前穂高岳 北尾根

たーほー
その他2人 - GPS
- 17:58
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,162m
- 下り
- 2,162m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:48
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:55
- 山行
- 1:14
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 1:17
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
| アクセス | |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
カム
ナッツキー
ギアスリング
アッセンダー
|
|---|
感想
「クライマーは、穂高岳を目指す。」と、大先輩から聞いたことがある。
いつか穂高岳へ、とゲレンデで練習を重ね、そして夢が叶ったとき、しくじって命を落とすものもいるとか。
私たちは、そんなヘマはしたくない。
さて、クライミングを始めて、日が浅い私たちだが、この春、先輩にお誘いいただき、御在所岳の前尾根を経験し、当然未熟ながらも、一定の手応えを得た。
そして、いささか性急なようだが、この夏、前穂北尾根に挑戦することに。調べると、日本三大岩稜の一つに数えられており、初級者向け。ただし、浮き石に注意が必要。登攀力より、ルーファイが肝になりそうだ。
1日目は、涸沢のテン場まで。
アプローチだけで1日がかり。こんな山行も初めてで、バリエーションルートの厳しさを体感。
2日目、明るくなってきた頃に出発。
尾根に出るまでの急登で、年配2人組を追い越す。この方達、かなりゆっくりで、穂高岳でビバークし、翌朝に下山したようだ。岳沢でテン泊中、未明のうちに通るのを見た。つまり、私たちの出発は遅すぎた。1時間以上、直射日光の中、先行グループが進むのを待つ。沢みたいに巻き道がないから、どうしようもない。
御在所岳のときを思い出す。その時は、前泊し、早くに出発したおかげで、後続は渋滞してたけど、私たちはストレスがほぼ無かった。そして昨夜の、テン場の人だかりや、暗いうちからヘッドライトを付けて登り始めてる人達がいたことを思い出す。
登り始めると、高度感にビビる。リードは特にプレッシャーだったろう。リードが見えない中でのビレイも、私は自信がなくて辞退した。岩に引っかからないロープワークが求められる。
リードが、稜線を行くべきなのに、高度感の比較的少ないトラバースを試みようとする。足跡のようなものに惑わされ、確証バイアスが働く。コース外は、浮き石だらけだ。と、リードが足をかけた岩が転がり落ちて、私の数メートル傍へ、飛び上がりそうな音を立てて落ちてきた😱遠くで、落石の音がたまに聞こえ、その度に数十秒鳴り続ける。私たちも、落ちたらあれくらいの時間、転がり続けるのだろう…。
錆びたハーケンに頼る場面も。
足場の狭い、崖のトラバース中での待ち時間も、恐ろしく、長く感じた😰
結局、待ち時間を甘く見てた私たちは、一日余分にテン泊する羽目に。
翌朝も、性懲りもなく移動時間を甘く見積もり、終盤は結局駆け足(笑)。滑り込みでバスに間に合いました。
経験の浅い者同志の山行は、新鮮で驚異に満ちてて、達成感もひとしお。
しかし、この山行は危なかった。先輩の有り難み、心強さを改めて噛みしめました。
クライミングするために山岳会に入った同志も、「当分はアルパインはいいかな…」と。さすがに神経をすり減らしたようでした😅









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