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Yamareco

記録ID: 7109404
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

遠見山 ~山岳部の日帰り夏登山~

2024年08月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
Katsuhara その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
7.6km
登り
697m
下り
706m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:47
休憩
1:18
合計
5:05
8:19
16
8:35
8:36
30
9:06
9:23
27
珪石採掘遺構
9:50
9:52
52
三角点
10:44
10:58
19
11:17
12:01
12
12:13
55
コース分岐点
13:24
天候
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
顧問は自家用車で、生徒は列車に乗って来たので、若桜線丹比駅を集合場所としました。
コース状況/
危険箇所等
定期的に手入れされているようで、特に危険な場所はありませんでした。
丹比駅から遠見山の登山口へ向かいます。
2024年08月08日 08:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:28
丹比駅から遠見山の登山口へ向かいます。
島登山口です。
道路脇のこの柵を開けて入ります。
2024年08月08日 08:35撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:35
島登山口です。
道路脇のこの柵を開けて入ります。
コンクリート舗装の急坂
2024年08月08日 08:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:39
コンクリート舗装の急坂
ここから山へ入ります。
2024年08月08日 08:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:40
ここから山へ入ります。
合目の標識があります。送電線に沿って歩くか、珪石採掘遺構に立ち寄るか。
2024年08月08日 08:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:45
合目の標識があります。送電線に沿って歩くか、珪石採掘遺構に立ち寄るか。
送電線
2024年08月08日 08:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:50
送電線
杉林の中に入って珪石採掘遺構へ向かいました。
2024年08月08日 08:54撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 8:54
杉林の中に入って珪石採掘遺構へ向かいました。
樹木名標識があります。これはありがたい。
2024年08月08日 09:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:01
樹木名標識があります。これはありがたい。
野外活動広場
珪石運搬施設の方へ行ってみます。
2024年08月08日 09:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:06
野外活動広場
珪石運搬施設の方へ行ってみます。
トロッコのレールが残っています。
2024年08月08日 09:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:13
トロッコのレールが残っています。
谷方向に開けています。昔はここにケーブルが渡されていたらしいです。
2024年08月08日 09:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:13
谷方向に開けています。昔はここにケーブルが渡されていたらしいです。
レールの上にケーブル巻き上げ機が残っています。
2024年08月08日 09:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:22
レールの上にケーブル巻き上げ機が残っています。
ロープに沿って登山道へ向かいます。
2024年08月08日 09:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:25
ロープに沿って登山道へ向かいます。
地図の点線の道(島コース)に合流しました。
2024年08月08日 09:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:33
地図の点線の道(島コース)に合流しました。
明瞭な登山道です。
2024年08月08日 09:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:40
明瞭な登山道です。
四等三角点「島」
北緯 35°20′46″.3386
東経 134°21′01″.4885
標高(m) 531.34
2024年08月08日 09:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:50
四等三角点「島」
北緯 35°20′46″.3386
東経 134°21′01″.4885
標高(m) 531.34
この山は中生代の泥質片岩、珪質片岩からなるとのこと。
2024年08月08日 09:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 9:59
この山は中生代の泥質片岩、珪質片岩からなるとのこと。
広葉樹が多く、日陰になるのは良いですが、眺望はあまり良くありません。
2024年08月08日 10:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:04
広葉樹が多く、日陰になるのは良いですが、眺望はあまり良くありません。
それでも時々木の間から遠くが眺められる場所もあります。
2024年08月08日 10:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:05
それでも時々木の間から遠くが眺められる場所もあります。
まだ登山経験の少ない女子部員ですが、特に危険は無さそうなので先を歩かせました。
2024年08月08日 10:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:07
まだ登山経験の少ない女子部員ですが、特に危険は無さそうなので先を歩かせました。
これが珪質片岩かな。
2024年08月08日 10:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:09
これが珪質片岩かな。
傾斜の緩い所は快適
2024年08月08日 10:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:27
傾斜の緩い所は快適
尾根道です。
2024年08月08日 10:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:32
尾根道です。
これはイワカガミじゃないかな?花が咲いていないのでよくわからないけど。
2024年08月08日 10:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:40
これはイワカガミじゃないかな?花が咲いていないのでよくわからないけど。
見晴台に着きました。パノラマモードで撮影。
2024年08月08日 10:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:45
見晴台に着きました。パノラマモードで撮影。
生徒もこの眺めを喜んでいました。
360度写真の切り出し画像。
2024年08月08日 10:51撮影 by  insta360 x3, Arashi Vision
1
8/8 10:51
生徒もこの眺めを喜んでいました。
360度写真の切り出し画像。
山頂へ向かいます。
2024年08月08日 10:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 10:58
山頂へ向かいます。
アップダウンはありますが、そんなにきつい傾斜はありません。
2024年08月08日 11:10撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:10
アップダウンはありますが、そんなにきつい傾斜はありません。
もう少し。
2024年08月08日 11:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:11
もう少し。
道の脇にエビセンベイ?
Google先生によると、シロカイメンタケだとか。
2024年08月08日 11:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:14
道の脇にエビセンベイ?
Google先生によると、シロカイメンタケだとか。
山頂に到着しました。
三等三角点「本谷」
北緯 35°20′15″.4453
東経 134°21′30″.6167
標高(m) 805.84
2024年08月08日 11:17撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:17
山頂に到着しました。
三等三角点「本谷」
北緯 35°20′15″.4453
東経 134°21′30″.6167
標高(m) 805.84
私のお昼は期間限定のレモンシーフードヌードル。レモン感はあまりありませんでした。
2024年08月08日 11:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:31
私のお昼は期間限定のレモンシーフードヌードル。レモン感はあまりありませんでした。
ポストの中にはノートとリーフレットが入っています。
2024年08月08日 11:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 11:45
ポストの中にはノートとリーフレットが入っています。
下ります。ここから先はカメラのモードダイヤルが動いていて露出アンダーになっていた写真を後で補正したため、コントラストの強い画像になってしまっています。
2024年08月08日 12:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 12:13
下ります。ここから先はカメラのモードダイヤルが動いていて露出アンダーになっていた写真を後で補正したため、コントラストの強い画像になってしまっています。
東側の中島コースは杉林が多いです。
2024年08月08日 12:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 12:23
東側の中島コースは杉林が多いです。
尾根にある溝は道なのだろうか。
2024年08月08日 12:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 12:40
尾根にある溝は道なのだろうか。
下草が少なくてどこでも歩けるからこそ、ルートを間違えないように気を付けます。
2024年08月08日 12:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 12:45
下草が少なくてどこでも歩けるからこそ、ルートを間違えないように気を付けます。
少し早めのペースで下ります。
2024年08月08日 12:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 12:52
少し早めのペースで下ります。
登山口に近付きました。これは結界かな、道祖神的なものかな。
2024年08月08日 13:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:01
登山口に近付きました。これは結界かな、道祖神的なものかな。
神社に下りてきました。安全登山のお礼に参っておきました。
2024年08月08日 13:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:04
神社に下りてきました。安全登山のお礼に参っておきました。
境内には神木のイチョウと杉の木。樹齢はともに約350年だそうです。これはイチョウ。
2024年08月08日 13:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:04
境内には神木のイチョウと杉の木。樹齢はともに約350年だそうです。これはイチョウ。
フェンスを開けて登山口から外に出てきました。
2024年08月08日 13:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:07
フェンスを開けて登山口から外に出てきました。
八東川下流方向
2024年08月08日 13:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:09
八東川下流方向
八東川上流方向
2024年08月08日 13:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:09
八東川上流方向
振り返って見た遠見山
2024年08月08日 13:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:14
振り返って見た遠見山
丹比駅に到着しました。お疲れ様。
2024年08月08日 13:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/8 13:21
丹比駅に到着しました。お疲れ様。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(カップラーメン) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL×2+水900mL) シングルバーナー+OD缶(110mL) ケトル 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー 日焼け止め

感想

 例年、夏休みには県の高校山岳部が合同で県外登山合宿へ出かけるのだが、今年は日程と費用の調整が上手くいかず中止としてしまった。それでも夏休み中一度ぐらいは生徒を連れて山に行きたいと思い、駅から歩いて行ける山を選んで、山岳部の日帰り夏登山を実施することにした。
 訪れたのは若桜駅の一つ手前の丹比(たんぴ)駅の背後に控える遠見山(とうけんざん)だ。参加した生徒は男子2名、女子3名の計5名と引率の顧問+外部指導者計3名、総勢8名のパーティとなった。列車の時刻に合わせて、丹比駅に8:10a.m.集合、13:30解散の計画とした。
 以前歩いた時に「珪石採掘遺構」という標識が気になりながら立ち寄れてなかったので、今回は最初にその「珪石採掘遺構」に立ち寄るため西側の登山道を上る反時計回りのコースをとることにした。
 西側の島登山口からの登山道は、採掘場遺構までは杉林だがその後は広葉樹の雑木の森で、山を歩いている気分が高まる。ただ、傾斜は割ときつい。ロープの架けてあるところも多くて整備がされているとは思うが、基本的には直登の登山道で、ペースを保って歩き続けるのは大変だ。体力のある(細マッチョ)男子は私の前をどんどん歩いていくが、私は少し歩いては休むことを繰り返して、女子部員と抜きつ抜かれつのペースだった。
 見晴台はこの山の一番の見どころで、180度ぐらいの展望がある。左側は八東川流域の川下方向、鳥取市まで展望でき、風車のある空山、なだらかな稜線の扇ノ山、山頂の避難小屋が辛うじて見える(ような気がする)氷ノ山まで見渡せる。風も心地よい。
 見晴台を過ぎると若干のアップダウンを経て遠見山山頂にたどり着く、このルートも周囲は広葉樹で爽快だ。山頂は8畳ほどの広場で、山頂碑を囲んで腰掛けられるように丸太が置かれている。ここで昼食とした。私はお湯を沸かしてカップ麵を食したが、生徒達はおむすびを持ってきていたようで火器を使っている様子は無かった。山頂脇には緑のポストがあり、訪れた人が記録を記すことができるようになっていたので、登山報告を書いておいた。
 下りは東側のコースをとり、中島登山口へ向かった。こちらのコースは植林されたスギやヒノキの林の中となる。西側コースよりも傾斜が緩めで変化は少ないように感じた。帰りの列車の時間のことがあるので少し急ぎ気味に歩いてしまったので、後半女子隊と少し間隔が開いてしまった。そちらは別の顧問に任せて、私は男子部員と先へ進み中島登山口となる虚空蔵菩薩神社裏手に下りてきた。登山口から駅までも速足で歩いて15分ぐらいだったので、列車の時刻にはまあまあ間に合った。
 昨年のこの時期、生徒と一緒に用瀬アルプス(洗足山)を歩いた時には猛烈な暑さで水分の消費量も激しかったので、生徒には多目に水分を持って来るようにと指示していた。聞いてみるとみんな2L程度の水分を持ってきていたようだったが、今回は去年ほどの過酷さではなく、吹く風も気持ちよかった。私は結局600mLのペットボトル1本が空にならなかったので、夏登山としてはあまり無理のない行程・条件だったように感じる。県外合宿に生徒を連れて行ってやれなかったのは残念ではあるが、地元の山の楽しみを知るという意味ではなかなか良い活動ができたように思う。

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