三ノ塔-塔ノ岳-丹沢山-蛭ヶ岳-檜洞丸-犬越路-大室山-加入道山
- GPS
- 08:53
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 3,618m
- 下り
- 3,242m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:53
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線渋沢駅(6時32分着) ■帰り 西丹沢ビジターセンターからバス(15時40分発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■三ノ塔まで 大倉から三ノ塔までの登山道は、しばらくの間は林道が並行しており、誤って林道を進まなければ特に問題ない。とはいえ林道を進んでも何度も登山道と交差するのですぐに復帰可能。 ■三ノ塔〜塔ノ岳 一部鎖場があるが基本的に快適な登山道。ただ時期によるものなのか、植物が茂っていて邪魔に感じることも何度かあった。 ■塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳 アップダウンもそれほどなく快適な稜線歩き。しいて言うなら蛭ヶ岳手前の鎖場は注意 ■蛭ヶ岳〜檜洞丸〜犬越路〜大室山 蛭ヶ岳に上級者コースとの標識があるようにそれまでと比較すると難易度は上がって鎖場や急傾斜が現れる。特に今日は湿っている箇所が多く滑りやすい。岩はもちろん木道や木の階段も特に下りでスピードを出すとよく滑る。それに加え檜洞丸も大室山も登り返しの標高差が結構ある。また、蛭ヶ岳−檜洞丸間は藪漕ぎとは言わないが草木をかき分けながら進まざるを得ない箇所があり、檜洞丸−犬越路間は笹藪がひどくびしょ濡れになってしまった。檜洞丸以降用木沢出会まで本日一切他の人と会わず。 ■大室山〜加入道山〜西丹沢ビジターセンター 白石峠までは標高差もさほどないが、それまでと同様に木道でのスリップには要注意。白石峠からは用木沢出合に向けて沢沿いの道を下る。道標が頻繁にあるので迷いにくいとは思うが、誤って登山道ではなく沢を進むことの無いようには注意したい。渡渉も数か所有る。 |
その他周辺情報 | 西丹沢ビジターセンター |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | 飲料はいつも通り800ml2本 ・蛭ヶ岳時点で1本は空になりもう一方も残り7割程度 ・青ヶ岳山荘で1本分(800ml)補給 ・用木沢出会時点で残り200ml程度 食料はコンビニおにぎりを4個事前購入 ・檜洞丸と加入動山で1個ずつ消費 ・蛭ヶ岳でひるカレーを食べたので消費量少なめ |
感想
せっかくの三連休なのでどこか遠出をしたいと思いつつも、天気予報は割とどこも芳しく無く、また仕事の都合で前日金曜日からの移動が難しくなってしまったので、結局今週も近所の丹沢へ。直前の天気予報でも三連休のうち土曜日ならなんとか雨に降られずにすみそう。
ルートは大倉から檜洞丸を目指し余力があれば大室山まで行ってくる方針に。大室山から道志の方に抜けたい気持ちもあるが、大室山の北側は破線ルートばかりな上に下山してもバスの便が悪いのでゴールは先週と同様に西丹沢ビジターセンターの予定。
まずはいつものように渋沢駅から大倉へ。今回も直前でバスに抜かれてしまった。大倉からは三ノ塔方面へ。蛭ヶ岳でカレーを食べたいと思っており、カレーを注文できる10時30分に蛭ヶ岳到着と考えると大倉から直接塔ノ岳に向かったのでは少し早いので三ノ塔に寄ることにした。
三ノ塔へはしばらく林道が並行しているので、次は林道を走りに行くのも良いなと思いながら進む。このあたりまではまだ日が出ることもあったので暑さでかなり消耗。大倉から1時間位で付けるかと何となく思っていたが実際には1時間15分かかった。もしかして三ノ塔に寄ったのは余計だったかと思いつつも塔ノ岳へ。
三ノ塔から塔ノ岳に向かうのは1年ぶり。その時はおそらく1時間位で走破していると思うのだが、「登山道かつ登り基調なルート4kmを1時間で走破するのは普通に考えて無理では?」と思いながらも極力走れるところは走ってペースを上げる。結果としてはほぼ1時間で9時15分頃に塔ノ岳到着。前回蛭ヶ岳に行った時は塔ノ岳−蛭ヶ岳間は1時間15分だったというのはしっかり覚えていたので、これで10時30分丁度に蛭ヶ岳に到着できそう。
塔ノ岳では渋沢駅で見かけた覚えのあるトレラン姿の方がいらっしゃったのでその人についていく。途中で前を譲ってくれたので、譲ってもらった以上は情けない走りは出来ないと思い一応ペースアップしたつもり。ただ丹沢山でもう一度先に行ってもらってまたついていく形となりその方とはほぼ時間差無く蛭ヶ岳到着。少し雑談させてもらってから私はカレーを食べに蛭ヶ岳山荘へ。
食後は別の方とも少し会話して長めの休憩を取り、檜洞丸へ向けて出発。本日の予定ルートでは蛭ヶ岳が標準コースタイム上は丁度半分であり、まだ檜洞丸と大室山の登り返しがあるぞと気を引き締める。コース状況のところにも書いたように、急勾配が多く上り下り共に体感的にはペースダウン。一方でかなり涼しくなっており(ガスで景色も望めないのだが)水分消費や体力消耗は抑えることができたと思う。ただ持参した水だけでは心許なく青ヶ岳山荘にて水分を800ml補給し、その後すぐに檜洞丸到着。
檜洞丸から犬越路への道は笹藪や鹿柵が多いという印象で、似たような景色のところが多い。檜洞丸から600m近く下るのだかとにかく急傾斜が多いのであまりスピードが出ない。何となく標準コースタイム比で檜洞丸−犬越路間が今回の山行で最も遅かった気がする。犬越路は標高が低いこともあってガスに覆われておらず日も出ていたのでここで少し休憩してから大室山を目指す。大室山の登りはなかなか辛い。またガスに覆われるだけではなく、ちらほら雨も降ってきたような気がして少し焦る。が、焦って転倒でもしたら困るのでとにかくスリップしないよう慎重に進み大室山に到着。
雨も心配だし眺望もないので早々に下り始める。途中で加入道山を通り白石峠からは本格的な下り。加入道山の時点で14時40分頃であり、西丹沢ビジターセンター15時40分のバスに間に合うか際どいところ。ただこの下りは沢沿いの道ということで、沢沿いの岩場などとにかくスリップしそうな箇所が多く、あまり急いで下りたくないので諦らめて慎重に下る。ただ、用木沢出合まで1.8kmの標識のあたりからは道幅広く傾斜の緩い林道の様な雰囲気でスピードを上げられ、さらに1km進んだら舗装路に変わりさらにペースアップ。ビジターセンターまで1.8kmの標識の時点で発車時刻まで20分弱ありこれなら間に合うと確信。結果15時31分にビジターセンターにゴール。この付近のキャンプ場も三連休のためか盛況の様でたまにはキャンプするのも良いかと思いながら走っていました。
総括として、三ノ塔以降は終始曇り空でさらにガスで眺望もほぼなかったものの、その分気温が低く割と快適な登山ではありました。(特に先週と比較するとものすごい差)体感温度と水分補給がパフォーマンスに大きく影響するということを改めて実感しました。また、コースを振り返ってみると標高差のグラフを見ると特によくわかるように後半になればなるほど登り返しの標高差が辛くなる気の抜けないコースだったなと思います。
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