426.鎌倉駅- 霊仙山-極楽寺-陣鐘山-稲村ヶ崎-稲村ヶ崎駅

2024年08月17日(土) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 10.3km
• 登り: 262m
• 下り: 263m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 1:23
• 合計: 5:11

11:00 スタート地点
11:02 11:16 鎌倉駅
12:13 12:14 長谷駅
12:28 12:39 極楽寺坂切通し
12:44 12:52 導き地蔵
12:54 13:03 江ノ電 極楽寺駅
13:17 13:24 霊仙山
13:35 13:36 江ノ電 極楽寺駅
13:37 13:48 導き地蔵
13:53 13:54 如意輪観音
13:58 月影地蔵
14:06 14:09 打越トンネル
14:15 月影地蔵
14:26 14:30 正福寺公園（聖福寺跡）
14:59 陣鐘山
15:42 15:46 稲村ヶ崎
15:59 16:08 稲村ヶ崎駅
16:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き: 鎌倉駅
帰り: 稲村ヶ崎駅

コース状況／危険箇所等

霊仙山 (84.1m)
　仏法寺跡、元弘の乱で新田義貞の鎌倉攻めの激戦地となったところ、北条軍大仏貞直が防衛線の布陣を敷いた。
　かつて私道があったが民家が建ち、「新田公遺跡陣鐘山之碑」は「黒光庵（新宿中村屋の所有施設）碑」と共に麓のマンション敷地におろされ、「東洋平和発祥の地碑」のみが残されています。

陣鐘山
　新田義貞が鎌倉攻めの際に陣を構えて陣太鼓や陣鐘を鳴らして指揮を執ったとされる。
　陣が張られた聖福寺の山の修行道場跡に鐘や竜頭(鐘をかけるための部品)が埋まっていたので聖福寺の山が陣鐘山ともいわれています。陣太鼓の胴だけが極楽寺に伝えられています。
　陣鐘山の場所は他にも江ノ電稲村ヶ崎駅の北50mほどの高さの山、霊仙山から西に延びる尾根、正福寺公園（聖福寺跡）裏山など諸説あります。

鎌倉の石碑の特徴
http://www.kamakura-tanseikai.com/semi/koukaisemidocs/kokaisemiyosi1810.pdf

その他周辺情報

鎌倉成就院
http://www.jojuin.com/

極楽寺
https://www.trip-kamakura.com/place/japanheritage/135.html

写真

鎌倉駅

時計台広場

20系（レトロタイプ）
近っ！

六地蔵

らーめんHANABI

つけ味玉🍜

少し路地を歩いてみました。

300系（旧型）、500系
長谷駅

星の井
「星月夜ノ井」、昔この井戸の中に、昼でも星の影が見えたのでこの名が付けられた、星月夜は昔は地名であったとの説があるそうです。

極空蔵堂
ご本尊は虚空蔵菩薩が祭られてます。

極楽寺坂

極楽寺坂切通し
鎌倉七口の一つ、極楽寺を開いた僧忍性が切り開いたと言われています。

極楽寺坂横の石段を登ります。

由比ガ浜

成就院
アジサイと恋愛成就で有名な寺

西結界門

極楽寺駅前の階段を登ります。

お墓右手奥から登ります。

直ぐに急登です。

登りきったら右方向に進みます。

奥を登ると山頂です。

霊仙山 (84.1m)
稲村ヶ崎に移されたコッホの碑の跡があるらしいが草木で覆われてよく分かりません。

仏法寺跡もこのあたりだと思いますがこれ以上進めないので散策はここまで、戻ります。

山中にいっぱい咲いてたヤブミョウガ

1000系
極楽洞トンネル

極楽寺駅

導き地蔵

参道

極楽寺
幕府・朝廷の命を受け忍性が異国退散を祈禱した真言律宗の寺

お地蔵さん

月影地蔵

打越トンネル

通称「おばけトンネル」と呼ばれてるみたいです。

昔は素掘りのトンネルだったらしく途中に枝道もいくつかあったとか…

月影地蔵まで戻り峠に向かいます。

峠の道に出ました。
反対側を下ります。

熊野権現社

聖福寺跡

正福寺公園

今日も薮ですね…

聖福寺の裏山あたりから見た景色

登山路に出ました。

峠に戻って来ました。
左手に進みます。

土砂崩れがあったみたいです。

その先を左側に入ります。

笹と蜘蛛の巣を掻き分け進みます。

ビックリ、急に開けました。

忍性墓と記載されてたのでお寺があったのかな、

たぶん陣鐘山、諸説あるので定かじゃ無いです。

開けたところがあります。

建物もある。

海が見えます。

ここは何だろう。
入らない方がいいかもしれない。

下山しました。

阿仏邸旧蹟

針磨橋

江ノ電極楽寺検車区

1500系
江ノ電

十一人塚
新田義貞の鎌倉攻めの際、新田勢の大将大館宗氏ら多数が討死し、最後に残った11人も自刃したためここに葬ったそうです。

稲村ヶ崎公園（鎌倉海浜公園 稲村ヶ崎地区）

新田義貞勢が干潮時に侵攻したとされる。

展望エリア

関東大震災で崖崩れが起こり鎌倉市医師会によって霊仙山から移された「コッホの碑」
世界的細菌学者ロベルト・コッホ博士の来日記念碑

展望

江ノ島

ピクニックエリア

稲村ヶ崎

稲村ヶ崎駅

新田義貞の鎌倉攻めルート
極楽寺坂、霊仙山、陣鐘山、稲村ヶ崎を歩いてみました。

トミカと江ノ島電鉄がコラボ、 江ノ電300形カード付き

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 飲料 ファーストエイドキット 保険証 時計 サングラス タオル カメラ

感想

trekk

元弘の乱（1333年）
新田義貞の鎌倉攻めの激戦地
後醍醐天皇の綸旨を受けた新田義貞20万7,000騎が5月18日に巨福呂坂・亀谷坂ルート、化粧坂・大仏坂ルート、そして極楽寺坂ルートの三方から攻撃を開始しましたが鎌倉の切通しの守りはかたく突破できません。
極楽寺坂の大館宗氏戦死の報を受けた新田義貞は化粧坂を弟の脇屋義助に任せて援軍を率いて極楽寺坂に向かい陣鐘山に本陣を構える。
霊仙山で防衛線を敷く幕府北条軍大仏貞直の堅固な陣構えを見て極楽寺坂からの侵入を諦めた新田義貞は聖福寺の鐘を総攻撃の合図のように打ち鳴らし北条軍が布陣する霊仙山と相対する陣鐘山に担ぎ上げます。でも実際に攻撃を仕掛けたのは一部の兵力でした。
北条軍に極楽寺切通しから中央突破すると思わせておいて5月21日深夜2時頃、干潮時間が迫るタイミングで2万余騎が一気に駆け抜け稲村ヶ崎を廻って前浜（由比ガ浜）から鎌倉に侵攻、5月22日に北条高時は東勝寺で自害、子の邦時も1週間後に処刑されます。 これにより鎌倉幕府滅亡となります。