焼石岳 竺沢(天竺沢右俣)

2024年07月18日(木) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 12.3km
• 登り: 932m
• 下り: 928m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:41

9:40 中沼登山口
15:27 15:44 金明水避難小屋
17:20 中沼登山口
17:21 ゴール地点

天候

雨/曇

写真

7/18 9:37

中沼駐車場
誰もいません。

7/18 9:56

尿前沢
平水です。

7/18 10:14

天竺沢出合に向け下降中

7/18 10:41

出合到着(今回で4回目)
右が天竺沢
左が尿前沢

7/18 10:51

右が竺沢(天竺沢右俣)。
左が天竺沢本流。
ショボイので一度通り過ぎてしまった。

7/18 10:56

しばらくは小滝が続く

7/18 11:01

ミニひょんぐり滝
撮影角度悪し。

7/18 11:08

そろそろ滝マークポイントだが

7/18 11:10

出てきました！
まずは三段10m滝

7/18 11:24

上から
最後の一段(3m)だけ登れず左の岩から巻き。

7/18 11:26

上を見ると手前の2mの向こうに10m滝

7/18 11:27

その10m滝はツルツルのスラブで全く登れる気配無し(´Д` )

7/18 11:37

10m滝の奥に20m級の滝が出現。20m滝もツルツルスラブで登れそうもない。

7/18 11:55

巻き途中
10m滝

7/18 12:14

30分かけて10m、20m、その後の8m、5mとまとめて巻く。結局は滝の全容を知ることが出来なかった。残念(´Д` )。

7/18 12:14

先を急ぎます。

7/18 12:23

その後は容易な滝が続く。

7/18 12:25

7/18 12:30

約100m続くスラブ斜面。
ここは見応えありでした！
後から分かったがここが「竺沢バットレス」という場所だろう。

7/18 12:32

側壁崩壊のつめ跡が。

7/18 12:35

ラバーシューズならバチ効きだっただろうが、今日はフエルトだったので登るのが一苦労でした。

7/18 12:39

右の枝沢から30m滝。
次に来るとしたら、その枝沢から詰めてみようと思う。

7/18 12:44

進む方向は両側絶壁のゴルジュ地形。

7/18 12:51

うっマジか！
行く手を遮るように扇状の崖。
巨大な城壁のようで威圧感半端ない。

7/18 12:54

後ろを振り向く

7/18 12:57

壁の中央に15mチムニー滝。このチムニー滝はホールドもあるので登れそうだったが巻きます。
奥にさらに大きな滝も見えていました。全容は分からず。

7/18 13:13

左岸にバンドがあったため、小巻きを試みる。

7/18 13:14

が、取り付いてみると、岩は脆く浮石だらけで「ダメだこりゃ」でした。ハーケンが打てるリスはあったので確保してもらえれば突破できたと思う。

7/18 13:27

そこからトラバースしニラササウルイサク等わし掴みしながら草付きスラブを50m登る。
一見簡単そうだがこの登りが一番神経を使った。つーかヤバかった。

7/18 13:58

安全地帯

7/18 14:37

巻き中
沢型が出てきたので利用する。

7/18 14:38

その沢型に流れる水をがぶ飲み。

7/18 14:39

巻き中

7/18 14:39

沢に復帰しました。
やっと詰めに入れます。

7/18 15:00

最後は激藪でしたが登山道着。

7/18 15:25

金明水小屋
中に入って大休止。

7/18 16:46

尿前沢まで戻ってきました。
クールダウン中。

7/18 17:18

お疲れさまでした。

45年前の記録

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

SHV45 SHARP

感想

tbf

前から気になっていたのが天竺沢の右俣でした。記録が全く無い沢です。
地図上では滝マークが2つあり、1000m付近の崖マークも滝が出てくるだろうと予想し入渓しました。
遡行してみて、この沢の面白さは何だろう？と考えたら、肝心の滝は登攀することもなくほとんどが巻き。その巻きはヤバイし。ん〜強いて言えば900以降に出てくる渓相の荒々しさだろうか。

何れにしても記録の無いルートを地元民としてトレース出来たのは良かった。

※後日「岩手の沢」著者のS訪木先生から、このルートは昭和54年8月15日に遡行している記録があることを教えてもらい「竺沢」という名前がつけられていることが分かりました。

コメント

eri2

よくソロで行きましたね！さすがです！

tbf

eri2さん
一緒に登ってくれる人がいなかったのでソロになっただけですよ〜
複数いれば登れる滝もあったと思います。