茶臼山・将棊頭山


- GPS
- 07:52
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:47
天候 | 曇のち晴 山頂付近は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
正沢川の吊橋は流失している |
写真
感想
今週末は天気がよくなさそうだったが、直前になって予報が変わり中アなら何とかなりそう。将棊頭山と木曽駒ヶ岳を周回するルートに挑戦してみることにした。
前夜、登山口の木曽駒高原スキー場跡地に行くと何やらクルマがいっぱい停まっている。
廃墟のような場所を想像していたが、かつてのスキー場はすっかり改装されて今どきのシャレオツなオートキャンプ場に姿を変えていた。色々と便利なのに無料だということで利用者も多いようだ。登山口にはキャンパー向けの水場兼トイレが新設されていた。
何とか空きスペースを見つけて車を停め、キャンパーの迷惑にならないよう2時にそっと出発。すぐに福島Bコースとの分岐になるが、そちらへは行かず茶臼山方面へ向かう。
最初の難関は正沢川の渡渉。先月の大雨で吊橋が流失している。
水量は多くないだろうと予想していたが膝下程度で渡れた。予定どおり周回すればもう渡渉はないので一安心だ。
渡渉後はガレた急登が続く。まだ暗いので無理に急がず慎重に登った。
8合目を過ぎたあたりで明るくなったが、周囲はガス。まあそのうち晴れるだろうと歩いていると、今度は雨が降ってきた。森林限界に出ると風も強い。
雨具を着たが下草やハイマツの勢いが強くあっという間に靴の中までびしょ濡れになった。風が強いので立ち止まると濡れた身体がすぐに冷えるので立ち止まらないようにした。あの予報は何だったのだと思うが、元々変わりやすい気圧配置だったので仕方がない。
茶臼山の山頂も真っ白。濃いガスで少し先も見えない。撤退も考えたが、まだ時間はあるので西駒山荘がある将棊頭山までは行ってみることにする。桂小場からのルートの合流点で、伊那側から来たらしい数名の登山者が風を避けて休憩していた。その中にいた単独のトレイルランナーがちょうど出発しようとしていたので、これ幸いと後を追わせてもらう。
トレラン氏の登りはさすがの速さだが、距離は短いからと何とかついていく。登りは互角だが下りになると一気に引き離される。登り返しでまた追いつく、を繰り返して将棊頭山の山頂へ。雨はやんでいたがガスと強風は相変わらずであった。
私もトレラン氏も先へ進む計画だったが、ガスが晴れそうにない。少し話し合ってここで引き返すことにした。写真を撮り合ってから回れ右。濃いガスのせいで何度もルートミスしそうになるが、その度に二人でルートを確認し合って修正する。やはり一人で来なくてよかったと思った。西駒山荘がすぐ近くに建っているはずだが、どこにあるのか全くわからなかった。風はずっと強かったが、山頂までかっ飛ばしてピストンしたので身体が暖まり、低体温症の心配もなくなった。
桂小場への分岐点まで戻ったらトレラン氏と別れてまた一人になる。もうルートミスの心配はない。ケガしたくないのでペースは上げずに慎重に降りる。少し高度を落とせば風もおさまりガスも消え、茶臼山から2時間で渡渉点までまで戻って来れた。想定していなかった二度目の渡渉だが、一度濡れ鼠になっているので靴のままで泥だらけの足を洗いながらざぶざぶと渡った。渡渉点からは20分ほどで、降りてくるはずだった福島Bコースに合流して下山。大盛況のキャンプ場は晴れていて蒸し暑かった。
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