東北3 月山

2024年07月18日(木) ~ 2024年07月19日(金)

• GPS: 07:12
• 距離: 12.1km
• 登り: 632m
• 下り: 630m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:59
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:00

15:54 月山八合目駐車場
15:55 0:00 八合目 弥陀ヶ原
16:09 16:10 御田原参籠所
17:15 0:00 一ノ岳
17:33 0:00 たたみ石
17:53 0:00 九合目 佛生池
17:54 月山佛性池小屋

2日目

• 山行: 3:43
• 休憩: 1:30
• 合計: 5:13

6:32 月山佛性池小屋
7:08 0:00 行者返し
7:22 7:26 大峰
7:56 8:27 月山
8:51 0:00 大峰
9:00 0:00 行者返し
9:25 9:30 月山佛生池小屋
9:53 たたみ石
10:07 0:00 一ノ岳
10:52 11:42 八合目 弥陀ヶ原
11:45 月山八合目駐車場

　河原坊から早池峰山を往復し　急いで月山八合目駐車場へ向かったが　月山公園線(県道211号)で　のんびり走る車や対向車に時間が掛かり計画よりだいぶ遅れての到着だった
　

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山八合目駐車場15:52着
月山八合目駐車場12:00発（翌日）

コース状況／危険箇所等

　1日目15:00ごろまで大雨で　弥陀ヶ原から一ノ岳の下辺りまで　冠水している所があった（2日目　水はほとんど引いていた）

その他周辺情報

寒河江市の日帰り温泉で入浴後　道の駅で食事とお土産を購入し　帰路に着いた

写真

7/18 15:55

月山八合目駐車場からスタート

7/18 15:59

宿へはコースタイムで1時間半ほどだが…

7/18 16:00

弥陀ヶ原はけっこう起伏がある

7/18 16:00

キンコウカ　咲きそろっているのは少ない

7/18 16:09

御田原神社（月山神社 中之宮 ）五穀豊穣と縁結びの神様だそう

7/18 16:12

シラネニンジン　葉の形が気になるが…

7/18 16:18

ミヤマホツツジ　雌蕊の柱頭が上を向く

7/18 17:16

コイワカガミ　上がるに連れて花が出てきた

7/18 17:17

チングルマ　咲いていた

7/18 17:19

ミツバオウレン　雨に濡れて

7/18 17:24

ハクサンチドリ　盛りのもの

7/18 17:24

ベニバナイチゴ　実も赤い

7/18 17:25

シラネアオイ　見られて嬉しい花

7/18 17:32

ハクサンイチゲ　蕾も多い

7/18 17:39

アカモノ　赤い実は食べられる？

7/18 17:39

ミヤマリンドウ　閉じてしまったのか…

7/18 17:40

マルバシモツケ　これも元気だった

7/18 17:42

ヨツバシオガマ　まだ咲き始め

7/18 17:42

ガクウラジロヨウラク　萼片が長い（尾瀬で見かけた）

7/18 17:43

鳥海山　オー　また行きたい

7/18 17:43

コバイケイソウ　数は多くなかった

7/18 17:46

本日の宿　佛性池小屋

7/19 6:39

二日目　雲海が広がっている

7/19 6:55

ヒメイワショウブ　風が強いのでブレる

7/19 6:56

ミヤマシオガマ　丈が低く　葉の切れ込みが細かい

7/19 6:58

ウズラバハクサンチドリ　風が強くてボケてしまう

7/19 7:06

行者返しの坂　所々に花がある

7/19 7:13

ヨツバシオガマ　輪生する葉が多い

7/19 7:13

チングルマ　花が残っていた

7/19 7:16

ウサギギク　所々で会えた

7/19 7:18

キバナノコマノツメ　数は少なかった

7/19 7:19

コバイケイソウ　有毒だが夏を感じる花の一つ

7/19 7:20

トウゲブキ　葉柄の基部が広い鞘で茎を抱く

7/19 7:28

ネバリノギラン　粘るのは蟻対策？

7/19 7:36

イワギキョウ　風が強くて止まらない

7/19 7:43

ミツバオウレン　実になりかけている

7/19 7:45

雪渓をちょっと歩いて

7/19 7:51

ショウジョウバカマ　雪渓の近くなので咲いていた

7/19 7:54

ヒナザクラ（お目当ての花）所々で見てきたが

7/19 7:57

月山頂　12年振り　

7/19 8:00

雲が多くて展望は良くない

7/19 8:08

ヤマガラシ　茎葉は耳形で茎を抱く

7/19 8:09

ミヤマキンポウゲ　有毒で牛や馬も食べないので　高原の牧草地に多くあるらしい

7/19 8:21

イワショウブ　実は赤くなる（山頂付近から湿原までぽつぽつあった）

7/19 8:25

ベニバナイチゴ　高山の多雪地に

7/19 8:26

ヅダヤクシュ　喘息薬種と書く

7/19 8:33

ヒナザクラ（神社下に）この群生が見たかった

7/19 8:34

丈は15�僉＿屬漏�いても2�兌�

7/19 8:35

右の雄しべが長い短花柱花　左の雌しべが長い長花柱花があるのだそう

7/19 8:35

花冠は5深裂　裂片は2中裂し　やや半開きに咲く

7/19 8:35

葉は内側に反り　上部に3角形の鋸歯がある

7/19 8:42

ミヤマウスユキソウ　東北の日本海側の山

7/19 8:49

ハクサンシャジン　花が5段もあるが…

7/19 8:49

ミヤマリンドウ　青紫色がコース沿いに目立った

7/19 9:06

ハクサンフウロ　チシマ−に比べ花付きが疎ら

7/19 9:09

マルバシモツケ　見事な群生

7/19 9:16

ハクサンシャクナゲ　ぽつぽつと咲いていた

7/19 10:07

ゴゼンタチバナ（ミズキ科）白いのは装飾花

7/19 10:08

ニッコウキスゲ　一日花　咲きそろって

7/19 10:22

ナンブタカネアザミ　葉は茎を抱き鋭い棘　総苞 は粘らない

7/19 10:23

アオヤギソウ　苞が花序より短い

7/19 10:31

シロバナハナニガナ　綺麗に咲いていた

7/19 10:53

ウラジロハナヒリノキ　日本海側の亜高山帯に

7/19 11:00

コメバツツジ　花冠が5裂

7/19 11:09

弥陀ヶ原　高低差がけっこうある

7/19 11:16

オゼコウホネ　これだけは見ようと寄った

7/19 11:23

マルバモウセンゴケ　花の蕾が沢山あった

7/19 11:24

タチギボウシ（コバノ−の変種？）葉の大きさが違うらしいが…　

7/19 11:24

ホソバキソチドリ　花があちこち向き　距が長い　茎は太い

7/19 11:26

シロバナトウウチソウ　東北地方の高山帯に

7/19 11:28

ウラジロヨウラク　花柄は長く腺毛が密に

7/19 11:30

マイズルソウ　咲いているのは少なかった

7/19 11:31

ヒメヘビイチゴ　果実は赤くない

7/19 11:41

クロヅル（ニシキギ科）実はオニドコロのように翼がある

7/19 11:54

月山八合目駐車場　ゴール

撮影機器：

COOLPIX P610 ニコン

AQUOS sense4 basic A003SH ワイモバイル シャープ

感想

atuya

1日目
　4時間前まで履いていた登山靴に履き替え　濃霧に覆われた駐車場を出発。弥陀ヶ原の木道を上がって　御田原神社に無事の帰宅をお願いして先を急ぐ。敷石の間を水が流れ　足元が覚束ないので下を見ながら歩くことが多くり　弥陀ヶ原の分岐を過ぎてもしばらくは同じような状況が続く。笹原の石畳を上がって行くと天気が良くなって　周囲の景色も夕日に照らされ鮮やかになり　中でも雲のとれた鳥海山がくっきりとその山容を見せてくれた。たたみ石までにはコイワカガミ　ハクサンイチゲ　ヨツバシオガマなどが花盛りで　シラネアオイが見られたのが感激だった。だいぶ疲れもあるが　花を見ながら地味にきつい巻き道を上がって小屋が見えた時に　山ちゃんが‟ビールに見える”と言ったが　納得の一言だった
　翌日も通るコースなのでなるべく花を見ずに宿へ向かおうとしたが　大雨の影響で足元が悪いのとお目当ての花があったりして　時間が掛かってしまった（宿には遅れる旨連絡済み）
　ビールを飲みながら夕食を頂き　20:00前には床に就く　

2日目
　6:00前に朝食を頂き　雨具だけをリュックに入れて6:30には出発。最初は笹や低木の樹々の間を上がって行くが　風が強く上手く花の写真が撮れない（元々下手なのだが…）オモワシ山の巻き道から行者返しを上がり大峰を過ぎて石畳の歩きやすい道に出ると周りの展望も開け花々の種類も多く顔を出すが　強風に悩まされる（特に木道の上は　身体が持って行かれそうになった）雪渓を過ぎると頂上は間近で　まずは頂上からの眺めを期待して上がったが　遠望は利かず残念だった。
　月山神社本宮下も花畑なので探していると　大本命のヒナザクラが盛りに咲いていたのに大感激（雪が遅くまであった場所でしょう…）しばらく休憩して　下山を始める。お世話になった宿で荷物を詰め込んで　花々を復習しながら来た道を下り　オゼコウホネを見ようと弥陀ヶ原を半周して　八合目駐車場でゴール
　寒河江市内で入浴　昼食　お土産を買って　20:30分には無事帰宅完了

　計画通りに東北三県の山行を　山ちゃんと楽しく満喫することができ大満足。4日間の大移動のために運転してくれた山ちゃんには　感謝してもし切れません。本当にありがとうございました（これに懲りずに　また　行きましょう！）