我慢の急登後に憩いの風景。祖母山(九州百名山一気制覇シリーズ④)
- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山83座目、そして九州百名山一気制覇シリーズ4座目は祖母山。
【前の山からの流れ】
前日は霧島韓国岳に登っている。えびの高原駐車場から150km以上下道を走り、安蘇白水温泉瑠璃で入浴する。旅の中盤での下道の長距離運転はかなり疲れた。ここで休憩した後に神原登山口駐車場に向かう。50km弱の道のりで1時間かかる。道路はカーブとアップダウンの連続で気を使う。最後の1.4kmはすれ違うスペースがほとんどなく、対向車が来ないことを祈りながら通過した。帰りも対向車が来なくてホッとしたが、出口のT字路で入ってくる車が5台ぐらい私を見つけて止まっていた。あと3分遅かったら大変だった。なお、当初の計画では神原登山口ではなく、北谷登山口を予定していた。登り始めの標高が高く、登山の累積標高差が神原登山口よりも低く、登りやすいので、最近のメジャールートらしい。ところがよく調べると、現在は道路工事を行なっているらしく、平日は登山口までの道路が通行止めになっているらしい。そういう理由で神原登山口からのルートを選択した。累積標高差は1100m近くなるが、深田久弥が登ったルートだと無理やり納得して登山に臨んだ。神原登山口駐車場は前日のえびの高原の賑わいとはうって変わって誰もいない。ひっそり静かな辺境の地に辿り着いた感じがした。
【祖母山に登ってみて】
暑さを避けるために暗いうちから出発したが、5号目避難小屋までは登山道が整備されていてとても歩きやすい。5号目を過ぎてしばらくすると急登を知らせる看板が出てくる。ここから先はそれなりの急登がずっと続く。若干粘土質の土壌なので滑りやすいところもある。国観峠以外はほとんど眺望がないので、気分転換ができない。我慢の急登歩きが続く。国観峠より先も急登が続くが、古い登山道はえぐれていて粘土質の土壌が丸出しなので歩けない。脇に何本か踏み跡があるので自分で選択して登っていく。基本的には広い尾根がずっと伸びているので上を目指していれば迷うことはないが、そこそこ気を使う。山頂に到着すると好展望が広がる。山座同定が難しかったが、高千穂の山々や、くじゅう連山、阿蘇山などが見える。眺望のない苦労した急登歩きの後だけに山頂の景色の満足感が高い。帰りは最後の方で御社の滝を見たり、川音を聞きながら川沿いの道を歩いたりしてのんびり下山した。
【5座目の阿蘇山に向けて】
下山後は前日に利用した阿蘇白水温泉瑠璃の休憩室でのんびり過ごす。その後、45分車を走らせ仙酔峡登山口駐車場に移動して車中泊する。
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