白馬岳・小蓮華山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,732m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
23日(火) 白馬大池山荘3:45→船越ノ頭4:37→小蓮華山5:50→三国境6:40→白馬岳町長7:39→三国境 8:42→小蓮華山9:43→船越ノ頭10:52→白馬大池山荘12:33
24日(水) 白馬大池山荘9:10→天狗の庭10:57→駐車場12:56
天候 | 晴れと雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんが、全体を通して石がゴツゴツしていて、お世辞にも歩きやすい登山道ではなかったです。 |
写真
感想
北アルプスの中でも最も北寄りに位置する白馬岳へは、同じ中部圏に住みながら、我が家からは微妙に遠い(軽い趣味程度の登山者としては)ということもあって、これまで一度も足を運ぶことなくきてしまった。
数は多くないながらも、登りたい山は一通り登ったところで、残るは白馬岳。やっぱりこの山にも足を延ばしておきたい。
ということで、梅雨が明けるのを待って、登山口のある蓮華温泉へと車を走らせてきた。
時間に捉われないでじっくりと…。そんな気持ちから日程はゆったり2泊3日。体力的にも自分にはこれぐらいがちょうどいい。
☆ ☆ ☆
一日目:蓮華温泉〜白馬大池山荘テント場
前日、長野の実家に立ち寄って、夕方、蓮華温泉に到着。無料駐車場確保。
そして、翌22日6時5分、この日の宿泊地大池山荘テント場に向けて出発。
今日の予定は山荘テント場までなので、そんなに急ぐ必要はない。
石がゴツゴツして歩きにくい登山道をひたすら登っていく。
足の疲れが出る帰りはちょっと嫌だろうなぁ、などと考えながら。
森林限界を超えて前が開けてくると白馬大池まではすぐだった。
受付でテン場代金を支払って(2泊するから割引は?と試しに聞いてみた。無駄な質問だった)まずはテント設営。というより、テントを設営した後はこの日は他に何もすることがない。とりあえずビールをいただいて、テントの周辺を散策。
そのうちに、我がテントの隣に単独男性がテント設営を始めた。
挨拶がわりに声をかけさせてもらったのがきっかけで話がはずむことに。
朝日岳からずっと周ってこられたとのことで、山はこれまでに100名山までは後2山、その間に200、300名山も目指しているとのこと。さすがに私の質問することほとんどに答えてくれるほど山のことはご存じだった。
いつも思う。たまたまお会いして話を伺っただけでも、それに似た方がいるのだから、世の中には一体どれだけそういう人がいるんだろうと。
京都の男性、いろいろ楽しいお話をありがとうございました。
二日目:大池山荘テント場〜白馬岳往復
早朝3時45分、暗がりの中ヘッデンをつけて頂上まで往復に出発。
昨夜はちょっと飲みすぎた。頭が痛い。
月がきれいだ。
先を行く人のヘッドランプが二つほど点々と光って見える。
出発から50分ほどで船越の頭に到着。ここからの前に広がる稜線が噂に聞いた通り美しい。この稜線の朝と昼の二つの顔が見たくて早く起きたようなもの。
ここからの景色に違わず、そこから先の景色もまた美しい。どこを切り取っても絵になる景色ばかりが続く。
あいにく山頂はガスの中だったが、その前に周りの景色は見渡し済みなので、ガッカリ感は全くない。居合わせた方に記念の写真を撮っていただいて頂上を後にした。
出発が早朝だったこともあるが、下りの景色がまた結構変わって見えて往復も悪くないなと思った。
改めて気づいたのは上り返しの多さ。登る時は周りの景色に気を取られていたこともあると思うが、まさかこんなにアップダウンが多かったとは…。上りにかかる度に立ち止まっては溜息をついた。
結局、この頂上往復には、足を止めて景色を目に焼き付けたり、撮影ポイントでガスが晴れるのを待ったりで9時間近くかかってしまったが、じっくりと稜線歩きを楽しむことができた。
三日目:蓮華温泉に下山
早朝からテントの外は雷と雨と強風。
今日は帰るだけなので、天気はそんなに問題ではないが、出来たら天気がいいに越したことはない。
その後雷は止んだが雨は降り続いている。
雨足が弱くなったところで踏ん切りをつけてテント撤収。
9時10分、蓮華温泉に向けて下山開始。
登山道は降り続く雨で、ちょっとした小川状態。最後は靴の中まで水が…。
駐車場着12時56分。
できれば温泉にも入りたかったが、それよりも、早く帰ってビールが飲みたい。車の中で着替えを済ませスッキリしたところで、エンジン始動。
今回の山旅も終わった。
白馬大池で隣にテントを張らせていただいた京都のtomo-syoです。
その節は、お声をかけていただいてありがとうございました。
1up2down様に岐阜の山の話をいろいろを教えていただいてすごく参考になりました。
普段からソロで歩いていると、1up2down様のように声をかけていただける方にお会いするのは非常に貴重な情報を得る機会になります。
本当にありがとうございました。
現在、パソコンの調子が悪くて今回の山行の掲載が出来ていませんがコメントだけを先にさせていただきました。
またどこかでお会いして楽しい話をさせていただければと思います。
お互いに健康で楽しい山を続けて行きましょう。
こちらこそ、その節はありがとうございました。
山で出会った方と親しくお話しさせていただける機会って、結構ありそうで無いことなので、偶然隣り合わせたtomo-syoさんと楽しくお話しさせていただけて、しかも、全国はおろか、私の近辺の山のことにまで詳しくて、おかげさまで、とても内容の濃い時間を過ごさせていただきました。
これで、テントの位置が少しでも離れていたら、お話しさせていただく機会もなかったかもしれませんものね。
それに、同じ隣でも一人の時間を大切にしたい人もいるでしょうし。
おかげで、あの晩はアルコールが少し進み過ぎて、翌日早朝向かった白馬頂上への道中は二日酔いでの出発になりました(笑)
tomo-syoさんは、まだまだ、これからもいろんな山に出掛けられると思いますが、なにより体が資本。くれぐれもお体には気をつけて。
また、どこかの山でお会いできたらいいですね。
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