真夏の亀山7座トレイル【なかなかワイルドな県境稜線:安楽越〜三子山】
- GPS
- 06:51
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 586m
- 下り
- 850m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れ 【気温】安楽越:27℃ 三子山曲:29℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
坂下集落の先にある三子山南峰の登山口に近い旧東海道の広い路肩に 置き車し、1号線を山中交差点から離れ、東海自然歩道に入り登山口と なる安楽越に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【尾根コースなのにヒル‼】 脆い岩稜帯の手前で靴に付いたヒルを発見。(1匹のみ) 被害はありませんでしたが、尾根コースなので油断していました。 |
その他周辺情報 | https://shimin-kyodo.sakura.ne.jp/bungei/aichikogan/tokaido34.htm |
写真
感想
日曜日=雨のサイクルに狂わせられ、Sさん企画の山行に参加するのは
実に3月以来だ。
出発地点の安楽越はすでに495m、最低鞍部となる大峠は451m、
−40mの地点から仕切り直しというコースで三子山まで歩くのは二度目に
なるが、夏本番を迎えた今回は鈴鹿峠ではなく、直接三子山南峰の登山口
へ下る距離の短い余裕を持った計画で出発する。
南鈴鹿の縦走路(亀山7座トレイル)も新名神を南へ越えると、
コンパクトな山容ながら尾根と谷が複雑に入り組み、県境稜線は
アップダウンの繰り返しだ。
大峠を過ぎるとスリリングな脆い岩稜帯や痩せ尾根が出現するが、
錐山を過ぎ、北側に広がる鈴鹿主脈のパノラマを振り返りながら
登り返した霧ヶ岳から四方草山辺りまでは比較的歩きやすい稜線が
続く。30℃近い気温だが木陰と時々通る風が暑さから救ってくれる。
本日唯一の三角点峰で最高地点となる四方草山(北峰)の展望は
さっぱりだったが、四方草山南峰の小さなピークには全方位の展望が
広がっている。先回は馴染みが薄く山座同定は無理だったが、今回は
南の錫杖ヶ岳、西の高畑山、北の綿向山などの山頂を確認して山頂を
下るとワイルドな南峰のキレットが待っている。
南向きの尾根を強引に下り、V字ターンして稜線に戻りロープで
区切られた崖を抜けると切れ落ちたキレットの縁に出る。
TOPからザレの痩せ尾根を下ったり、両側が切れ落ちた急な鞍部を
越えたりとヒヤリとするような核心部を通過すると、小さな二重山稜が
コバ地形のように広がり緩やかに最低鞍部へと続いている。
鞍部は昼食に適した場所だが後に待ち受ける三子山北峰(1峰)までの
急登を考えここは小休止に留め、三子山中峰(2峰)で昼食を兼ねて
大休止をとり、最後のピーク三子山南峰(3峰)に出ると、風に揺れる
注連縄が目に入った。先回は山頂から戻るように鉄塔116号を経て
山女原(アケビハラ)の分岐に向かったので注連縄の意味は分からぬ
ままだったが、鉄塔117号の巡視路を見送って、小さな台地に出ると
注連縄で囲われた磐座が鎮座していた。
三子山が御神体と言われる麓の片山神社との関係は不明だが、
磐座を神域と崇める注連縄だと理解ができた。
巡視路の尾根を見送って磐座から南東へ流れる尾根に付けられた
テープを追って下るとやがて西から巡視路の踏み跡が合流し、
しばらくして現れた谷を右岸へ跨ぐと、徐々に明確になった踏み跡が
登山口の東海自然歩道まで続いていた。
登山口の道標は左:片山神社、右:坂下バス停を示していたが、
道標のすぐ下にできた窪地を下ると旧東海道の駐車地はすぐそこだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する