百名山40座目 晴天の石鎚山
- GPS
- 03:32
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 659m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
8月26日(水)から夏休みをもらい四国遠征を計画しました。
この日は平日なのでETC0時〜4時の割引きを使うため、
時間を逆算して午後5時20分に出発。四国の松山近くの
川内ICを0時過ぎに通過。その後65キロくらいある登山口を
目指しました。道は大変細く車がすれ違えない道幅の道路が
45キロほど続きます。石鎚山スカイラインの無料駐車場に着いたのは
午前1時30くらいでした。そこで予期せぬことが。スカイラインは
夜間閉鎖で20時から翌朝7時までゲートが閉じていて通行できませんでした。
山道を45キロほど走ってきているので焦りましたが、無料駐車場には
綺麗なトイレがあって車中泊可能でした。
就寝準備をして午前2時には就寝し午前5時は30分に起床して
身支度を整えました。7時にゲートが開いたのでスカイライン18キロを
走行し、登山口に到着。7時30分過ぎに登山を開始しました。
登山道は遊歩道ではないかと思うほど良く整備されています。
最初は緩やかな登りでハイキングといった感じです。その後少し高度を
上げていきますが、緩やかです。山の本体を回り込んで最後の標高差250mが
急登です。途中鎖場も出てきました。標高差も時間も距離も少なかったし、インターネットの情報をみても特に危険な個所はないと思っていたので、
鎖場を登ってみようと思い登り始めました。後で分かったことですが、そこは
二の鎖場で長さは65mもあるとのこと。最初は足がかり手がかりもあるので
何とか登れるのでが、途中から斜度も急で足や手をかけるところも
ほとんど無いといった状態で、奥さんは動けなくなってしまいました。
おそらく半分くらい登った辺りだと思います。そこへ中年男性が勢い良く
登って追い越していきました。僕たちが立ち往生をしているところから10m
くらい登った辺りでしょうか。突然その男性が滑落しました。
途中の少し平らな部分で何とか止まりましたが、
木の枝で頭を打ち、ズボンはビリビリの状態に。
大きな怪我にはならなかったので良かったですが、滑落の怖さを目の当たりに
しました。僕と奥さんはそこから時間をかけて分岐点までおり、
う回路で山頂を目指しました。打ち所が悪ければ大事故につながっていたと
思います。今でも落ちていく時の男性の顔が忘れられません。
決して無理をしてはいけないと強く思いました。
鎖場をまく、う回路は手すり付きの鉄骨製の階段がつけられていて
安全ですが、つけられている場所は断崖絶壁です。石鎚山は人の手が
たくさん入っているから登れる山で、入っていなければ登れない険しい山だと
いうことが分かりました。山頂からの眺望は素晴らしく、西日本最高峰の
天狗岳も悠然と見えました。山頂山荘もとても綺麗でした。紅葉のシーズンは
凄い人でごった返すのだろうなと思いました。
登山時間は登り2時間。途中鎖場で30分ほど時間を取られましたので、
それを除くと1時間30分ほど。下りは1時間18分でした。
下山後は車で着替えて、道後温泉を目指しました。
下調べをしっかりしていなかったのですが、東道後温泉、久米の癒450円に
入りました。透明でお湯も柔らかく良い温泉でした。その後コインランドリーで
洗濯をして乾燥機で乾かし、下道で次の目的地の剣山リフト乗り場を目指しました。
途中混んでいるところもありましたが、午後9時には到着しました。
しかし美馬町からは約40キロは大変細い道でそれが最後まで続きます。
運転には注意が必要です。その後就寝準備をして就寝明日に備えました。
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