雨の黒戸尾根〜甲斐駒ケ岳・テント泊


- GPS
- 14:39
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,714m
- 下り
- 2,698m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:04
天候 | (1日目)曇り後雨 (2日目)雨後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、売店あり。 トイレは、直前にある「道の駅 白洲」で済ませたほうがいいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(主な危険箇所) ・刃渡り ・五合目以降、ハシゴ、鎖場が続きます。 |
その他周辺情報 | 七丈小屋 ほぼ通年開設 6月から11月 常駐 年末・年始 3週間くらい 2月・3月連休 各10日間くらい その他土・日 寝具付素泊り4,600円 素泊り3,600円 キャンプ地管理費 600円 都合により管理人不在の場合があり。その場合でも小屋を利用できるようにしています。 電話等による宿泊予約の受付はしていません。 食事付宿泊を予定の場合は16:00くらいまでに小屋で受付が必要です。 食事付宿泊期間 7月上旬〜10月中旬くらい むかわの湯 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
備考 | ・レイングローブは必須装備。指先が冷えて、大変だった。 ・シュラフカバーを持って行かず、エマージェンシーシートで対応したら、 水蒸気を通さず、結露してシュラフが濡れてしまった。次回はシュラフ カバー等が必須か。 |
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感想
日本百名山の一つ、甲斐駒ヶ岳に黒戸尾根から登ってきました。
黒戸尾根は、日本三大急登の一つ(このほかは北アルプス・烏帽子岳へのブナ立尾根、上越・谷川岳への西黒尾根)ですが、前々から気になっていたルートでした。刃渡りやハシゴがあるルートなので、一人で行くのは不安があったので、会社の同僚と二人で行ってきました。
当初は、甲斐駒ヶ岳山頂から八丁尾根経由で周回する予定でしたが、疲労具合や天候を考慮して、断念し、黒戸尾根のピストンとしました。ヤマレコなどを見ていると、黒戸尾根や八丁尾根の周回コースを日帰りで行っている方もいますが、皆さん、おそろしく健脚だなと感心してしまいます。
1日目は七丈小屋に宿泊、相方が小屋泊、私はテント泊でした。平日の割に人が多く、私たち以外には、小屋泊は二組(高齢の女性2人、30代の男性4人)、テント泊はソロ(高齢の男性)と団体(大学生の男女混合10人)で、計17名でした。このうち、団体と女性組は北沢峠へ、男性組と私たちはピストン、ソロの男性は早川尾根に向かうようでした。
信仰の山らしく、山頂までの道のりは、急登よろしく、まさに修行のようでした。七丈小屋までも急登でしたが、天候のせいもあって、本当の急登は八合目以降という感じを受けました。とにかく、山頂に向かうまでは終始雨であり、見通しのきかない中、上っても上ってもその先にピークがあり、精神的にしんどかったです。
朝一で登頂し、その後は直ちに下山しましたが、上りもしんどかったですが、下りも長く、少し飽きました。特に刀利天狗以降の下り、クマザサが続く区間が長く感じました。ここら辺は、かえって歩くより走ったほうが楽なんじゃないかなんて思っていたら、小屋近くですれ違ったトレイルランナーが山頂からもう降りてきました。走っていく姿が気持ちよさそうでした。
今回は、装備の軽量化に努め、ザックの重量を10kg弱程度に抑えたので、過度な負荷がかからず、比較的、快適に歩くことができました。今回の装備であれば、他の山域へのテント泊もいけそうです。ただ、軽量化のため、食料やお酒などを減らさざる得ないので、テント場の楽しみが少し減りそう。
下山中は、このコースはかなりしんどいし、危険な箇所もあるので、二度目はないかなぁなんて、思いましたが、駐車場に下り、売店のおばちゃんと話をしていたら、"また来なさい"と言われ、晴れた日にまた来ようかなとも思いました。
南アルプスは始めてきましたが、千葉県からはアクセスがよいので、また来たいと思います。
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