都内の避暑地~三頭山へ
- GPS
- 03:03
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 674m
- 下り
- 674m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:20
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 都民の森 |
写真
感想
???2024/7/31、植田日銀総裁による利上げ発言を受け、ドル円は急落し、日経平均株価も大暴落した。
0.25%と低金利なのは変わらないものの、追加利上げも示唆したことで、市場は植田総裁をタカ派と判断したのだ。
夏枯れ相場に追撃を重ねるかのようなこの状況では、おそらく今後も下げ続けるだろう。
だからこそ僕は、山に登ることにした。
株なんぞ見たくもないからである。
(まぁ気長に上げ戻すのを待つしかない。投資は自己責任なのだ。)
できるだけ電波の届かないところで、かつ涼しい場所ということで、奥多摩三山の一つ、三頭山に登ることにした。
都民の森駐車場からスタートし、鞘口峠を経由してぐるっと左回りして、山頂から笹尾根方面へ下山し、大沢山を通ってスタート地点に戻るという基本的なルートだ。
登り始めから汗が止まらず息切れもしたが、登山道に入ると涼しい風が入り、心地よい山行になる。
避暑地を求めてここへやってきたのは僕だけではない。そこそこの登山客とすれ違う。
すでに登山を終えてきた者たちも多い。午前十時の時点でこれなので早朝組も多いのだろう。
僕も早朝からスタートしてもよかったのだが、そうなるとザラ場(登山用語ではない)に下山してしまうため、早い時間は避けた。
ブナの木々に囲まれ癒されつつも、鬱陶しいハエの鳴き声で中和される。
午前十一時。
山頂に着くと、そこそこの人と、そこそこのハエでごった返している。
人は挨拶をした後は適度な距離をとってくれるが、ハエどもはこちらの周りを飛び回ってくる。
帽子で追い払っても止まらない。
僕のイライラをよそに、ボサノヴァの音楽を流しながら隣のベンチにやってきた青年は、軽快な挨拶をした後、そのままベンチで横になって眠りについた。
なぜか彼の周りにはハエはまとわりついていない。きっと何か虫除けスプレーのようなものを使ったのだろうか。
ろくに休憩もできず、ハエから逃げるように下山を開始するも、一匹だけ引き続き僕を追い回し続ける。
西峰から南にターンし、笹尾根方面へ向かう。
途中で、避難小屋に入り、そこでようやく虫のいない空間へ逃げることに成功。
まさに避難小屋。
ようやく昼休憩ができる。
避難小屋を出た後は、大沢山を経て、都民の森分岐から東へターンする。
ここの道は割とアップダウンがあり、足場の悪い箇所も少々見られる。
比較的、あまり使われていないルートなのだろうか、草勢もあって道がわかりづらいところもあった。
急坂もあり、そこそこ体力を使うところだ。
数十分ほど下っていくと、沢の流れる音が聞こえ、三頭大滝という落差30mほどの大きな滝に着く。
麓からは近く、ここまでなら登山装備がなくとも行けるだろう。
丈夫な吊り橋もあり、滝を鑑賞するのに適した場所である。
この滝から、セラピーロードと呼ばれるウッドチップが詰められた道を歩き、程なくしてスタート地点の駐車場へ着く。
午後一時過ぎ。これなら帰宅する頃には後場は引けているだろう。
モニターにべったりと株価をチェックしていた自分と決別したこの日は、非常に有意義であった。
そして帰宅する頃には地獄を見ることになる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する