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Yamareco

記録ID: 7102929
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

赤城山 ~黒檜山から地蔵岳まで周回~

2024年08月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:28
距離
11.8km
登り
974m
下り
971m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:57
合計
7:27
7:00
7:03
5
7:11
7:16
14
7:30
24
7:54
40
8:34
8:35
3
8:38
8:54
3
9:09
9:10
5
9:32
13
9:45
10:04
36
10:40
10:41
6
10:47
11:02
35
11:37
11:42
12
11:54
12:17
3
12:20
11
12:31
10
12:41
30
13:11
13:28
37
14:13
14:14
3
14:17
3
14:20
ゴール地点
天候 晴れのち曇り 一時雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆県立赤城公園おのこ駐車場
◇料金:無料
◇駐車台数:50台以上
◇トイレ:あり(24時間利用可)
◇備考
 ・周辺にも無料駐車場がたくさんあります。
コース状況/
危険箇所等
<駐車場~黒檜山>
・危険箇所はありませんが、かなりの急登が続きます。

<黒檜山~駒ヶ岳~篭山~鳥居峠>
・下り基調の尾根道で、淡々と歩けます。
・篭山を経由するルートは、ややコースが不明瞭です。

<鳥居峠~小地蔵岳~長七郎山~地蔵岳~駐車場>
・分岐が多いので、進行方向の確認を
・地蔵峠岳からの下りは急坂で、やや不明瞭な箇所もあります。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館
◇料金:520円
◇種類:内湯、露天風呂、サウナ、水風呂
◇泉質:ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉
◇無料休憩所:あり
◇備考
 ・「道の駅ふじみ」に隣接した日帰り温泉です
 ・身体がポカポカする塩化物泉ですが、お湯が温めでのんびり出来ます
 ・料金が安いですが、シャンプーやドライヤーなどのアメニティは一通り揃っています
おのこ駐車場から周回をスタートします。平日ということもあって空いています。
2024年08月05日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 6:53
おのこ駐車場から周回をスタートします。平日ということもあって空いています。
前夜は土砂降りでしたが、良い天気です。大沼(おの)の湖面もキレイに映っています。
2024年08月05日 06:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 6:55
前夜は土砂降りでしたが、良い天気です。大沼(おの)の湖面もキレイに映っています。
先ずは赤城神社にお参りします。全国に約300ある赤城神社の本宮の一つとされています。(どこが本宮かは争いがあります)
2024年08月05日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 7:03
先ずは赤城神社にお参りします。全国に約300ある赤城神社の本宮の一つとされています。(どこが本宮かは争いがあります)
創建時期は不明ですが、地蔵岳の中腹に建てられていたものが、806年に大洞(旧社地)に遷座され、現在の場所には1970年に移築されそうです。鮮やかな朱塗りの外観が赤城山のイメージにピッタリです。
2024年08月05日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 7:03
創建時期は不明ですが、地蔵岳の中腹に建てられていたものが、806年に大洞(旧社地)に遷座され、現在の場所には1970年に移築されそうです。鮮やかな朱塗りの外観が赤城山のイメージにピッタリです。
さて、黒檜山(赤城山の最高峰)に向かいます。標高差は500m弱ですが、山頂までひたすら急登が続きます。
2024年08月05日 07:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 7:13
さて、黒檜山(赤城山の最高峰)に向かいます。標高差は500m弱ですが、山頂までひたすら急登が続きます。
歩き出しは少し涼しく感じていましたが、この激登で滝汗が噴き出してきました。まだ暑さに身体が慣れていないので、厳しい山行になりそうです…。
2024年08月05日 08:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/5 8:07
歩き出しは少し涼しく感じていましたが、この激登で滝汗が噴き出してきました。まだ暑さに身体が慣れていないので、厳しい山行になりそうです…。
バテバテになりながら黒檜山(1828m)の山頂に到着しました。黒檜山(くろびさん)の山名は、この山に黒い雷雲が立ち込める情景から名付けられたそうです。
2024年08月05日 08:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 8:38
バテバテになりながら黒檜山(1828m)の山頂に到着しました。黒檜山(くろびさん)の山名は、この山に黒い雷雲が立ち込める情景から名付けられたそうです。
黒檜山は花の百名山の一座で、代表的な花はクサタチバナです。開花時期が6月頃なので、この日は見られませんでした。
2024年08月05日 08:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 8:39
黒檜山は花の百名山の一座で、代表的な花はクサタチバナです。開花時期が6月頃なので、この日は見られませんでした。
黒檜山の山頂は眺望がないですが、3分ほど歩いた所に展望スポットがあります。大沼は見えませんが、北西の方面がよく開けています。
2024年08月05日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 8:57
黒檜山の山頂は眺望がないですが、3分ほど歩いた所に展望スポットがあります。大沼は見えませんが、北西の方面がよく開けています。
左側に溶岩ドームが特徴的な鈴ヶ岳(赤城山の第七高峰)が見えます。この山は周回ルートに組み込みにくいのが難点ですが、いつか登りたいと思っています。
2024年08月05日 08:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 8:58
左側に溶岩ドームが特徴的な鈴ヶ岳(赤城山の第七高峰)が見えます。この山は周回ルートに組み込みにくいのが難点ですが、いつか登りたいと思っています。
黒檜山に戻り、駒ヶ岳方面に少し歩いたら鳥居が見えてきました。赤城神社の奥社だと思っていましたが、よく見たら黒檜山大神と刻まれていました。
2024年08月05日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 9:12
黒檜山に戻り、駒ヶ岳方面に少し歩いたら鳥居が見えてきました。赤城神社の奥社だと思っていましたが、よく見たら黒檜山大神と刻まれていました。
下り基調の尾根道を歩いて駒ヶ岳(1685m)に到着しました。赤城山で2番目に高いピークです。
2024年08月05日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 9:45
下り基調の尾根道を歩いて駒ヶ岳(1685m)に到着しました。赤城山で2番目に高いピークです。
ここからは大沼が臨めます。スタート時はよく晴れていましたが、かなり雲が上がってきました。
2024年08月05日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 9:45
ここからは大沼が臨めます。スタート時はよく晴れていましたが、かなり雲が上がってきました。
駒ヶ岳を後にして鳥居峠に向かっていると、すっかりガスに覆われてしまいました。日射しが遮られてありがたい…。
2024年08月05日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:09
駒ヶ岳を後にして鳥居峠に向かっていると、すっかりガスに覆われてしまいました。日射しが遮られてありがたい…。
マルバダケブキでしょうか?ニッコウキスゲのような山吹色をしています。
2024年08月05日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:11
マルバダケブキでしょうか?ニッコウキスゲのような山吹色をしています。
涼しい風が吹いて来たと思ったら、雨が降ってきました。この日に限っては「恵みの雨」です。身体が冷やされて活力が湧いてくるのを感じます。
2024年08月05日 10:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:13
涼しい風が吹いて来たと思ったら、雨が降ってきました。この日に限っては「恵みの雨」です。身体が冷やされて活力が湧いてくるのを感じます。
分岐に来ました。マイナールートですが、篭山のピークを超えるコースを行きます。
2024年08月05日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:36
分岐に来ました。マイナールートですが、篭山のピークを超えるコースを行きます。
篭山(1432m)に到着しました、山頂は樹林帯に囲まれて視界がなく、休憩できるスペースもありません。先に進みます。
2024年08月05日 10:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:40
篭山(1432m)に到着しました、山頂は樹林帯に囲まれて視界がなく、休憩できるスペースもありません。先に進みます。
鳥居峠が見えました。篭山から先は踏み跡が広範囲に広がっていて、分かりずらいコースでした。
2024年08月05日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:45
鳥居峠が見えました。篭山から先は踏み跡が広範囲に広がっていて、分かりずらいコースでした。
鳥居峠からは覚満淵と呼ばれる湿原が見下ろせます。かつでは大沼と一つの湖(カルデラ湖)であったものが、火山活動によって分断されたそうです。
2024年08月05日 11:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:01
鳥居峠からは覚満淵と呼ばれる湿原が見下ろせます。かつでは大沼と一つの湖(カルデラ湖)であったものが、火山活動によって分断されたそうです。
なお、覚満淵という名称は、5世紀の允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に、覚満法師がこの地で大法会を行ったことが由来となっているそうです。
2024年08月05日 11:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:00
なお、覚満淵という名称は、5世紀の允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に、覚満法師がこの地で大法会を行ったことが由来となっているそうです。
写真を撮り忘れましたが、鳥居峠の食堂(土産物屋)は、1968年に廃止された「赤城登山鉄道(ケーブルカー)」の山頂駅を改修して営業されています。
2024年08月05日 10:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 10:50
写真を撮り忘れましたが、鳥居峠の食堂(土産物屋)は、1968年に廃止された「赤城登山鉄道(ケーブルカー)」の山頂駅を改修して営業されています。
鳥居峠から車道を横切って、再び登山道に入ります。30分ほど降り続いていた雨は、すっかり止みました。
2024年08月05日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:02
鳥居峠から車道を横切って、再び登山道に入ります。30分ほど降り続いていた雨は、すっかり止みました。
峠から緩やかに登り返して、赤城山の第五高峰である小地蔵岳(1574m)に到着しました。今は樹林帯に囲まれていますが、小沼火山の火口があった山です。
2024年08月05日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:38
峠から緩やかに登り返して、赤城山の第五高峰である小地蔵岳(1574m)に到着しました。今は樹林帯に囲まれていますが、小沼火山の火口があった山です。
小地蔵岳の山頂には、かつては「虚空蔵菩薩像」を祀ったお堂があったとされますが、今では何も残っていません。
2024年08月05日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:38
小地蔵岳の山頂には、かつては「虚空蔵菩薩像」を祀ったお堂があったとされますが、今では何も残っていません。
よく分かりませんが、タカネニガナでしょうか?
2024年08月05日 11:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:40
よく分かりませんが、タカネニガナでしょうか?
長七郎山(1579m)に到着しました。意味ありげな山名ですが、由来は不明です。徳川家康の七男である松平長七郎に由来するとの説もありますが、眉唾のようです。
2024年08月05日 11:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:55
長七郎山(1579m)に到着しました。意味ありげな山名ですが、由来は不明です。徳川家康の七男である松平長七郎に由来するとの説もありますが、眉唾のようです。
長七郎山の山頂はよく開けていますが、ガスガスで何も見えません。序盤で暑さにやられて食欲が湧きませんが、パンを流し込んでエネルギーをチャージします。
2024年08月05日 11:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 11:55
長七郎山の山頂はよく開けていますが、ガスガスで何も見えません。序盤で暑さにやられて食欲が湧きませんが、パンを流し込んでエネルギーをチャージします。
山頂から少し下ると「賽の河原」があり、石が積まれています。長七郎山は小沼火山の火口縁にあたるので、このような荒涼とした景色が残されています。
2024年08月05日 12:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 12:20
山頂から少し下ると「賽の河原」があり、石が積まれています。長七郎山は小沼火山の火口縁にあたるので、このような荒涼とした景色が残されています。
こちらもマルバダケブキでしょうか?よく目立つ色です。
2024年08月05日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 12:28
こちらもマルバダケブキでしょうか?よく目立つ色です。
山頂から下って小沼(この)に来ました。ガスガスで対岸が見えないので、まるで広大な湖のようです。
2024年08月05日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 12:33
山頂から下って小沼(この)に来ました。ガスガスで対岸が見えないので、まるで広大な湖のようです。
小沼を後にし八丁峠を経由して、この日の最後のピークである地蔵岳へ向かいます。距離はさほどないですが、急な階段が続きます。
2024年08月05日 12:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 12:46
小沼を後にし八丁峠を経由して、この日の最後のピークである地蔵岳へ向かいます。距離はさほどないですが、急な階段が続きます。
コバギボウシが咲いていました。地蔵岳も花の百名山の一座で、アツモリソウが選定理由となっていますが、今ではほぼ絶滅したとみられています。
2024年08月05日 12:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 12:50
コバギボウシが咲いていました。地蔵岳も花の百名山の一座で、アツモリソウが選定理由となっていますが、今ではほぼ絶滅したとみられています。
地蔵岳(1674m)の山頂に到着しました。赤城山では三番目の高峰ですが、電波塔が建ち並んでいるためアンテナ山とも呼ばれています。
2024年08月05日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:12
地蔵岳(1674m)の山頂に到着しました。赤城山では三番目の高峰ですが、電波塔が建ち並んでいるためアンテナ山とも呼ばれています。
かつて噴火口があった窪地にNHKやTBS、国土地理院などの通信設備が建っています。また、20年ほど前に撤去されていますが、ここには『赤城山ロープウェイ』の山頂駅跡がありました。
2024年08月05日 13:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:15
かつて噴火口があった窪地にNHKやTBS、国土地理院などの通信設備が建っています。また、20年ほど前に撤去されていますが、ここには『赤城山ロープウェイ』の山頂駅跡がありました。
赤城山ロープウェイは1957年に開業し、大沼と地蔵岳の山頂を結んでいましたが、(正確にはリフトとロープウェイの乗り継ぎ)利用者数の減少と老朽化から1998年に廃止されました。
2024年08月05日 13:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:13
赤城山ロープウェイは1957年に開業し、大沼と地蔵岳の山頂を結んでいましたが、(正確にはリフトとロープウェイの乗り継ぎ)利用者数の減少と老朽化から1998年に廃止されました。
また、山頂には山名の由来である地蔵菩薩が建ち並んでいます。よく見ると首がありませんが、これは明治期に行われた廃仏毀釈の蛮行によるものです。
2024年08月05日 13:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:14
また、山頂には山名の由来である地蔵菩薩が建ち並んでいます。よく見ると首がありませんが、これは明治期に行われた廃仏毀釈の蛮行によるものです。
地蔵岳からは八丁峠に戻る方が楽ですが、赤城山ロープウェイの索道跡と並行する登山道を下って駐車場に戻ります。
2024年08月05日 13:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:29
地蔵岳からは八丁峠に戻る方が楽ですが、赤城山ロープウェイの索道跡と並行する登山道を下って駐車場に戻ります。
このコースは荒れ気味で、やや不明瞭な箇所もあります。索道跡とは少し距離があるせいか、ロープウェイの残置物は確認できませんでした。
2024年08月05日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:31
このコースは荒れ気味で、やや不明瞭な箇所もあります。索道跡とは少し距離があるせいか、ロープウェイの残置物は確認できませんでした。
分岐に出ました。方向的には右ですが、凄い急坂で苦労したことがあるので、今回は迂回して左から行きます。
2024年08月05日 13:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:45
分岐に出ました。方向的には右ですが、凄い急坂で苦労したことがあるので、今回は迂回して左から行きます。
雨で濡れた岩や木の根がよく滑るので、集中力を切らさないように慎重に歩きます。
2024年08月05日 13:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 13:48
雨で濡れた岩や木の根がよく滑るので、集中力を切らさないように慎重に歩きます。
車道に出ました。後は15分ほど舗装路を歩いて駐車場に戻ります。
2024年08月05日 14:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 14:05
車道に出ました。後は15分ほど舗装路を歩いて駐車場に戻ります。
おのこ駐車場に戻ってきました。前半は暑さでバテバテになりましたが、「恵の雨」のお蔭で無事に歩き切ることができました。
2024年08月05日 14:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 14:19
おのこ駐車場に戻ってきました。前半は暑さでバテバテになりましたが、「恵の雨」のお蔭で無事に歩き切ることができました。
下山後は、「道の駅ふじみ」に併設した温泉で汗を流しました。520円と安い割に良いお湯でした。
2024年08月05日 15:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/5 15:12
下山後は、「道の駅ふじみ」に併設した温泉で汗を流しました。520円と安い割に良いお湯でした。

感想

日本百名山の一座である赤城山。「赤城山」というピークはなく、最高峰である黒檜山(1828m)をはじめ、駒ヶ岳、地蔵岳、鈴ヶ岳など周辺の山々の総称となっています。

ここ最近、山に行けてなかったので、盆休み前に足慣らしをしておきたいところでしたが、この猛暑では低山に登る気がおこりません…。そこで、そこそこ標高が高くてエスケープルートも多い赤城山で処暑の訓練をすることにしました。
赤城山に登るのも10年以上ぶりですが、ほぼ以前に歩いた周回コースに沿って計画したので、登山道の様子が分かっているという安心感がありました。

スタート地点である大沼近くの駐車場でも標高は1300m以上あり、前夜の大雨で気温が下がっていたので、歩き出しは涼しさも感じるほどでした。しかし、黒檜山への急登で大汗をかくと、一気にヘロヘロモードに移行…。最後まで無事に歩き切れるのか、早くも暗雲が立ち込めてきました。

しばらくは休憩を取りながらチンタラ歩いていましたが、駒ヶ岳を過ぎた辺りで急激に視界が悪くなったと思ったら、雨が降ってきました。雨は30分ほどで止みましたが、これが恵みの雨となって体調を回復することができました。
処暑の目的からすると、やや不安を感じる結果となりましたが、予定通りに周回をすることが出来たのは良かったです。

なお、赤城山は大沼や小沼の周辺に1500~1800m級の山が立ち並び、「山地」を形成しているかのようですが、地学的には「独立峰」という扱いになっています。実は、赤城山は元々は一つの山だったとされています。

約40~50万年前から始まった火山活動により、昔の赤城山は標高2500mほどの成層火山であったと推定されています。その後、相次ぐ噴火によって山体が崩壊し、約4~5万年前の大噴火によって、山頂部があった場所にカルデラ湖(今の大沼より大きい湖)が出来たとされます。

噴火が収まってから2~3万年が経ち、樹林帯が形成されると共に、「黒檜山」「地蔵岳」の2座が花の百名山に選定されるなど、今の赤城山は自然の恵みを感じることができます。しかし、その一方で溶岩ドームの鈴ヶ岳や地蔵岳、カルデラ湖である大沼・小沼といった火山の痕跡も多く残されています。

今回は改めて黒檜山から地蔵岳まで周回しましたが、鈴ヶ岳(1565m)、荒山(1572m)、鍋割山(1332m)にはまだ登ったことがありません。
一般的には、黒檜山に登れば赤城山に登ったことになりますが、赤城山が元々は一つの山であったことを考えると、全部のピークに登って初めて「赤城山に登った」と言えるような気もします。機会があれば、残りのピークも登ってみたいと思います。

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