ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7047736
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

真夏の亀山7座トレイル【なかなかワイルドな県境稜線:安楽越〜三子山】

2024年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:51
距離
5.5km
登り
586m
下り
850m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:38
合計
6:55
7:25
2
スタート地点
7:27
7:31
6
7:37
7:38
38
8:16
17
8:33
8:40
15
8:55
9:03
25
9:28
9:38
35
10:13
10:24
10
10:34
10:35
4
12:01
12:02
16
12:18
12:54
18
13:12
13:19
56
14:15
5
三子山南峰登山口
14:20
ゴール地点
天候 晴れ  【気温】安楽越:27℃  三子山曲:29℃ 
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅・関宿に集合し、乗りあって鈴鹿峠方面へ移動。
坂下集落の先にある三子山南峰の登山口に近い旧東海道の広い路肩に
置き車し、1号線を山中交差点から離れ、東海自然歩道に入り登山口と
なる安楽越に駐車。
コース状況/
危険箇所等
【尾根コースなのにヒル‼】
脆い岩稜帯の手前で靴に付いたヒルを発見。(1匹のみ)
被害はありませんでしたが、尾根コースなので油断していました。
その他周辺情報 https://shimin-kyodo.sakura.ne.jp/bungei/aichikogan/tokaido34.htm
標高495mの安楽越から出発。
2024年07月21日 07:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 7:30
標高495mの安楽越から出発。
いきなりの急登で尾根に乗り、相場振山(そばふりやま)を通過。
2024年07月21日 07:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 7:38
いきなりの急登で尾根に乗り、相場振山(そばふりやま)を通過。
大峠から登り返すと、アスレチックゾーンの始まりだ。
2024年07月21日 08:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 8:25
大峠から登り返すと、アスレチックゾーンの始まりだ。
崩落地帯の縁を登るようだ。
2024年07月21日 08:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 8:26
崩落地帯の縁を登るようだ。
お助けロープが下がる脆い岩稜帯を行く。
2024年07月21日 08:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 8:30
お助けロープが下がる脆い岩稜帯を行く。
錐山への急登を見上げる。
2024年07月21日 08:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 8:41
錐山への急登を見上げる。
登りきった地点に道標が。
2024年07月21日 08:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 8:44
登りきった地点に道標が。
ピンボケのオトギリソウ
2024年07月21日 08:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 8:54
ピンボケのオトギリソウ
《錐山》
目を凝らして綿向山を探す。
2024年07月21日 08:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 8:55
《錐山》
目を凝らして綿向山を探す。
根っこがむき出しの尾根を進む。
2024年07月21日 09:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 9:09
根っこがむき出しの尾根を進む。
御所平〜仙ヶ岳を展望、奥には雨乞岳、御在所岳がチラリ。
2024年07月21日 09:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/21 9:24
御所平〜仙ヶ岳を展望、奥には雨乞岳、御在所岳がチラリ。
《霧ヶ岳》
縦走路から東へ50mほど外れた展望の無い山頂には山名プレートが2枚。
2024年07月21日 09:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 9:26
《霧ヶ岳》
縦走路から東へ50mほど外れた展望の無い山頂には山名プレートが2枚。
《四方草山(しおそやま)北峰》
本日の最高地点に到着。
2024年07月21日 10:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 10:14
《四方草山(しおそやま)北峰》
本日の最高地点に到着。
《四方草山北峰》
展望に欠ける本峰。(三角点名:唐谷)
2024年07月21日 10:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 10:14
《四方草山北峰》
展望に欠ける本峰。(三角点名:唐谷)
《四方草山南峰》
小さなピークだが展望は全方位だ。
2024年07月21日 10:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 10:33
《四方草山南峰》
小さなピークだが展望は全方位だ。
《四方草山南峰》
尖ったピークは錫杖ヶ岳かな?
2024年07月21日 10:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/21 10:35
《四方草山南峰》
尖ったピークは錫杖ヶ岳かな?
《四方草山南峰》
振り返ると水無山、綿向山。
2024年07月21日 10:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 10:35
《四方草山南峰》
振り返ると水無山、綿向山。
キレットの迂回路を激下り。
2024年07月21日 10:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 10:48
キレットの迂回路を激下り。
キレットを捲き終えて。
2024年07月21日 10:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 10:54
キレットを捲き終えて。
つい下ってしまいそうな分岐は要注意。看板を見逃さず右上の崩壊地TOPを左へ下る。
2024年07月21日 10:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 10:56
つい下ってしまいそうな分岐は要注意。看板を見逃さず右上の崩壊地TOPを左へ下る。
キレットのTOPから望む双耳峰の高畑山と那須ヶ原山、そして手前は三子山南峰〜北峰だろう。
2024年07月21日 10:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/21 10:59
キレットのTOPから望む双耳峰の高畑山と那須ヶ原山、そして手前は三子山南峰〜北峰だろう。
痩せ尾根を下る。
2024年07月21日 11:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 11:00
痩せ尾根を下る。
光る道標に従って。(宮指路岳辺りで見かけたタイプだな。)
2024年07月21日 11:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 11:07
光る道標に従って。(宮指路岳辺りで見かけたタイプだな。)
プチキレットを越えたり、
2024年07月21日 11:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 11:10
プチキレットを越えたり、
ザレた尾根を激下りしながら鞍部へ向かう。
2024年07月21日 11:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 11:11
ザレた尾根を激下りしながら鞍部へ向かう。
《三子山北峰(喫)》
鞍部からは植林帯のきつい登りだ。約100mを我慢のジグザグ登りで到着。
2024年07月21日 12:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 12:01
《三子山北峰(喫)》
鞍部からは植林帯のきつい登りだ。約100mを我慢のジグザグ登りで到着。
《三子山北峰(喫)》
双耳峰の四方草山を振り返る。南峰の右下はキレット?
2024年07月21日 12:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 12:03
《三子山北峰(喫)》
双耳峰の四方草山を振り返る。南峰の右下はキレット?
三子山中峰への急な登り返し。
2024年07月21日 12:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 12:16
三子山中峰への急な登り返し。
《三子山中峰(曲)》
風が通る小さなピークで昼食だ。
2024年07月21日 12:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 12:18
《三子山中峰(曲)》
風が通る小さなピークで昼食だ。
取り付けてから25年か・・・、歴史を感じるな〜。
2024年07月21日 13:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:11
取り付けてから25年か・・・、歴史を感じるな〜。
《三子山南峰(景)》
本日最後のピークに到着。
2024年07月21日 13:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:11
《三子山南峰(景)》
本日最後のピークに到着。
《三子山南峰(景)》
注連縄は鳥居の代わり?
2024年07月21日 13:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:13
《三子山南峰(景)》
注連縄は鳥居の代わり?
《三子山南峰(景)》
巡視路を見送った左手に磐座だ!
2024年07月21日 13:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/21 13:20
《三子山南峰(景)》
巡視路を見送った左手に磐座だ!
尾根地形の厳しい下りはテープを追って。
2024年07月21日 13:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:24
尾根地形の厳しい下りはテープを追って。
なんでこうなるの?
2024年07月21日 13:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:32
なんでこうなるの?
明確な尾根に変わると再び厳しい下りだ!
2024年07月21日 13:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:33
明確な尾根に変わると再び厳しい下りだ!
西側の尾根はNo,117鉄塔の巡視路だ。
2024年07月21日 13:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:40
西側の尾根はNo,117鉄塔の巡視路だ。
目印のテープに感謝。
2024年07月21日 13:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 13:43
目印のテープに感謝。
巡視路を併せた辺りで見かけたゴルフボール。
2024年07月21日 13:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/21 13:52
巡視路を併せた辺りで見かけたゴルフボール。
これも変わったキノコだ。
2024年07月21日 13:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/21 13:58
これも変わったキノコだ。
右岸へ移りクールダウン。
2024年07月21日 14:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:04
右岸へ移りクールダウン。
ナメ滝
2024年07月21日 14:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:08
ナメ滝
三段の滝だ。この谷の下流が「清滝観音の滝」になるのかな?
2024年07月21日 14:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:09
三段の滝だ。この谷の下流が「清滝観音の滝」になるのかな?
南峰の登山口となる東海自然歩道に下山。
2024年07月21日 14:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:15
南峰の登山口となる東海自然歩道に下山。
登山口から浅い窪みを下り、
2024年07月21日 14:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:16
登山口から浅い窪みを下り、
ガードが途切れた駐車地の旧東海道へ着地。
2024年07月21日 14:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/21 14:18
ガードが途切れた駐車地の旧東海道へ着地。
撮影機器:

感想

日曜日=雨のサイクルに狂わせられ、Sさん企画の山行に参加するのは
実に3月以来だ。
出発地点の安楽越はすでに495m、最低鞍部となる大峠は451m、
−40mの地点から仕切り直しというコースで三子山まで歩くのは二度目に
なるが、夏本番を迎えた今回は鈴鹿峠ではなく、直接三子山南峰の登山口
へ下る距離の短い余裕を持った計画で出発する。

南鈴鹿の縦走路(亀山7座トレイル)も新名神を南へ越えると、
コンパクトな山容ながら尾根と谷が複雑に入り組み、県境稜線は
アップダウンの繰り返しだ。
大峠を過ぎるとスリリングな脆い岩稜帯や痩せ尾根が出現するが、
錐山を過ぎ、北側に広がる鈴鹿主脈のパノラマを振り返りながら
登り返した霧ヶ岳から四方草山辺りまでは比較的歩きやすい稜線が
続く。30℃近い気温だが木陰と時々通る風が暑さから救ってくれる。

本日唯一の三角点峰で最高地点となる四方草山(北峰)の展望は
さっぱりだったが、四方草山南峰の小さなピークには全方位の展望が
広がっている。先回は馴染みが薄く山座同定は無理だったが、今回は
南の錫杖ヶ岳、西の高畑山、北の綿向山などの山頂を確認して山頂を
下るとワイルドな南峰のキレットが待っている。

南向きの尾根を強引に下り、V字ターンして稜線に戻りロープで
区切られた崖を抜けると切れ落ちたキレットの縁に出る。
TOPからザレの痩せ尾根を下ったり、両側が切れ落ちた急な鞍部を
越えたりとヒヤリとするような核心部を通過すると、小さな二重山稜が
コバ地形のように広がり緩やかに最低鞍部へと続いている。

鞍部は昼食に適した場所だが後に待ち受ける三子山北峰(1峰)までの
急登を考えここは小休止に留め、三子山中峰(2峰)で昼食を兼ねて
大休止をとり、最後のピーク三子山南峰(3峰)に出ると、風に揺れる
注連縄が目に入った。先回は山頂から戻るように鉄塔116号を経て
山女原(アケビハラ)の分岐に向かったので注連縄の意味は分からぬ
ままだったが、鉄塔117号の巡視路を見送って、小さな台地に出ると
注連縄で囲われた磐座が鎮座していた。
三子山が御神体と言われる麓の片山神社との関係は不明だが、
磐座を神域と崇める注連縄だと理解ができた。

巡視路の尾根を見送って磐座から南東へ流れる尾根に付けられた
テープを追って下るとやがて西から巡視路の踏み跡が合流し、
しばらくして現れた谷を右岸へ跨ぐと、徐々に明確になった踏み跡が
登山口の東海自然歩道まで続いていた。
登山口の道標は左:片山神社、右:坂下バス停を示していたが、
道標のすぐ下にできた窪地を下ると旧東海道の駐車地はすぐそこだった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:116人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら