早池峰 (河原坊から小田越へ)

2015年08月13日(木) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 7.0km
• 登り: 865m
• 下り: 863m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:53

7:15 河原坊
8:41 御座走り
9:03 打石
9:13 千丈ヶ岩
9:46 10:10 早池峰山頂
10:20 剣ヶ峰分岐
10:39 10:42 天狗の滑り岩
11:38 11:42 小田越
12:08 河原坊

天候

晴れのち曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河原坊駐車場：約50台。無料。トイレ有り。

コース状況／危険箇所等

・河原坊～山頂は、初め沢沿いで、途中から岩尾根の急登。
・山頂～小田越は、剣ヶ峰分岐まで水平道、その後急降下。
　はしご場を過ぎると裾野を見渡しながらの快適下山。
　ただし、岩が滑るので、雨天時は特に慎重に。
・小田越～河原坊は、1.5車線の舗装道路。

その他周辺情報

コンビニは、花巻IC付近にセブンとローソンあり。

写真

【こんなの初めて】
3列も並んでる。これじゃ買い占めは無理だ(^^;

【晴れてる】
河原坊に着いたときは晴れていた。

【河原坊の駐車場】
この左下にもある。

【徒渉】
最初に徒渉が数回。

【センジュガンピ】
真っ白。

【ソバナ】
ソ、ソバナだよね。

【イワオトギリ】
まつ毛が長い。

【ヤマハハコ】
ウスユキソウに似てないこともない。

【オオバギボウシ】
上の方の蕾も、もうすぐ咲きそう。

【これは何かな？】
カラマツソウでもないし…。

【奥に稜線】
やがて直登する岩尾根が見えてくる。

【雨つぶ模様】
降って来たか。いや、まだ大丈夫。

【登山道の標識？】
ボンベを背負ったお爺さんみたい。

【沢から尾根へ】
やっと展望が開けてきた。

【崩れてきそう】
あれを登るのかな。

【背後には薬師岳】
端正な山容。

【タカネナデシコ】
みだれ髪。

【ウメバチソウ】
下から上までいっぱい咲いてる。

【ミネウスユキソウ】
綿毛がなく白くメリハリがある。

【ミヤマシャジン？】
清楚でかわいい。

【ナガバキタアザミ？】
変なアザミ。

【ナンブトウウチソウ】
薬師岳をバックにピンクが映える。

【ナンブトラノオ】
南部虎三頭の尻尾を上から捕獲。

【岩だらけ】
あそこが御座走りかな。

【一枚岩】
ヘタレは右のガレを。

【初めまして】
ハヤウスちゃんだよね。

【ナンブトラノオ】
短い尻尾。でもきれい。

【ハヤウスちゃんめっけ】
ミネウスユキソウに混じってチラホラ。

【千丈ヶ岩】
ここまで来ると山頂は近い。

【イブキジャコウソウ】
早池峰に伊吹あり。

【カトウハコベ？】
ホソバツメクサ？

【ウメバチ一家】
三世代同居かな。

【点々と】
目が慣れてくると、あちこちに。

【クサリ場】
登ったら巻道があった。

【美人姉妹】
スタイルのいいウスユキ姉妹。

【横顔アップ】
岩場で気持ちよさそう。

【山頂】
ガスのカーテンをバックに。

【一等三角点】
存在感がある。

【山頂小屋】
携帯トイレ用ブースあり。

【ヨツバシオガマ】
全部ピンクで色が鮮やか。

【小屋を振り返る】
下山は小田越へ。

【お花畑】
木道が続く。

【キャタピラ型木道】
しっかりした木道だ。

【剣ヶ峰分岐】
あっちには熊がいるらしい。熊鈴必携。

【はいポーズ】
シナを作ってアピールするモデルさん。

【こっちにはいっぱい】
こんなにも。

【まだまだ現役】
若い者には負けておれん。

【ウスユキソウの波】
河原坊コースで見たのは何だったんだ。

【道ばた会議】
ぎゃ～。

【高原風】
気持ち良さそうな下山道。

【高嶺の花】
汝の名はハヤチネウスユキソウ。

【早池峰三人娘】
唄っているのは遠野のわらべ唄かな。

【天狗の滑り岩】
滑り台じゃないよ。

【カニコウモリ】
コウモリ傘をさしながら。

【小田越登山口】
こちらのコースは家族連れが多いようだ。

【登山口に到着】
登山口に着くと雨が上がり稜線が。

感想

whitewater

朝、これから向かう早池峰の上空は晴れていたのでびっくり。
ここまでの道中、すぐ南までは雨が降っていたからだ。
河原坊に着いた時も、雲が多くなってきたが、まだ山頂は見えていた。
でも、いつ降り出してもおかしくない天気。
これは、いつまで持つかなと心配になる。

朝食を済ませ、携帯トイレを購入し、出発する。
もう山頂はガスで見えなくなってしまった。
あと一時間早く来ればよかった。
いつも思うことだ。

今回は、天気と展望はあまり期待していなかった。
ハヤチネウスユキソウが見られたら満足だった。

岩場を登っていくと早くもハヤウスさんらしい花が見つかる。
もう少し早い時期なら、もっと綺麗なんだろうなと思いつつ愛でる。
ミネウスユキソウに混じって所々に咲いている。
思っていたよりも多く咲いていた。

千丈ヶ岩を過ぎると、あっけなく山頂に到着した。
当然ガスっていて展望はない。
昼食には早いので小屋の方に行ってみる。
管理人さんと、しばしトイレ談義をする（笑）
ハヤチネウスユキソウは小田越コースの方が多いという。

下山に取った小田越コースは、河原坊コースとは対照的だった。
茶色の河原坊に対し、小田越は緑色かな。
眼下に広がる緑の裾野を見ながら下るのは爽快だ。
しかし、それも十分満喫する前にガスが覆ってきた。
しばらくすると雨も降り出した。
濡れると登山道の岩の滑ること滑ること。
足の置き場に神経を使いながら必死になって下る。
ようやく樹林の中に入りほっとする。

ここからは、いつものように傘を差しながらの雨中下山だ。
小田越登山口で舗装道路に出ると、雨脚が強くなってきた。
でも、ここまで来ればもう安心だ。
河原坊の登山口まで、ピチちゃぷラン気分で歩いた。

車に到着すると、雨は小止みになり稜線が見え出した。
帰る頃には、雨はすっかり上がり、日が差してくる始末。
自然との波長のズレに、何ともチグハグさを感じた一日だった。