玄倉川源流域 ユーシン沢↑檜洞沢↓・オツボ沢↑茅ノ木棚沢↓ ハンモック泊 ソロ
- GPS
- 18:50
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,269m
- 下り
- 2,266m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:45
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
玄倉林道は一部通行止めです https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000005648.html |
写真
感想
■計画
暑いので沢にいかずにはいられない。そして、買っておいて使えずにいたハンモック泊もしたい、ということでユーシンロッジあたりに泊まって近くの沢を周回することに。
以前から考えていたプランでヒルが多いのが気になって実行できずにいたが、前回表丹沢でヒルを見なかったことで大丈夫と思って決行。
■アプローチ
玄倉駐車場に車を停めて玄倉林道を進む。途中、歩行者も通行禁止区間があったがあくまでバリエーションとして自己責任で通らせてもらった。
■ユーシン沢遡行
発電所の先の堰堤を越えたところから入渓。二俣までは水量多く、釜も深く、泳ぎを交えながら進む。二俣手前の4mスラブ滝は右から取り付いてみるも出だしで敗退。二俣まで小川谷廊下の易しい版って感じで面白かった。
檜洞沢と分かれて水量は少なくなるが、しばらく玄倉らしいきれいな渓相が続く。Co1000m手前あたりから平凡な渓相になる。神ノ川乗越まで行ければ行こうと思っていたが、時間的にも早め切り上げることに。
■ユーシン沢から檜洞沢へ
Co1050あたりの支流から中間尾根に登り上げ、檜洞沢へ。
と、ここでトラブル。なんと檜洞沢へ下っている最中にスマホを落としてしまう、、、前回の沢でPixelWatchにヒビが入ってしまい外して来たので音を鳴らすことも出来ない。ユーシンロッジ近辺で電波がなかったので機内モードにしており、下界に降りたとしても場所を特定することは出来ない、、、
踏み跡が残ってるようなところは少なく地形も似たようなところが多かったが、思い当たるところはあったので来た道をなんとか辿って無事回収。焦った~
■檜洞沢下降
こちらはナメが続く沢で下降も快適。ロープは2回くらい出したかな?
■オツボ沢遡行
当初、鍋割沢へ行こうかと思っていたが、初日でけっこう疲れたので近いところでオツボ沢へ。下調べはしてなくてその場でトポを見ながら進んだら読み間違えて支流を行き戻りし30分ほどロス。丹沢の谷200は細かくて現場では見づらい~(①が支流を指してるのかとw
2段の大滝はヌメリもあってなかなか緊張する。滝の上に支点に出来そうな木もなかったので初心者がいると厳しそう。
■茅ノ木棚沢下降
ナメと小釜の滝が続く。
880mあたりの10m滝の下降は支点が取りづらく長いロープがないと難しい。今回は右岸のハングを途中まで懸垂下降し、その後はほっそい木に補助のロープを掛けてクライムダウン。
■ハンモック
ユーシンロッジ周辺は立ち木には困らないのでどこでも張れる。ただしヒルには注意。木が太く、ロープがギリギリだったので、いったん張って、戻ってきてからスリング、捨て縄で補強。
ハンモックは半分蚊帳になってるタイプでさすがに寒く、エマージェンシーシート利用。初めてということで熟睡は出来ず。姿勢が変えられないからか翌朝は腰が重く感じた。
■ヒル
玄倉はヤバい。オツボ沢で間違った支流に行って戻るあいだにヒルの巣を踏んでしまったか、一気に10匹ほどに取り付かれた。
ユーシンロッジ近辺も多く、気を抜いてご飯のときに裸足になったら食われてビーサンが真っ赤に染まってた。
トータルで20匹ほどに付かれ、いないことを確認したはずなのに帰りの温泉でも見つかり、家にもしっかりお土産がありました^^;
■まとめ
2日で4本の沢に行き、ハンモック泊までするという充実の2日間だった。
今回の沢はグレードとしては1級上までだが、人の入ってない沢は苔でヌメるし、岩はボロボロ崩れるし、踏み跡はないし、残置なんてもちろんなく、グレードに現れない難しさがある。
ユーシンロッジや玄倉林では人に会ったが、遡行・下降中は稜線も含め人には一人も会わず、丹沢なのに深い山の奥に入ったかのよう。ルーファイも楽しかったし、山にどっぷり浸かったな~と。
こういう山行もっとやっていきたい。できればヒルがいないところで。
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