御陵山（おみはかやま）へ静かな稜線歩き

2024年08月09日(金) [日帰り]

• GPS: 03:19
• 距離: 5.1km
• 登り: 356m
• 下り: 358m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:48
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:12

7:43 馬越峠
9:15 9:39 御陵山
10:55 馬越峠

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬越峠に5、6台駐車可

写真

馬越峠です　
5、6台の駐車スペースあり

こちらは天狗山登山口の案内　

御陵山へは道路の反対側から取り付くのだけど、案内の類はありません

斜面を斜上して・・

すぐに稜線　
あとはずっと稜線歩きです

夏キノコ出てます　
シロハツかな

アンズタケ

ヌメリイグチ

ちょい岩場

カワラナデシコの下に三角点

四等三角点　点名は馬越峠

これは色、形からドクヤマドリではないかと思う

ナガバノコウヤボウキ

ガスに包まれ幻想的
アカマツ、カラマツなどの稜線

キノコが多くてキノコレコみたいになっちゃってます(^_^;

キチチタケは黄色い乳液が出るのでその名がある

こちらはチダケ（チチタケ）幼菌

この辺はミズナラの純林になりました　
みな同じような太さなので二次林だと思う

チチタケ多し

キホウキタケ　
毒キノコです

登山口に標識はないが、途中には所どころ登山道の標識があります

タマゴタケも発見

チチタケ成菌　
ちょっと触っただけで大量のお乳が出てくる

カラマツの根元に古くなったハナビラタケを発見　
ちょっと遅かったか

この辺はアカマツ、コメツガ、シャクナゲなどの混生林　
植生豊かです

鉄塔の向こうに御陵山が見えました

チチタケまた見っけ

御陵山に向け最後の急登

ミヤマママコナが大群生してます

とーちゃく　
なんだかんだで7度目の山頂です

山頂標識と朽ちかけた祠

三角点は南端にあるので会いに行きます

南端ピーク

三等三角点　
点名は水頭

昔は何もなかったんだけど標識類が増えました
信州のヤブ山でよく見かけるプレート

落ちていたプレート

プレートを手に取って記念撮影

高天原山、三国山へ向かう稜線　
昔はうっすら踏み跡があったけど今は歩く人も皆無のようです

山頂でもチチタケ発見　
今日の御陵山はチダケ祭り

北峰に戻ってもう一度パシャリ

祠の前は展望地です　
天狗山と歩いてきた稜線　
こうして見るとけっこうアップダウンがあるなぁ

アップで天狗山　
右奥は男山

御座山は山頂がちょこっと見えます

その昔は雨乞いの山だったとの解説板　

山頂に咲くミヤマママコナ　
陽当たりのいいところは葉っぱも赤くなってます

ミヤマママコナに混じってコキンレイカが一輪咲いてました

では、帰ります

鹿が食べないマルバダケブキは増殖中です

鉄塔まで戻りました　
すっかり晴れ上がって暑い💦

ヤハズハハコ

陽を受けるカワラナデシコ　
林下でピンクが目立ってました

天狗山が高く見えるのでだいぶ下りました

シモツケ

三角点にご挨拶

ちょい岩場を下れば峠は近い

無事帰還　
今日は天狗山はパスします

峠の古い石像に無事帰還の御礼

峠でひと休みして周りを見たらけっこう花が咲いてました　
これはホソバキリンソウ

クルマバナ

ゲンノショウコ

シラネニンジンかと思ったがちょっと違う
セリ科の花だけど同定できず

シデシャジン

シデシャジンのアップ　
花弁の先端がクルっと巻いているのが面白い

おまけ　
午後、雷雨がくる前にハナビラタケを探しに某所カラマツ林にやってきました

径10センチほどのハナビラタケ幼菌を発見　
このキノコは主にカラマツやアカマツの根元に出ます

デカいのを発見しました　
30センチほどもあります

もうひとつ幼菌
短時間で計3株を見つけました　
レアキノコだけに嬉しい収穫

感想

こたっきー

御陵山（おみはかやま）はその名前に惹かれて何度も出かけているリピート山ですが、また行ってみたくなり7度目の稜線歩きに出かけてきました。
午後から雷雨予報が出ているので午前中勝負、といってもゆっくり歩いても1時間半ほどで登れてしまうのでお手軽であります。
今回も夏キノコなどを観察、チダケを採ったりしながらのんびりと、静かな稜線歩きを楽しめました。
途中で古いハナビラタケを目にしてこのキノコのシーズンであることを思い出し、下山後に某所のカラマツ林をのぞいてみたら3株ほど発見、チダケとあわせ思わぬ収穫で山の神に感謝です。