焼岳北峰・ブロッケン現る

2024年08月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 8.4km
• 登り: 931m
• 下り: 938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:20

3:07 新中の湯登山口
4:16 4:17 広場
4:20 下堀沢出会
5:24 6:24 焼岳北峰
7:14 下堀沢出会
7:18 広場
8:24 新中の湯登山口
8:27 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8/23の18:00では駐車場の車は1台だけでした（一番乗りでした）。
8/24の3:00では駐車場の車は10台くらい（正規の駐車場スペースはほぼ満杯）
8/24の9:30では駐車場は勿論のこと路上駐車の長〜い列が続いていました。
＊駐車場にトイレはありません。通信（au）は辛うじて可能でした。

コース状況／危険箇所等

登山道には木の根や岩が沢山あり、先日歩いた爺ヶ岳の柏原新道に比べると歩きにくいですが、これが普通の登山道だと思います。
広場から山頂までは、ペンキの印（〇印や×印）が沢山あって、それらを見落とさなければ迷うことはないと思います。ただし、広場より先は、落石やスリップには要注意です。

その他周辺情報

駐車場から158号線を使って、ひらゆの森に行きました（10:00から入浴可能）。158号線は午後になると非常に混雑する印象があるので、昼前にひらゆの森を出ました。

写真

比較的整備された登山道であること、暑さを回避したいこと、午後から天気が悪くなること、クリアな景色を見たいことから、今回もプチナイトハイクしました。

晴天を期待していたのですが、稜線はガスガスなので、途中からゆっくり歩くことにしました。

ですが、稜線に出ると幻想的な景色が待っていた！

焼岳北峰の山頂：槍穂の景観が素晴らしい！

何という神々しさ！
途中でペースを落とさずにさっさと来ればよかった。

同じような写真を何枚も撮りました

乗鞍岳方面も美しい！

この端正な佇まいが笠ヶ岳！存在感ある！こっちから見ることはあまり無かったので新鮮です。行ってみたいなと思いました。

神秘な色の正賀池、池に南峰が写っています。

槍ヶ岳、中岳、南岳、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳が連なっています。

笠ヶ岳、行ってみたい！

焼岳の噴気地帯のガス

焼岳の噴気地帯のガス

大地の鼓動を感じます

山頂の影に虹が出ていると思ったら、ブロッケンでした！初めて見ました。

ブロッケンは山頂にいる間（約1時間）ずっと見ることが出来ました。

ブロッケンのアップ

神秘的です。いろんな伝説があるのが分かるような気がします。

焼岳南峰：終始、ガスがかかったり消えたり

焼岳南峰と乗鞍岳

南峰に至る稜線（立入禁止）アップ
下山開始します。

焼岳北峰

右側の天然の?オブジェ（エンジェル/お嬢さん/若武者がケルンを積み上げようとしている？？）が凄く気に入りました💖💖

今回の主役はオンタデですかね。

ミヤマアキノキリンソウ：未だ沢山咲いていました。

リンドウ：蕾が沢山ありました。

ヤマハハコ：沢山咲いていました

まだ、お月様が出ていました。

気の早いナナカマド

ゴゼンタチバナ：すっかり大きな実をつけていました。

オオカメノキの実でしょうか

今日も無事に戻ってくることが出来ました。

おまけ：駐車場からの絶景（奥穂高岳、前穂高岳、明神岳でしょうか）

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 靴 ザック 行動食（+ゼリー状のビタミン ミネラル補給） 飲料（消費量：1.2L） 地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ+予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図 ファーストエイドキット（+芍薬甘草湯） 常備薬 日焼け止め 携帯トイレ 携帯電話+予備バッテリー 時計 サングラス タオル カメラ+予備電池 熊対策（鈴+スプレー+ナイフ） ヘルメット（携帯率は半分以下？着用している人は殆ど見かけませんでした）

感想

mic-kun

火山活動が比較的安定している（レベル1）とのことなので焼岳に行ってきました。登山道は比較的整備されているとの事前情報、午後からは天気が悪くなるとの予報、出来ればクリアな景色（可能であればご来光も）を見たいと思ったことから、プチナイトハイクで登りました。
好天を確信して登ったところ、山頂付近はガスっているように見えたので、途中からスローペースにしました（時間が経てばガスが上がるだろうと思って）。ですが、山頂に行ってみると、既に北アルプス南部を中心とする神々しい絶景が広がっていました。岐阜県側（西側）からガスが絶え間なく流れてきて、光が当たったり当たらなかったり、景色も見えたり見えなくなったり、分単位で目まぐるしく変化していました（飽きることがないです）。そうした中で、神秘的なブロッケンも見ることが出来ました（山で見るのは初めてで、ラッキーでした）。そして、なによりも活火山である焼岳らしい迫力のある景観を目の当たりにすることが出来て大満足でした。