グミノ滝
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,661m
コースタイム
9:10 西武秩父ST
11:00 渓流荘BS近く
12:00-12:15 グミノ滝取付き地点
13:18-13:25 徒渉点(ナメ滝)
13:40 わさび小屋跡
13:48-14:15 グミノ滝
15:30 林道またぐ
16:30 天目山諦める
17:10 林道戻ってビバーク
23日
5:00 ビバーク地点出発
7:00 グミノ滝取付き地点
8:00 渓流荘BS
9:50-9:57 さくら湖畔で休憩
11:01-11:30 浦山ダム
11:50-12:10 橋立鍾乳洞
12:16 浦山口ST
天候 | 22日 曇りのち夜間雨 23日 小雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 浦山口ST |
コース状況/ 危険箇所等 |
グミノ滝への道は、廃道になって10年以上経っています 木橋がほぼ使用不可能なので、上から下から巻きますので注意が必要です かなり厄介です バスはICカード不可のぬくもり号 先払いで希望地で降ろして下さるので先に支払いと目的地を伝えましょう 料金はエリアで分かれています 渓流荘辺りまでは250円でした |
その他周辺情報 | 寄ってはいませんが、渓流荘は日帰り入浴出来るようです |
写真
装備
個人装備 |
各々寝袋
|
---|
感想
2013年 第33回
ハチがヤバいので間を取りました
そして、遂にむかえたGI、グミノ滝戦です((((;゜Д゜)))
奥武蔵の地図を見ている方は目に入りますよね、グミノ滝(笑)
気になる場所とネーミング
色々下調べもしましたし、行ってみよーかどー(`ロ´;)
公共交通機関しか無いワレワレは、ぬくもり号の1バスが遅いのがネック
初日の内に一杯水避難小屋を目指します(^^)/
その為に先日一杯水の下見もしてきたんですもの(笑)
当時、まだテントを持ってなくて、借りた寝袋を持って行って挑戦した失敗レコです(  ̄▽ ̄)
22日
西武秩父線内で合流し、いつもより遅いスタートとなります
ぬくもり号の乗り場は、西武秩父STから真っ直ぐ信号のあるT字路へ出て、横断歩道渡ってすぐ右の所
バスは派手なマイクロで、音楽を鳴らしているのですぐに分かるかと(笑)
料金はこちらの方で多い、エリアでザックリのパターン
下りたい場所を伝え、先にお支払をします
終点間際の渓流荘近くで、ここらで良いの?と聞かれ、下ろして頂きました
調べてあった通り、橋を渡って林道歩きのスタート
かなーり長いですw
途中、右手に古い取付きもありましたが無理ポなのでスルー
飽きてきた頃、とうとうグミへの取付きへと到着!
キケンと表示あって、ドキドキが止まらない(笑)
ここで燃料を入れ、自作のハッカ水を浴びまくって、いざ出陣!
最初の内は普通のやや痩せ気味なだけの登山道
何だか拍子抜け(o≧▽゜)o
踏跡も実に明瞭
多少ヤブが元気でチクチクするものが多いので、長袖長ズボンを激しく推奨します
一つ目の木橋は渡れました
老朽化も時間の問題でしょうけど
二つ目はダメ
むしろ、木橋は一つ目以外は使用しない方が良いです
二つ目の所は、数m手前に下にトラロープが垂らされており、下からトラバースします
ここが怖い!
傾斜が結構ある上に、ロープが上でしか固定されていないので、フラフラとしますw
また、回り込んで上がる時も大変
Σ( ̄ロ ̄lll)
倒木に抱きつきながら、やっとこ上がりました(笑)
以降も、高巻く所も下りる時かなり気を遣うし、早い流れの沢を飛び越す感じの所があったりで、なかなかのアドベンチャーな道です\(゜o゜;)/
分岐などは気付かなかったので道なりですが、その道なりがなかなか大変なものなんですねぇ
緩めの楽な道になり、光が射し込む感じの所に来ると、程なく山葵小屋跡
雨風はちょっと凌げない感じ(笑)
もちろん、クマさんに追われても逃げ込める建物ではありません
コントの部屋みたいw
そのすぐ先に道標あります
グミノ滝はここから直ぐ
右岸(左側)からアプローチするも、チラッと滝が見えるだけで、これ以上進めない!という状態なので、左岸(右側)から行きましょう
頑張って進めば、名瀑グミノ滝に到着です(*´ω`*)
凄いです!カッコいい
山の深い所に来ている感が半端無く得られます♪
wakanさんと二人
何か食べるわけでも、座って休憩するわけでも無く、ただただ滝を見つめるだけの時間
あぁ、来て良かった
名残惜しいですが、こんな山奥の水場にずっといると、クマさんが来そうなので時間も無い事ですし小屋跡近くへ戻ります
ここから我々は道を誤ります
左岸(右側)横の斜面を上るのですが、ものごっついザレ急!
なかなか上に進まない(笑)
それでもテープがあるので上がると、どうやらその先違うような感じがします(`Д´≡`Д´)??
一旦下りますが、下りるのも大変なザレ急なので、時間ばかりが経ちます
もう少し北寄りの斜面が上り易そうなので、そちらへ行くと僅かですが道形があります
九折になっている様子
これを上がって行ったのですが、正解は途中で左側の枯沢へと下りて、その枯沢を少し上ってから右岸(左上)へ上がるのが都県界尾根への正解ルート
我ら、そのまま枯沢に気付かず赤テープのある小尾根に乗り、上へと進んでしまいました
んっ?(´・ω・`)
ここで林道に出ました
手持ちの地図には無い林道
しかも、林道の終点部分
後に天目山林道から派生する横道の終点だと判明するのですが、その時は何処にいるのか分からなくなりました(笑)
ただ、林道の向かいにテープがあり、小さいながらも尾根が続いている様子
大体の場所を把握したので、三ツドッケ北側の尾根を目指します!
ですが、全く踏跡は無く、崩れまくるザレ急
靴も砂に埋まりまくり、倒木だらけでなかなか上れない(。´Д⊂)
横に小さい尾根が幾つかあるので、無理矢理トラバースを繰り返し、上がりやすそうな所から上を目指します
しかし、全く捗らず、尾根が見えて来ないので、話し合って林道でビバークする事に
無駄にトラバースを繰り返したので、戻れるか不安でしたが、廻りをよく見ていたので、何とか戻る事に成功
腐った雪道を下りているような感覚の砂路でした(笑)
wakanさんがイメージで焚き火をしようと石を集め、枝を拾ってきますが、火を付けた紙をくべても全く火が増えない( ´△`)
紙が燃えてお仕舞いです(笑)
どうやら秋の前とあって、木がまだ新鮮なのでしょう
キャンプファイアは諦めますw
前述の通り、我らテントはありません(T▽T)
ビバークには、たまたま1本だけ落ちていた1.5mほどのトラロープの両端を木に結び、レスキューシートを1枚その上に乗せ、4角をテーピングで木に張り付けて屋根にしました
もう1枚だけのあるレスキューシートを下に敷き、その上に寝袋を広げます
1畳ほどのスペースですが、何とか即席のビバーク準備
ライトはペットボトルにライトを当てて、明かりとします
まぁ、虫がたくさん集ってましたけどねwww
やがて、辺りは闇に包まれます
ずっとクマスズを手で振るワケにもいかないので、携帯の着うたフル(ほぼアニソン)を流して、動物避けにしました
ガスも出てきて、林道も数mほどの距離も見えなくなりました
9月の下旬
結構気温も下がり、寒いです
そのうち雨が降ってきました(;o;)
レスキューシート、負け気味です(笑)
寝袋も濡れます・・・(;´Д`)
それでも疲れてたtheopenは睡魔に敗れて寝てしまいました(-_-).。oO
尚、wakanさんは眠れずに過ごしたようでした
翌日の予定は既に下山で決定
この林道を使うつもりです
こうして、怖い怖い山中での一夜を過ごしました
23日
5時前にwakanさんに起こして貰い、無事に朝を迎えられた事に安堵
鳴り止んだアニソンに代わり、theopenの鼾と歯軋りがクマ避けになったとかならなかったとか(笑)
小雨の降る中撤収し、太陽は見えなかったが明るくなったので、出立
果たしてこの林道は何だろう?
途中、土砂崩れで林道にも岩がかなり転がっている道に、少し怯えます
雨も降ってますし・・
少し進んでいくと林道のT字路に出ました♪
やはり天目山林道が伸長していた模様です(о´∀`о)
ちょうど通った場所に伸長していて、本当に良かった、ラッキーだったと今は思います
昨日上がろうとした道は、三ツドッケへの旧道と思われますが、土の弛さなどを見る限り、完全に廃道一直線な感じです
ただ、今現在地形図で見ている限り、行けない事はないし、実際もうひと上り(あと高度100くらい)で尾根に出ていたと思われます
天目山林道を確信したので、気持ちも落ち着き、クネクネとした林道を延々と歩き続けました
地図通りのカーブが続き、昨日取付いた地点へ到着♪
いやぁ、大変な道だったなぁ…
積雪期に単独で行っていた人もいたけど、凄い!と思います
更に林道を歩き、ようやく人家のある橋へと到着
向かいの施設の水道をお借りしました
時間もあるので、ぬくもり号が音楽を鳴らしながら来ても乗らず、舗装路を歩き続けます( ̄ー ̄)
さくら湖の畔で休んだりして、浦山ダムへ到着
ここでダム施設を見学し、自販機で冷たいものを買って大休止
施設はなかなか面白かったので、お寄りの際は是非(*≧∀≦*)
なかなか足を止めることの無かった橋立鍾乳洞も見学
好きなんですよ、鍾乳洞
ですが、中はまさかの常温!
ちっとも涼しくない( ;∀;)
ワイの知ってる鍾乳洞と違う…
そうして浦山口STへと到着し、今回の冒険は終わったのでした!
wakanさんは乗り気では無いけど、グミルートでの三ツドッケはいつかまた挑戦したいです♪
どんどん廃道化が進んでしまうはずなので、なるべく早く行けると良いなぁ(*´∇`*)
駄文な上にダラダラと長い中身の無い文章をお詫び致します
迷わないように詳しく書きたかったですが、当人が迷ってしまっているので、行かれる方は他の方のグミ行を参考になさって下さい
お読み頂いた方、ありがとうございました&失礼致しましたm(__)m
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する