黄金沢川〜群別川

2024年08月20日(火) ~ 2024年08月22日(木)

• GPS: 52:36
• 距離: 26.7km
• 登り: 1,330m
• 下り: 1,377m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:30

距離 8.7km 登り 582m 下り 48m

5:38 スタート地点
13:08 宿泊地

2日目

• 山行: 11:54
• 休憩: 0:00
• 合計: 11:54

距離 6.2km 登り 621m 下り 671m

4:22 宿泊地
16:16 宿泊地

3日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

距離 11.8km 登り 123m 下り 658m

7:04 宿泊地
10:14 ゴール地点

天候

20日 曇のち晴れ
21日 晴れ
22日 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黄金沢の林道は頑張れば190入渓点よりやや手前まで、群別川の林道は丸山付近のゲートまで入れる

コース状況／危険箇所等

20日
最後崩れかかっている左岸林道歩きCo190の入渓点へ。明らかに伊佐内と渓相が違う。ちょっと飛び石したら巨大なナメ。昨年は破壊的水量にビビりつつBushの際や中を行ったが、今回は普通に水流中を歩ける。快適だし美しい。最初の段差は左岸1段目取り付きにくいが、2段目はスタスタ歩くだけ。大滝はチムニー状のところ詰め上がって、テラスに上がり、水流に近いところを横移動して登る。若干剥がされる感じはあるが、水量が少ないからか昨年より簡単に感じた。Mのザックはチムニー上のチョックストーンから吊り上げ。2段目?は笹の中を巻く。SCFは右岸水流際直登。大滝に続き確保。ホールドがやや渋い。そのあとは圧倒的な綺麗さのナメが続く。コンクリじゃないかと疑うレベル。F1はFではない。F2は右岸バンドから。どこでも登れそう。コルまで行く時間は微妙なので今日はF2上River side Hotelへ。
21日
F3はまあまあ高さはあるが斜度はない。フリーで登ってF4。これは一応確保したが、全体的にガバ気味でホールドも多いので必要なかったかもしれない。4MナメFの手前に5,6Mぐらいの段差というかナメがあるがなんも。4MナメFは過去に巻いてしっかり対処している記録もあったが、手をつきつつ普通に左岸歩ける。ぶっちゃけこれもFではない。ここまで上がってもまだ綺麗なナメが出てくる。振り返った景色と相まっていい景観。800二股でやっと電波取れて天気確認。1100ぐらいまでは足元でチョロチョロ水が流れてて快適な詰め上がりだが、ここらへんで沢型を見失い激ササBUSHに突入。うまく探せばもう少し楽だったかも。大幅にCTかかりつつコルのお花畑へ。スルーすることはないだろうが、思ったよりは狭い。奥徳富Atも画策していたが(Web上に無雪期に登頂している記録は、30年ほど前の1つしか見つけれなかった。ヤマレコ、YAMAPにはなし)、22日の天気が思わしくないので550目指して群別川を下る。1050あたりにコンパス切って下っていくと途中で枯れた微沢に合流。ガレていたりドロドロしていたりと思ったより時間がかかる。ただ視線を上げると正面には(ワンゲル5大鋭鋒の)群別岳がめっちゃかっこいい。増毛の株爆上がり(?)。1050以下は水が出てくる。が、この沢やたらめったら滑る。980付近にデカいナメ滝。右岸巻きは不可能ではないがセンスない。斜度はないがCDも難しそうなので左岸ab。区切れはするが、下までだと50Mザイルぎりぎり。870の二股下に合流するところにF。その気になれば右岸CDも不可能ではなさそうだがab。滑り台みたい。750二股下のFもほぼ段差。左岸バンドっぽいところから巻く。群別川も上流はナメナメしかったが、ここら辺になるとハコハコしくなってくる。適当にへつりつつ大滝上の2つのハコへ。（そのすぐ上にも20Mぐらいのハコっぽいのがある。）ここのハコだけ明らかに暗く雰囲気違ってまさにゴルジュ(同じだけど)。右岸のバンドも行けなくもないが、木がザックにあたって邪魔だし途中大股でまたがなければいけない切れこみみたいなのがある。安全策で一段上の右岸ササの中をまく。2つ目のゴルジュの前に左岸の台地へ乗る。そのままタラいところを進んでいったら大滝の下へ降りられるとこに出たので、2つ目のゴルジュは見えなかった。そのままab。17,8mぐらい。ばばっと飛び石して550流入を遡行し地図に無い二股を右股に進んですぐ左岸にテンパる。
22日
ブル道は二股左股を10分ぐらい遡行すると交差する。使っているかは不明だがBush漕ぎはなくほぼ林道。そのまま林道もバーッと歩き、海でGOAL。葬儀場付近まで電波は入らなかった。お疲れさまでした。

その他周辺情報

滝川ふれ愛の里
味の店 七福

写真

8/20 6:05

最初の林道が沢を横切るところ
平水+ぐらいだった

8/20 7:06

1時間歩いて入渓点

8/20 7:38

Co240からのナメ

8/20 8:09

2段の釜持ち段差
1段目はやや取り付きにくい

8/20 9:47

大滝
テラスに上がって岩の水流側の面を登った

8/20 10:43

8/20 10:48

見たことないぐらい(大して沢登ってないけど)きれいなナメ

8/20 10:48

8/20 10:59

8/20 11:48

SCF
右岸直登。水流に近い方が簡単

8/20 12:50

F1
左岸登って落ち口渡渉して2段目は右岸
高さないし簡単。というかただの段差

8/20 13:00

F2
右岸バンド。直登とか水流も行けそう

8/21 4:50

F3

8/21 4:54

右岸直登

8/21 5:28

F4
左股ほぼ水ないけど二股の間直登。若干ヌメるがやや高いだけで簡単

8/21 5:57

4MナメF
滑りそうだが普通に左岸通過

8/21 6:03

8/21 6:16

振り返れば雲海

8/21 7:16

途中まではブッシュ漕ぎもほぼなく快適だったが、Co1100あたりから沢を見失い激笹Bush

8/21 8:57

コルから見た奥徳富岳(左)

8/21 10:16

群別岳
かっこいい

8/21 10:25

南西稜と南陵

8/21 11:04

980F
下までは50Mザイルでギリギリ

8/21 11:51

Co870二股F(右)
右岸abしたがCDできそう

8/21 11:56

海が見えた

8/21 12:28

760二股下F
左岸巻き

8/21 12:57

ややへつりづらいハコ

8/21 13:24

8/21 13:26

大滝上のゴルジュ1
右岸バンドも行けはするが、右岸巻きのほうが安全

8/21 13:46

ゴルジュ1下から
ゴルジュ2つ目は左岸巻いた

8/21 14:20

左岸巻きの台地の端からab
高さは17,8Mぐらい??

8/21 14:50

大滝

8/21 16:10

550の流入を少し遡行した二股左股でブル道捜索

8/21 16:08

ちゃんとあった

8/22 7:27

使っているのかは不明だが、BushはMaxこれぐらい

8/22 8:45

群別の林道ゲート

8/22 10:25

時間あったので海まで歩いた(自分だけ)

撮影機器：

XIG02 Xiaomi

Pixel 7a Google

装備

個人装備

ハーネス ヘルメット ATC カラビナ 環付き シュリンゲ テープシュリンゲ 沢足袋 軍手（LsL） 米6合 防寒具 雨具 替え具一式 非パック シュラカバ ロルマ 銀マ ポリタン コッヘル ブキ ラテルネ ナイフ 笛 コンパス ライター トレぺ 携帯 充電器 時計 ラジオ 地図 天気図セット 細引き

共同装備

共装：沢ザイル（50m） ハンマー ハーケン テント一式 鍋 お玉 じゃもじ 食計×2 カンヤ×4 ステイ食×4 お茶セット EPI（大2） L装 ノコ 熊スプ 捨て縄

感想

K2.R

昨年は増水と天候で敗退してしまっていたが、今回は完走できてよかった。虫も少ないし、ナメが美しく明るく良い沢だった。間近で見た群別岳はカッコよくて惚れた。是非冬に登りたい。

hirola

虫も少なく、良い沢でした。