常念山脈縦走(燕岳-大天井岳-常念岳-蝶ヶ岳-大滝山-霞沢岳)その

- GPS
- 80:00
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 4,155m
- 下り
- 4,097m
コースタイム
7:15蝶ヶ岳ヒュッテ-8:50大滝山荘-9:00大滝山-11:00大滝槍見台-13:15徳本峠
四日目
4:30徳本峠-5:10ジャンクションピーク-6:50K1ピーク-7:10K2ピーク-7:25霞沢岳-8:05K2ピーク-8:50K1ピーク-10:45徳本峠-12:30徳本峠入り口-上高地BT
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
車は沢渡へ送られる |
| コース状況/ 危険箇所等 |
中房から縦走記録の後半。前半はこちらhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-71580.html 蝶が岳から大滝山 池塘やお花畑があり、蝶が岳、槍穂の展望が素晴らしいルート、大滝山から下って中村新道と呼ばれるルートへは、しばらくの間は草が多く狭い足元が見づらく、適当に草を踏むと滑る、谷側へ滑落しないよう注意が必要、しかしすぐに樹林帯に入る、ここから延々と徳本峠まで代わり映えしない樹林の中を歩く、道も倒木がちらほらあるがはっきりとしている。決して難路ではない、が眺望に乏しく距離感がつかみづらい、くるぶしくらいまで埋まるぬかるんだ所が多々ありスパッツ等、準備は万全に。 徳本峠から霞沢岳 峠から序盤は樹林をジグザグに急登するが歩きやすい、ジャンクションピークからしばらくk1近くまでアップダウンが続く、間違えそうな箇所はトラロープでふさがれている、一箇所大きな崩落地がありロープで立ち入り禁止になっているがすぐ先で崖ギリギリを渡る所があり危険。 k1直下の登りもガラガラの石ばかりの急登、足場手がかり等もろく滑りやすい、 ロープが張られている箇所もある。k1に登りきると雰囲気が変わり絶好の展望が広がる、k1からk2霞沢岳間はハイマツと岩の道、岩がもろい箇所があるので慎重に。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
三日目は蝶ヶ岳から大滝山を経て徳本峠まで
蝶ヶ岳で迎える朝、赤く染まりゆく穂高の山並みに心奪われる、自分はただただその光景を目に焼き付けた、多くの登山者が出発してゆく、ほとんどが上高地か三股へむけてだろう。蝶ヶ岳から大滝山までは変化に富んだルートで面白い、稜線にでると蝶ヶ岳越しの槍穂高が新鮮だ、ハイマツの間を抜けて往く。
大滝山から先は一転して、薄暗い樹林帯の中を延々と歩く、人の気配は全く感じられない、心細いので鈴を打ち慣らして、自分の存在を何かに知らせる。
徳本峠まで一人の登山者ともすれ違わず黙々と歩いた、道標となるモノもほとんどないが荒廃している感じでもない、ぬかるみがくるぶしくらいまで埋まるが気にせず歩みを進める、ようやく辿り着いた槍見台、やぐらをよじ登るとその眺望は素晴らしいの一言、それまでの道中が地味な分、本当にため息が出るくらい綺麗だった。
この日は行動時間も短くきつくない行程だったので充分に休息が取れた、徳本峠から双眼鏡でジャンダルムや西穂高を登る登山者を見て時間をつぶした。
四日目 今日は行程が長くコースタイムも長いので夜明け前から行動開始、ヘッドランプ装着でさくさくと登る、荷物もサブザックに水と行動食のみ、泥濘地やガレ場などあまりいい道ではないが、慎重に素早く歩く
霞沢岳山頂ではガスが取れずあきらめムードでk2へ戻る、ここで雷鳥と遭遇した
k2ピークまで戻るとガスが取れて最高の展望!!もっと眺望を楽しみたかった!!
下山途中で単独男性とすれ違う、ジャンクションピークでも男女のペアが休憩中。
聞いてみるとココまでで引き返すらしい、徳本峠までハイキングに訪れる方もいた
何気に辛かったのが峠から明神までの下り、少し舐めてかかっていたのかもしれない。途中の水場で久しぶりの新鮮な水を飲んで、明神でリンゴ、河童橋で腹を満たして長かった縦走を終えました。


















いいねした人