの空身に近い軽装で14:05発。
広い駐車場の右手から休業中のレストハウスにつながる石畳の道を上に向かい、東栗駒コースを右に見送ってハウスの左脇を抜けるとそこから登山道が始まるのだが、どこまで行ってもコンクリートで固められた石畳の道で登山道と言う気がしない。
視界は200mほどでそこから先はガスに覆われて見えず、どこが山頂なのか分からないまま、丈の低い潅木の間にまっすぐつけられた石畳の道を歩く。道の脇にはミヤマホツツジ,ミヤマアキノキリンソウ,ハクサンオミナエシと思われる黄色い花などが散見され、またホシガラスが食い散らかしたと思われるハイマツの実が随所に落ちているのを見る。
40分ほどでやや視界が広がり、前方にうっすらと山影が見えてくる。山影は右方向に連なって高みを増し、そこから先はガスに隠れて見えないが、そちらが山頂方向であることを示していた。
14:47,『栗駒山・栃ヶ森山森林生態系保護地域』の大看板を通過。石畳はこの手前で終わり、ようやく土の道となる。緩やかながら登り一辺倒だった道が一旦平坦化して右にカーブしながら次の登りに入る辺りでガスの中から子ども達が話す甲高い声が聞こえてくる。入れ違いに年配の男性が降りてきて『子ども(孫?)達は上に行きました。昔はよく登ったけどもう・・』と言い訳しながら下って行った。子ども達の声はその後も常に100mほど先を行き、私達を山頂までリードしてくれた。
足元にはトウウチソウ(白花)やウメバチソウ,イワショウブ,リンドウ,アザミ(ナンブタカネアザミか?)等の花が見られる。いずれも強い南風に晒されて激しく揺れている。
トウウチソウは咲きはじめの花穂の先端に突き出た蘂にわずかな赤みがあるために赤花に見えるものがあるが基調は白花。同様にイワショウブも雌蕊の先端に赤みが混じるので赤く見えるものがある。
道がやや左にカーブしながら傾斜を増し、時折階段が出てくるようになり、子ども達の声がひとしきり大きくなって見覚えのある山頂標識が現れ、15:17登頂。反対側から登ったのは初めてなので一瞬方向感覚が狂って素直に受け入れられない。
山頂には幼児から中学生くらいまで、3人の大人に率いられた6人もの子ども達がいた。ひときわよく響く元気な声で山頂まで引っ張ってくれたのは一番小さな男の子で、『元気だネェ』と言うと『ドスコイっ』とおどけて見せた。
須川温泉まで下るには時間が遅すぎ、風が強く視界もないので山頂には5分いて退散する。来た道を来た時よりも長く感じながらひたすら歩いて16:12下山。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する