おのこ駐車場から周回をスタートします。平日ということもあって空いています。
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8/5 6:53
おのこ駐車場から周回をスタートします。平日ということもあって空いています。
前夜は土砂降りでしたが、良い天気です。大沼(おの)の湖面もキレイに映っています。
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8/5 6:55
前夜は土砂降りでしたが、良い天気です。大沼(おの)の湖面もキレイに映っています。
先ずは赤城神社にお参りします。全国に約300ある赤城神社の本宮の一つとされています。(どこが本宮かは争いがあります)
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8/5 7:03
先ずは赤城神社にお参りします。全国に約300ある赤城神社の本宮の一つとされています。(どこが本宮かは争いがあります)
創建時期は不明ですが、地蔵岳の中腹に建てられていたものが、806年に大洞(旧社地)に遷座され、現在の場所には1970年に移築されそうです。鮮やかな朱塗りの外観が赤城山のイメージにピッタリです。
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8/5 7:03
創建時期は不明ですが、地蔵岳の中腹に建てられていたものが、806年に大洞(旧社地)に遷座され、現在の場所には1970年に移築されそうです。鮮やかな朱塗りの外観が赤城山のイメージにピッタリです。
さて、黒檜山(赤城山の最高峰)に向かいます。標高差は500m弱ですが、山頂までひたすら急登が続きます。
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8/5 7:13
さて、黒檜山(赤城山の最高峰)に向かいます。標高差は500m弱ですが、山頂までひたすら急登が続きます。
歩き出しは少し涼しく感じていましたが、この激登で滝汗が噴き出してきました。まだ暑さに身体が慣れていないので、厳しい山行になりそうです…。
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8/5 8:07
歩き出しは少し涼しく感じていましたが、この激登で滝汗が噴き出してきました。まだ暑さに身体が慣れていないので、厳しい山行になりそうです…。
バテバテになりながら黒檜山(1828m)の山頂に到着しました。黒檜山(くろびさん)の山名は、この山に黒い雷雲が立ち込める情景から名付けられたそうです。
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8/5 8:38
バテバテになりながら黒檜山(1828m)の山頂に到着しました。黒檜山(くろびさん)の山名は、この山に黒い雷雲が立ち込める情景から名付けられたそうです。
黒檜山は花の百名山の一座で、代表的な花はクサタチバナです。開花時期が6月頃なので、この日は見られませんでした。
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8/5 8:39
黒檜山は花の百名山の一座で、代表的な花はクサタチバナです。開花時期が6月頃なので、この日は見られませんでした。
黒檜山の山頂は眺望がないですが、3分ほど歩いた所に展望スポットがあります。大沼は見えませんが、北西の方面がよく開けています。
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8/5 8:57
黒檜山の山頂は眺望がないですが、3分ほど歩いた所に展望スポットがあります。大沼は見えませんが、北西の方面がよく開けています。
左側に溶岩ドームが特徴的な鈴ヶ岳(赤城山の第七高峰)が見えます。この山は周回ルートに組み込みにくいのが難点ですが、いつか登りたいと思っています。
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8/5 8:58
左側に溶岩ドームが特徴的な鈴ヶ岳(赤城山の第七高峰)が見えます。この山は周回ルートに組み込みにくいのが難点ですが、いつか登りたいと思っています。
黒檜山に戻り、駒ヶ岳方面に少し歩いたら鳥居が見えてきました。赤城神社の奥社だと思っていましたが、よく見たら黒檜山大神と刻まれていました。
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8/5 9:12
黒檜山に戻り、駒ヶ岳方面に少し歩いたら鳥居が見えてきました。赤城神社の奥社だと思っていましたが、よく見たら黒檜山大神と刻まれていました。
下り基調の尾根道を歩いて駒ヶ岳(1685m)に到着しました。赤城山で2番目に高いピークです。
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8/5 9:45
下り基調の尾根道を歩いて駒ヶ岳(1685m)に到着しました。赤城山で2番目に高いピークです。
ここからは大沼が臨めます。スタート時はよく晴れていましたが、かなり雲が上がってきました。
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8/5 9:45
ここからは大沼が臨めます。スタート時はよく晴れていましたが、かなり雲が上がってきました。
駒ヶ岳を後にして鳥居峠に向かっていると、すっかりガスに覆われてしまいました。日射しが遮られてありがたい…。
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8/5 10:09
駒ヶ岳を後にして鳥居峠に向かっていると、すっかりガスに覆われてしまいました。日射しが遮られてありがたい…。
マルバダケブキでしょうか?ニッコウキスゲのような山吹色をしています。
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8/5 10:11
マルバダケブキでしょうか?ニッコウキスゲのような山吹色をしています。
涼しい風が吹いて来たと思ったら、雨が降ってきました。この日に限っては「恵みの雨」です。身体が冷やされて活力が湧いてくるのを感じます。
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8/5 10:13
涼しい風が吹いて来たと思ったら、雨が降ってきました。この日に限っては「恵みの雨」です。身体が冷やされて活力が湧いてくるのを感じます。
分岐に来ました。マイナールートですが、篭山のピークを超えるコースを行きます。
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8/5 10:36
分岐に来ました。マイナールートですが、篭山のピークを超えるコースを行きます。
篭山(1432m)に到着しました、山頂は樹林帯に囲まれて視界がなく、休憩できるスペースもありません。先に進みます。
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8/5 10:40
篭山(1432m)に到着しました、山頂は樹林帯に囲まれて視界がなく、休憩できるスペースもありません。先に進みます。
鳥居峠が見えました。篭山から先は踏み跡が広範囲に広がっていて、分かりずらいコースでした。
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8/5 10:45
鳥居峠が見えました。篭山から先は踏み跡が広範囲に広がっていて、分かりずらいコースでした。
鳥居峠からは覚満淵と呼ばれる湿原が見下ろせます。かつでは大沼と一つの湖(カルデラ湖)であったものが、火山活動によって分断されたそうです。
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8/5 11:01
鳥居峠からは覚満淵と呼ばれる湿原が見下ろせます。かつでは大沼と一つの湖(カルデラ湖)であったものが、火山活動によって分断されたそうです。
なお、覚満淵という名称は、5世紀の允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に、覚満法師がこの地で大法会を行ったことが由来となっているそうです。
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8/5 11:00
なお、覚満淵という名称は、5世紀の允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に、覚満法師がこの地で大法会を行ったことが由来となっているそうです。
写真を撮り忘れましたが、鳥居峠の食堂(土産物屋)は、1968年に廃止された「赤城登山鉄道(ケーブルカー)」の山頂駅を改修して営業されています。
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8/5 10:50
写真を撮り忘れましたが、鳥居峠の食堂(土産物屋)は、1968年に廃止された「赤城登山鉄道(ケーブルカー)」の山頂駅を改修して営業されています。
鳥居峠から車道を横切って、再び登山道に入ります。30分ほど降り続いていた雨は、すっかり止みました。
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8/5 11:02
鳥居峠から車道を横切って、再び登山道に入ります。30分ほど降り続いていた雨は、すっかり止みました。
峠から緩やかに登り返して、赤城山の第五高峰である小地蔵岳(1574m)に到着しました。今は樹林帯に囲まれていますが、小沼火山の火口があった山です。
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8/5 11:38
峠から緩やかに登り返して、赤城山の第五高峰である小地蔵岳(1574m)に到着しました。今は樹林帯に囲まれていますが、小沼火山の火口があった山です。
小地蔵岳の山頂には、かつては「虚空蔵菩薩像」を祀ったお堂があったとされますが、今では何も残っていません。
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8/5 11:38
小地蔵岳の山頂には、かつては「虚空蔵菩薩像」を祀ったお堂があったとされますが、今では何も残っていません。
よく分かりませんが、タカネニガナでしょうか?
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8/5 11:40
よく分かりませんが、タカネニガナでしょうか?
長七郎山(1579m)に到着しました。意味ありげな山名ですが、由来は不明です。徳川家康の七男である松平長七郎に由来するとの説もありますが、眉唾のようです。
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8/5 11:55
長七郎山(1579m)に到着しました。意味ありげな山名ですが、由来は不明です。徳川家康の七男である松平長七郎に由来するとの説もありますが、眉唾のようです。
長七郎山の山頂はよく開けていますが、ガスガスで何も見えません。序盤で暑さにやられて食欲が湧きませんが、パンを流し込んでエネルギーをチャージします。
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8/5 11:55
長七郎山の山頂はよく開けていますが、ガスガスで何も見えません。序盤で暑さにやられて食欲が湧きませんが、パンを流し込んでエネルギーをチャージします。
山頂から少し下ると「賽の河原」があり、石が積まれています。長七郎山は小沼火山の火口縁にあたるので、このような荒涼とした景色が残されています。
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8/5 12:20
山頂から少し下ると「賽の河原」があり、石が積まれています。長七郎山は小沼火山の火口縁にあたるので、このような荒涼とした景色が残されています。
こちらもマルバダケブキでしょうか?よく目立つ色です。
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8/5 12:28
こちらもマルバダケブキでしょうか?よく目立つ色です。
山頂から下って小沼(この)に来ました。ガスガスで対岸が見えないので、まるで広大な湖のようです。
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8/5 12:33
山頂から下って小沼(この)に来ました。ガスガスで対岸が見えないので、まるで広大な湖のようです。
小沼を後にし八丁峠を経由して、この日の最後のピークである地蔵岳へ向かいます。距離はさほどないですが、急な階段が続きます。
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8/5 12:46
小沼を後にし八丁峠を経由して、この日の最後のピークである地蔵岳へ向かいます。距離はさほどないですが、急な階段が続きます。
コバギボウシが咲いていました。地蔵岳も花の百名山の一座で、アツモリソウが選定理由となっていますが、今ではほぼ絶滅したとみられています。
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8/5 12:50
コバギボウシが咲いていました。地蔵岳も花の百名山の一座で、アツモリソウが選定理由となっていますが、今ではほぼ絶滅したとみられています。
地蔵岳(1674m)の山頂に到着しました。赤城山では三番目の高峰ですが、電波塔が建ち並んでいるためアンテナ山とも呼ばれています。
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8/5 13:12
地蔵岳(1674m)の山頂に到着しました。赤城山では三番目の高峰ですが、電波塔が建ち並んでいるためアンテナ山とも呼ばれています。
かつて噴火口があった窪地にNHKやTBS、国土地理院などの通信設備が建っています。また、20年ほど前に撤去されていますが、ここには『赤城山ロープウェイ』の山頂駅跡がありました。
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8/5 13:15
かつて噴火口があった窪地にNHKやTBS、国土地理院などの通信設備が建っています。また、20年ほど前に撤去されていますが、ここには『赤城山ロープウェイ』の山頂駅跡がありました。
赤城山ロープウェイは1957年に開業し、大沼と地蔵岳の山頂を結んでいましたが、(正確にはリフトとロープウェイの乗り継ぎ)利用者数の減少と老朽化から1998年に廃止されました。
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8/5 13:13
赤城山ロープウェイは1957年に開業し、大沼と地蔵岳の山頂を結んでいましたが、(正確にはリフトとロープウェイの乗り継ぎ)利用者数の減少と老朽化から1998年に廃止されました。
また、山頂には山名の由来である地蔵菩薩が建ち並んでいます。よく見ると首がありませんが、これは明治期に行われた廃仏毀釈の蛮行によるものです。
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8/5 13:14
また、山頂には山名の由来である地蔵菩薩が建ち並んでいます。よく見ると首がありませんが、これは明治期に行われた廃仏毀釈の蛮行によるものです。
地蔵岳からは八丁峠に戻る方が楽ですが、赤城山ロープウェイの索道跡と並行する登山道を下って駐車場に戻ります。
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8/5 13:29
地蔵岳からは八丁峠に戻る方が楽ですが、赤城山ロープウェイの索道跡と並行する登山道を下って駐車場に戻ります。
このコースは荒れ気味で、やや不明瞭な箇所もあります。索道跡とは少し距離があるせいか、ロープウェイの残置物は確認できませんでした。
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8/5 13:31
このコースは荒れ気味で、やや不明瞭な箇所もあります。索道跡とは少し距離があるせいか、ロープウェイの残置物は確認できませんでした。
分岐に出ました。方向的には右ですが、凄い急坂で苦労したことがあるので、今回は迂回して左から行きます。
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8/5 13:45
分岐に出ました。方向的には右ですが、凄い急坂で苦労したことがあるので、今回は迂回して左から行きます。
雨で濡れた岩や木の根がよく滑るので、集中力を切らさないように慎重に歩きます。
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8/5 13:48
雨で濡れた岩や木の根がよく滑るので、集中力を切らさないように慎重に歩きます。
車道に出ました。後は15分ほど舗装路を歩いて駐車場に戻ります。
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8/5 14:05
車道に出ました。後は15分ほど舗装路を歩いて駐車場に戻ります。
おのこ駐車場に戻ってきました。前半は暑さでバテバテになりましたが、「恵の雨」のお蔭で無事に歩き切ることができました。
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8/5 14:19
おのこ駐車場に戻ってきました。前半は暑さでバテバテになりましたが、「恵の雨」のお蔭で無事に歩き切ることができました。
下山後は、「道の駅ふじみ」に併設した温泉で汗を流しました。520円と安い割に良いお湯でした。
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8/5 15:12
下山後は、「道の駅ふじみ」に併設した温泉で汗を流しました。520円と安い割に良いお湯でした。
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