斜里岳《日本百名山》
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- GPS
- 04:04
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
天候 | 霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧道は谷コース、新道は稜線コース |
写真
感想
天気予報どおり下界は曇り、山は雲の中で霧雨、H中さんは膝を痛め今日はパス、青岳荘を今日の先頭を切って入山した。斜里岳登山道は沢登の旧道と尾根歩きの新道コースがある。やはり登りは旧道が面白い。小屋を出てすぐは登山道だが林道に飛び出し終点まで進んだ。登山道は、すぐに一の沢川に入り右に左に渡渉を繰り返した。下二股で旧道・新道分岐に達した。霧雨でスリップの危険はあるものの下りに使うよりはいいだろう。
早速現れたのは羽衣の滝、霧に霞むが見事な滝だ。高巻いて通過すると、次は万丈の滝、見晴の滝と此れ等も高巻いて通過した。最後の七重の滝は真っ直ぐ上が見通すことができ此れも高巻くものと思っていたが、なんと滑滝の中をそのまま登らされた。此れは面白い、本格的沢屋さんでも結構楽しめることだろう。この旧道歩き沢靴があればもっと楽しかったかも・・・流量は次第に減り上二股で新道と合流して一の沢川もいよいよお仕舞、ガレ場となって稜線に達した。左に折れると斜里岳への最後の登りとなった。前衛峰に銀の祠の斜里岳神社があり無事の登山を祈願し先に進むと急な道は変わらず斜里岳(1,547m)山頂に達した。少し下にある2等三角点「斜里岳」は1,536mの地点にあった。北の方には三井コースが続いていた。
風が強くゆっくりしていられないので、すぐに下山を始めた。稜線分岐から先に昔は根北峠への道が分岐していたが今は廃道となっている。その廃道に進入し南斜里岳へ藪を漕いで行こうと目論んでいたが、この天候ではルートファインディングも難しく断念し正規の下山路を取った。上二股からは新道に入った。竜神ノ池への分岐があるが立ち寄る気にもなれずパスした。ところが暫く行くと再び竜神ノ池分岐がありピストンしなくて良かったことが分りそれなら行ったのにと一寸残念な気分。新道は稜線に這い上がり、這松等の被さりで歩き辛い。P1250に這い上がりもう少し登った所は熊見峠(1,230m)と立派な標識があった。小腹が空いたので小休止した。
熊見峠からの下りは急で、稜線を離れ下二股への下りに掛ると更に急斜面となり、木に掴まりながら下った。清岳荘からの登山者が登ってきた。道を譲り挨拶するが無言で通過して行った。なんちゅう奴っちゃ! 次に様似のHさん一行、危険を避け新道を選んだようだ。下二股からはまた沢歩きでこの間だけでも何回渡渉することだろう。更に数人の登山者と出合い流石は日本百名山、悪天候に関わらず登る人が多い。
南斜里岳をパスしたので登り出しから4時間少々で下山しH中さんを余り待たせずに済んだ。どころかこれから散歩に行こうとしていたらしく早過ぎたようだ。まだ9時過ぎとあってはほぼ一日ある。あとは観光、下界に下りると晴れてきて川湯温泉、硫黄山、屈斜路湖に立ち寄り古丹温泉の露天風呂に入ろうと思ったが、行ってみると何と湖畔に脱衣場はあるが男女別に気持だけ仕切られた湯船に囲いは無く丸見え。足湯だけで断念。ならば和琴温泉へと回ったがここも似たようなものでしかも堆積物、浮遊物が不快で足も浸けられない。北海道では和琴半島にだけに棲息するというニイニイゼミの鳴き声を聞き、三香館の露天風呂に漸く入浴することが出来た。その後、硫黄山駐車場の半券で摩周湖第一展望台駐車場がタダになるので行ってみた。幸い湖面も見え明日登る摩周岳も見ることができた。この日は摩周湖YHに宿泊
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