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Yamareco

記録ID: 7136346
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山系旭岳 ロープウェイを使わず登ってみよう!

2024年08月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:15
距離
15.3km
登り
1,255m
下り
1,255m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
0:58
合計
8:16
4:12
6
旭岳青少年野営場
4:18
11
6:25
6:26
5
6:31
85
7:56
7:59
11
8:10
8:25
7
8:32
8:35
61
9:36
9:50
0
9:50
9:59
120
12:08
12:16
2
12:28
旭岳青少年野営場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口最寄りの駐車場は有料。500円/一日。徒歩10分ほど離れた野営場近くに無料駐車場あり。どちらにもトイレあります。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 下山後に「旭岳温泉 湯元 湧駒荘」で日帰り入浴しました。1200円と少々お高いのですが、きれいで大きな風呂、源泉かけ流しの効能抜群のお湯は入る価値ありです。
まだ薄暗いけど出発!
ロープウェイの始発の客より早く山頂に着きたいからだ。
ツ「行くで!」
2
まだ薄暗いけど出発!
ロープウェイの始発の客より早く山頂に着きたいからだ。
ツ「行くで!」
最初は広く刈払された道。これならあまり怖くはないが…。
1
最初は広く刈払された道。これならあまり怖くはないが…。
すぐに笹が生い茂る狭い道になった。
時間帯も時間帯だし熊が怖い。
熊鈴と奇声と柏手で大騒ぎしながら進む。
ツ「人間と出会ったら不審者認定されそうだっぺ」
すぐに笹が生い茂る狭い道になった。
時間帯も時間帯だし熊が怖い。
熊鈴と奇声と柏手で大騒ぎしながら進む。
ツ「人間と出会ったら不審者認定されそうだっぺ」
第一天女ヶ原。
明るくなってきた。
第一天女ヶ原。
明るくなってきた。
さらに進んで…
第二天女ヶ原。
見晴らしの良い場所に出るとホッとする。
第二天女ヶ原。
見晴らしの良い場所に出るとホッとする。
天女ヶ原を過ぎると森林限界を越える。
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天女ヶ原を過ぎると森林限界を越える。
標高は1500mちょっとだが、すでにかなり高山の雰囲気が色濃い。
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標高は1500mちょっとだが、すでにかなり高山の雰囲気が色濃い。
間もなくロープウェイの山頂駅からの道と合流。正面に旭岳が見えてきた。あそこが北海道のてっぺんだ。
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間もなくロープウェイの山頂駅からの道と合流。正面に旭岳が見えてきた。あそこが北海道のてっぺんだ。
道の両脇に大量のチングルマが風に揺れていた。すでに綿毛になってしまっているものが大半だが、最盛期はすごいお花畑なのだろう。
ツ「見たかったっぺー!!」
3
道の両脇に大量のチングルマが風に揺れていた。すでに綿毛になってしまっているものが大半だが、最盛期はすごいお花畑なのだろう。
ツ「見たかったっぺー!!」
旭岳石室は意外にもおしゃれな建物だった。
茶「石室とかいうから、もっと野趣あふれる岩穴かと思ってた」
4
旭岳石室は意外にもおしゃれな建物だった。
茶「石室とかいうから、もっと野趣あふれる岩穴かと思ってた」
姿見の池に映る逆さ旭岳。無風でさざ波の一つもない湖面…と言いたいところだが、雨が降ってきた。
ツ「予報より早い!」
5
姿見の池に映る逆さ旭岳。無風でさざ波の一つもない湖面…と言いたいところだが、雨が降ってきた。
ツ「予報より早い!」
高曇りだし、そんなすぐに大きく崩れることはないと思うが急いだほうが良さそうだ。山頂目指してペースを上げていく。
3
高曇りだし、そんなすぐに大きく崩れることはないと思うが急いだほうが良さそうだ。山頂目指してペースを上げていく。
盛んに噴気を上げる地獄谷を横手に見ながら登っていく。風向きのおかげか特段硫黄臭いとかは無かった。
3
盛んに噴気を上げる地獄谷を横手に見ながら登っていく。風向きのおかげか特段硫黄臭いとかは無かった。
振り返ると今朝出発したビジターセンターや忠別湖が見えた。遠くの町並みは美瑛だろうか。
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振り返ると今朝出発したビジターセンターや忠別湖が見えた。遠くの町並みは美瑛だろうか。
右手には昨日登った白雲岳。奥に見えているのはトムラウシ?
2
右手には昨日登った白雲岳。奥に見えているのはトムラウシ?
7合目を過ぎると草木は姿を消し、火山地帯特有の荒涼とした景色となる。
3
7合目を過ぎると草木は姿を消し、火山地帯特有の荒涼とした景色となる。
なんか歩いても歩いても景色が変わらない気がする。
ツ「岩手山のお鉢みたいだっぺ」
すぐに岩手山に例える岩手民。
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なんか歩いても歩いても景色が変わらない気がする。
ツ「岩手山のお鉢みたいだっぺ」
すぐに岩手山に例える岩手民。
特徴的な形の岩が見えてきた。あれが金庫岩だろうか。かなり前から存在は確認できるのだが、なかなか近づかない。
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特徴的な形の岩が見えてきた。あれが金庫岩だろうか。かなり前から存在は確認できるのだが、なかなか近づかない。
細かい砂礫地帯から、だんだん大きな岩石地帯に変化してきた。
1
細かい砂礫地帯から、だんだん大きな岩石地帯に変化してきた。
ようやく金庫岩に到着!と思ったら、これはニセ金庫岩なんだと。
ツ「マジカヨ」
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ようやく金庫岩に到着!と思ったら、これはニセ金庫岩なんだと。
ツ「マジカヨ」
こっちが本物。
本物のほうがちょっとだけドッシリしている…ような気もする。
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こっちが本物。
本物のほうがちょっとだけドッシリしている…ような気もする。
金庫岩を過ぎると山頂も間近。頭上に広がる青空が嬉しい。残念な事は、山頂のすぐ手前でロープウェイ始発組数名に追いつかれてしまったことだ。ロープウェイ&トレランは反則っすよ…。
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金庫岩を過ぎると山頂も間近。頭上に広がる青空が嬉しい。残念な事は、山頂のすぐ手前でロープウェイ始発組数名に追いつかれてしまったことだ。ロープウェイ&トレランは反則っすよ…。
茶&ツ「大雪山旭岳、登ったどー!」
ついに北海道のてっぺんを踏むことができた。
9
茶&ツ「大雪山旭岳、登ったどー!」
ついに北海道のてっぺんを踏むことができた。
地獄谷を真上から。
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地獄谷を真上から。
黒岳方面。
条件が揃えば、見えている一帯を歩き繋ぐ予定だったのだが…。また今度だねぇ。
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黒岳方面。
条件が揃えば、見えている一帯を歩き繋ぐ予定だったのだが…。また今度だねぇ。
見渡す範囲全てに高圧電線などの人工物が見当たらない。本州じゃなかなかこうは行かない。さすが北海道。
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見渡す範囲全てに高圧電線などの人工物が見当たらない。本州じゃなかなかこうは行かない。さすが北海道。
トムラウシは今日も雲の中。なかなか姿を見せてくれないな。登った日は奇跡の一日だったか。
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トムラウシは今日も雲の中。なかなか姿を見せてくれないな。登った日は奇跡の一日だったか。
山頂からの絶景を見て満足♪
さて、雨が降る前に退散しますか。
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山頂からの絶景を見て満足♪
さて、雨が降る前に退散しますか。
帰りはすごい数の人とすれ違った。朝はあんなに静かだったのに、いっきに雰囲気が変わってしまった。
ツ「いきなり観光地に放り込まれた気分だっぺ」
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帰りはすごい数の人とすれ違った。朝はあんなに静かだったのに、いっきに雰囲気が変わってしまった。
ツ「いきなり観光地に放り込まれた気分だっぺ」
姿見の池に近づくと喧騒はさらに大きくなる。日本語より中国語などのほうが目立って聞こえる。
4
姿見の池に近づくと喧騒はさらに大きくなる。日本語より中国語などのほうが目立って聞こえる。
朝とは風向きが変わり、地獄谷の噴気が山頂方向を燻り始めた。今頃山頂は大勢の登山者で賑わっているだろうけど…景色、見れたかな?
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朝とは風向きが変わり、地獄谷の噴気が山頂方向を燻り始めた。今頃山頂は大勢の登山者で賑わっているだろうけど…景色、見れたかな?
ここの噴気は大半が水蒸気だそうで、あまり危険はないのかそばまで近づけるようになっている。
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ここの噴気は大半が水蒸気だそうで、あまり危険はないのかそばまで近づけるようになっている。
ツ「ふんごー!!」
茶「笑)!」
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ツ「ふんごー!!」
茶「笑)!」
せっかくだから夫婦池も見てくか。この池も昔の火口跡。今でも地熱が高く周囲より雪解けが早いという。
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せっかくだから夫婦池も見てくか。この池も昔の火口跡。今でも地熱が高く周囲より雪解けが早いという。
茶「あー、あったけ〜」
この穴からは蒸気が出ているのだ。天然のサウナといったところ。
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茶「あー、あったけ〜」
この穴からは蒸気が出ているのだ。天然のサウナといったところ。
最後に旭岳をバックに記念撮影…と思ったら雨降ってきたー!
ツ「早いって!」
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最後に旭岳をバックに記念撮影…と思ったら雨降ってきたー!
ツ「早いって!」
土砂降りになったらかなわない。慌てて下山開始。もちろん、下りもロープウェイは使わない!
土砂降りになったらかなわない。慌てて下山開始。もちろん、下りもロープウェイは使わない!
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
2
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
駐車場も無料。
さ、浮いたお金で美味しいものでも食べるか!
ツ「いいねぇ♪」
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駐車場も無料。
さ、浮いたお金で美味しいものでも食べるか!
ツ「いいねぇ♪」
エゾオヤマリンドウ
3
エゾオヤマリンドウ
メアカンキンバイ
初めて見た♪
4
メアカンキンバイ
初めて見た♪
チシマクモマグサ
初めて見た♪
4
チシマクモマグサ
初めて見た♪
チングルマ
エゾノツガザクラ
初めて見た♪
これ、見たかったっぺ♪ 感動♪
4
エゾノツガザクラ
初めて見た♪
これ、見たかったっぺ♪ 感動♪
トリカブト

感想

日本百名山の一座にして北海道の最高峰、大雪山系旭岳に登ってきました。
当初の予定としてはロープウェイを使ったうえで北海岳まで行く予定だったのですが、午後に天気が崩れる予報になり計画を縮小。旭岳までの山行としました。その代わり、ロープウェイを使わずに麓から登ることにしたのです。
まだ薄暗い時間から登山を開始。我々の他に登山者の姿はなくクマに怯えながら登りました。もう少し人がいると思ったのですが、ロープウェイを使わない人はあまり多くはないようです。
早出の甲斐あってロープウェイ営業開始前に姿見の池に到達。普段は観光客でごった返しているのでしょうが、我々の貸し切りでした♪ その後も終始我々二人だけの世界を満喫。山頂到達直前でロープウェイ組の集団に追いつかれそうになりましたが、なんとか逃げ切りました。おかげで山頂もほぼ貸し切り。大雪山系の広大な風景を心ゆくまで眺めることができました。
その後は大勢の観光客で賑やかになり朝とは別世界に。静かな大雪山を堪能できて満足です。印象がぜんぜん違いました。
ツートンは以前から見たい見たいと思っていた花を見つけることができてご満悦。景色だけでなく花見登山としても実り多いものとなりました。

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