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Yamareco

記録ID: 706781
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床連山縦走

2015年08月22日(土) ~ 2015年08月23日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
32:32
距離
20.4km
登り
2,216m
下り
2,170m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:14
休憩
0:03
合計
8:17
4:35
1
4:36
3
4:39
92
6:11
6:13
8
6:21
52
7:13
35
7:48
7:49
78
12:52
宿泊地
2日目
山行
7:59
休憩
0:07
合計
8:06
5:02
54
宿泊地
5:56
5:57
93
7:30
89
8:59
9:03
142
11:25
63
12:28
12:29
4
12:33
19
13:01
13:02
6
13:08
ゴール地点
天候 1日目:曇り〜時々,晴れ間  2日目:晴れ〜曇り・雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
サシルイ岳を越えた所の雪渓は,まだわずかに残っていて,水を取れました
帰りの硫黄沢下山では,雨にぬれた一枚岩が滑って難儀しました
その他周辺情報 下山後の温泉は,岩尾別温泉ホテル地の涯(800円)
木下小屋から出発
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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木下小屋から出発
大沢にわずかに残る雪渓
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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大沢にわずかに残る雪渓
羅臼平から縦走路へ。ここまでは歩きやすい登山道だったが,縦走路へ入るとワイルドな道になった
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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羅臼平から縦走路へ。ここまでは歩きやすい登山道だったが,縦走路へ入るとワイルドな道になった
三ツ峰から振り返ると,羅臼岳のガスが晴れてきた
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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三ツ峰から振り返ると,羅臼岳のガスが晴れてきた
サシルイへ向かって下り,三ツ峰を振り返る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイへ向かって下り,三ツ峰を振り返る
三ツ峰のキャンプ地
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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三ツ峰のキャンプ地
サシルイへと進んでいった
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイへと進んでいった
サシルイへの登りから,三ツ峰からのルートを振り返る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイへの登りから,三ツ峰からのルートを振り返る
サシルイから羅臼岳
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイから羅臼岳
サシルイからオッカバケ方面
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイからオッカバケ方面
サシルイを下っていくと,まだ雪渓が残っていた(正面はオッカバケ)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイを下っていくと,まだ雪渓が残っていた(正面はオッカバケ)
雪渓で水を調達
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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雪渓で水を調達
オッカバケへの登り途中から,サシルイからのルートを振り返る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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オッカバケへの登り途中から,サシルイからのルートを振り返る
二ツ池が見えてきた(硫黄山〜知円別岳も見える)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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二ツ池が見えてきた(硫黄山〜知円別岳も見える)
テントとオッカバケ
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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テントとオッカバケ
二日目の朝は晴れていた(南岳への途中から,二ツ池・オッカバケを振り返る)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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二日目の朝は晴れていた(南岳への途中から,二ツ池・オッカバケを振り返る)
南岳からサシルイ〜オッカバケ,二ツ池(羅臼もウトロも雲海の下)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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南岳からサシルイ〜オッカバケ,二ツ池(羅臼もウトロも雲海の下)
南岳から硫黄山〜知円別〜東岳
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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南岳から硫黄山〜知円別〜東岳
南岳を振り返る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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南岳を振り返る
涸れ池を通過した(テント張れそう)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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涸れ池を通過した(テント張れそう)
サシルイの上に羅臼岳山頂が覗いている
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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サシルイの上に羅臼岳山頂が覗いている
知円別へのルートは左に曲がっていく(正面は東岳)
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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知円別へのルートは左に曲がっていく(正面は東岳)
知円別分岐から硫黄山へのルート
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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知円別分岐から硫黄山へのルート
ウブシノッダ川の沢筋から雲が上がってきた
1980年01月01日 00:01撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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ウブシノッダ川の沢筋から雲が上がってきた
知円別岳をトラバースして行く先行者
1980年01月01日 00:01撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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知円別岳をトラバースして行く先行者
細尾根まで進んで,西側の眺め
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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細尾根まで進んで,西側の眺め
前方の岩峰も超えて行く
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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前方の岩峰も超えて行く
振り返ると,左に知円別岳,右に雲に浮かぶ羅臼岳
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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振り返ると,左に知円別岳,右に雲に浮かぶ羅臼岳
知円別岳からのルートを振り返る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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知円別岳からのルートを振り返る
いったん下ってから小ピークを登ると,硫黄山が正面に見えた
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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いったん下ってから小ピークを登ると,硫黄山が正面に見えた
ザックをデポして,空身で硫黄山に登る
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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ザックをデポして,空身で硫黄山に登る
硫黄山の山頂から羅臼岳
1980年01月01日 00:01撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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硫黄山の山頂から羅臼岳
硫黄山を下りて,硫黄沢へと下山していった
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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硫黄山を下りて,硫黄沢へと下山していった
2箇所ほど雪渓が残っていた
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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2箇所ほど雪渓が残っていた
雨で濡れた一枚岩は滑り,降りるのに難儀した
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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雨で濡れた一枚岩は滑り,降りるのに難儀した
ようやく硫黄山登山口へと下山
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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ようやく硫黄山登山口へと下山

感想

「いつかは行きたい」と思っていた知床連山縦走。8月のシャトルバスが終了となる前にと,21日にウトロまで移動して車中泊した。

1日目 8月22日(土)  天気 くもり〜後,晴れ間
4時40分,木下小屋の登山口から出発。今期初の縦走装備が肩にずっしりとのしかかる。気温は15℃くらいだが,暑くて汗が出てきた。羅臼岳までの登山道は非常によく整備されていて歩きやすいのだが,なかなかペースは上がらない。
6時10分,弥三吉水。その後,極楽平を経て
7時10分,銀冷水。そのまま進んで,大沢の登りの前で休憩した。大沢の雪渓はかなり小さくなっている。雪渓歩きは少しだけですみ,
8時20分,ようやく羅臼平に到着。ここまでに4時間近く経過している。すでに疲れてヘロヘロ状態。幸い?羅臼岳は濃いガスに包まれて全く見えない状況。これは登っても仕方ないこと,羅臼岳はパスして縦走路へと進むことにする。ここから先の道は俄然ワイルドになった。
三ツ峰への登りから振り返ると,ガスが流れて羅臼岳が見える。空も明るくなってきたが,羅臼側もウトロ側も雲海の下になっており,海は見えない。三ツ峰を超えて降りて行くと,登山道上の糞や,脇の堀返し跡などヒグマの気配が濃厚である。時々,ホイッスルを吹き,鈴を二つ鳴らしつつ,ラジオを聞きながら進んで行った。
9時15分,三ツ峰の天場に到着し休憩。
10時20分,サシルイ岳(山頂は少し東にある)。ここから降って,かなり小さくなってはいるが,まだ残っている雪渓で水を調達。
11時20分,水場を出発。重くなった荷を背負ってハイマツトンネルを進み,さらに降って平坦地を歩いてから,オッカバケへの登りになる。
12時15分,オッカバケ岳の登山道頂点(山頂は南東にある)。前方に硫黄山〜知円別岳が見え,テンションが上がった。降って行くと二ツ池も見えてきた。
12時50分,二ツ池の天場に到着。まだ誰もいない天場にテントを張って,ビールを飲み,テントの中で横になって身体を休めていると,2人組,続いて単独者が到着。今日は3組かと思っていたら,5時過ぎてからもう一人,単独男性がやってきた。サシルイを下った雪渓にヒグマがいて,足止めをくらっていたという。結局,今夜は4組,5人がここで泊まることになった。食事をとって早々に就寝したが,なかなか熟睡はできず。しかし,静かな夜だった。

2日目 8月23日(土)  天気 晴れ〜くもり,雨〜くもり
3時起床。外は暗い。のそのそと起きだして,ヘッドランプで食事の準備。4時を過ぎると明るくなってきて,単独者の「晴れてますよ〜」の声で外を見ると青い空である。テント内をかたづけて,出発の準備。朝露に濡れたテントはずしりと重い。朝露に備えてレインウエアのズボンをはいて
5時10分,二ツ池キャンプ地を出発した。
5時55分,南岳。青空の下,これから向かう硫黄山〜知円別岳などクッキリと見えて,モチベーションが上がる。ウトロ側,羅臼側は雲海の下だ。
7時5分,知円別分岐に到着。ここからは急斜面のトラバースや細尾根歩きなどがある。しっかりと休憩して,危険地帯の通過に備えた。
7時30分,スタートします。知円別岳の斜面を慎重にトラバースして,細尾根に乗った。左右とも急斜面で迫力がある。岩峰を超えて進むと,一旦,降りになる。その後,ひとつピークを超えると,眼前に硫黄山が迫った。先行者はすでに硫黄山に取り付いている。このピークを降りて硫黄山山頂への分岐にザックをデポし,斜面に取り付いた。上に行くと大岩の連続するかなりの急斜面で緊張する。
8時50分,硫黄山の山頂。先行者達は降りて行き,一人の山頂であった。まわりの風景を楽しんで休憩したら,慎重に降る。次第にガスがかかってきた。デポ地でザックを担いで,最後の降りだ。
硫黄沢には2か所,雪渓が残っていたが,何とか登山靴の踵を雪に蹴りこむことができた。しかし,その後に続く一枚岩地帯が,雨で滑って非常に難儀した。かなり消耗して,ようやく沢から離れて尾根への取り付き地点に来たが,その後の道もかなり悪い道だった。
11時25分,「新噴火口」に到着。このあたりから雨も上がってきた。しばらく行くと「旧硫黄採掘地」。その後は歩きやすい林間を降って行き,
12時55分,硫黄山登山口に到着。さらに林道を歩いて
13時10分,バス停に着き,縦走は終了した。

バスで「知床自然センター」まで行き,ウトロ観光ハイヤーに電話したら,すぐに来てくれてホテル地の涯まで(3900円)。ホテルで温泉に入ってさっぱりし,15時30分頃,自動車を運転して帰路についた。

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