三宝山〜甲武信岳
- GPS
- 14:06
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,413m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:18
天候 | 23日⇒登山口:晴、登り始めると曇り、途中から雨 24日⇒曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません。 |
写真
感想
前日、中央本線と小海線に揺られて信濃川上駅まで。なんか少しずつ山に近づいている感じがとても良かった。
初日、毛木平の駐車場で甲武信小屋の小屋番さんとバッタリ。今日お世話になるとあいさつする。快調に歩き始めるも八丁坂の途中くらいから全く足が上がらなくなり、どうにかこうにか進んで行くが、どうにもならないと判断。同行の友人に今日は無理だと、下山しようと提案。素直に受け入れてもらえたので、せめて十文字小屋まで行こうと歩き始める。
十文字小屋の前でたっぷり休むと(歩荷のためお休み中)せめて大山まで行きましょうかとゆっくり歩き始める。大山まで来てしまうとせめて武信白岩山まで行ってみましょうかとまた歩き始める。武信白岩山を過ぎたところで相談。友人は元気いっぱいの様子。ならば進もうと、自分一人ならどうにか夜になっても、あるいはビバークしても翌朝合流できると考え進むことにした。
そうは思いながらも、三宝山にはどうやって辿り着いたかわからないほど疲労困憊だった。三宝山から降り始めていた雨が激しくなって来たので、小屋へ向けてひたすら進む。断続的に強弱くり返す雨足の中、なんとか小屋にたどり着けた。その途端の大雨。小屋番さんから、今日の宿泊は私たちだけとのこと。みんなキャンセルだったと聞いた。珈琲をもらい、装備を拭くと2階に上げて広々と部屋を使わせてもらった。
夜半まで降り続いた雨も朝には上がっていて、日の出も雲海もきれいに見えた。朝食後すぐに出発。甲武信岳では曇りながらも景色を満喫し、長居をしてしまった。雲行きが怪しくなり、下山にかかる。すぐに千曲川源流まで降りる。本当なら日本海に流れるはずの一滴一滴をおなかの中に入れさせてもらい下山を続ける。
左から沢が来るたびにその沢水を飲んでいたが、苔に覆われたところから流れ出ている水が一番美味しかった。お代わりして飲んでしまった。友人からは持って帰れば?と言われたが、ザックから水筒を出すのが億劫でやめてしまったが、これは帰宅してから悔やんだ。
この日は土曜日ということもあり、何人も上がって行かれたが、甲武信の小屋番さんから、今日は昨日より荒れますよ、と聞いていたので雨に当たらずに歩けているかと気になりながら下山した。下山後友人の車で温泉へ。車が走り出すとすぐに雨が雷を伴って降り出した。奥秩父の夏は本当に雨と雷とともに、だと実感した。
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