日本百名山。両神山
- GPS
- 07:06
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,406m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:56
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
両神山。日本百名山。秩父の山深いところにあることは知っていたけど、公共交通機関ではその登山口にすらなかなか到達することが難しくて、ましてや日帰りで行くのもまた、いささか困難という印象。
夏目前、せっかくの3連休。ジョンコナー隊長と北アルプスへの遠征を計画するもお天気が芳しくなくあえなく中止に。前日までその天気予報と睨めっこしながら、梅雨の合間を狙ってちょっと大変でも秩父の山奥へと、これをいい機会と思い立つ。
それでも夕方からは雨予報、場合によっては雷もなんていう予報にも少し心を惑わされる。
西武秩父線で西武秩父駅へ、秩父駅からバスで薬師の湯バスターミナルへ、さらにバスを乗り換え1時間ちょっとで500円。そして日向大谷口の登山口に到着したのは朝の10時前。帰りは17:15のバスには乗りたい。
そんな忙しのない山歩きが始まりです。
沢沿いの涼やかなせせらぎの音の中をしっとりと歩いていきます。
至る所に、石仏や祠、そして山頂下に両神神社にはお犬様が祀られていて信仰の山であることを色濃く残している。
中腹はガスに包まれて、ひととき幻想的な雰囲気があり神々しい。
清滝小屋はとても立派な建物で、これが営業小屋でないのがとても惜しい。しっとりとりた森の中に佇む設備の良い施設はとても居心地が良さそう。そしてここで小屋泊をすると登山者と出会う。
登り通しの往路はなかなか時間が稼げない。風もなく蒸し暑い空気が体力を削っていきます。時間のことを考えるとあまり休憩時間も取れない。ちょっとしんどい。ちょっと辛い。ちょっと無理をしてしまった計画ではなかったか、という不安も少し頭をよぎる。
いよいよ山頂下の両神神社に到達。ここからもうちょっとのはず、、でもまだもうちょっとかかる。
ようやく山頂に出ると視界は開け、雲海の様に下界は雲で覆い尽くされている。ついに雲の上へ出た。雲の合間から奥秩父の山々が幻想的に視界いっぱいに広がる。到達感が半端なく押し寄せる。
そんな山頂でのお昼ご飯の時間も余裕がなく、お湯を沸かしたりというのんびり時間はなし。缶ビールと持ち寄ったゆで卵とソーセージでちゃちゃっと済ませます。20分。
いざ下山。今回はピストン。こんなところ歩いたっけ?こんなところあったっけ?みたいなよくある感じの会話をしながら、なかなか麓に降りられない、なかなか巻けない時間にやるせない気持ちも湧き起こる。
16:55、両神山荘に到着、17:15のバスの時間まで20分。百名山バッヂと冷たいビール。冷たいビール。冷たいビール。時間通りにやり切った安堵感と空腹に冷たいビールがとても染みる・・
女将さんが大根と牛蒡のお漬物、ジャガイモの煮物を振舞ってくれる。ありがとうございます。急いで駆け込み、バス停へも駆け込む。
お風呂に入って帰りたい、けどビールも飲みたいしお腹も減った。西武秩父駅前の祭りの湯の到着は19時過ぎ、特急ラビューの時間は20:24。
さささっとお風呂に入り急いでお食事処へ。ビールも飲みたいしガッツリご飯も食べたい。食べたらもう電車の時間。もう売店も終わっている。ビールが買えない。。
夕方の雨予報も終わってみればそんな心配は全然なかった、こんな感じの一日中、時間に追われた秩父の山奥の山行は充実にも充実に足る山歩きでした。
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