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Yamareco

記録ID: 7170283
全員に公開
山滑走
アジア

インド・ラダック・ルムツェ谷 UT Kangri スキー滑走

2024年08月13日(火) ~ 2024年08月17日(土)
5拍手
moshikamesan その他6人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
22:48
距離
24.1km
登り
1,915m
下り
2,069m
MarkerMarker
20 km
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:43
休憩
0:00
合計
2:43
距離 5.2km 登り 403m 下り 389m
15:50
163
スタート地点
18:33
宿泊地
2日目
山行
8:29
休憩
0:00
合計
8:29
距離 7.2km 登り 626m 下り 169m
12:54
509
宿泊地
21:23
宿泊地
3日目
山行
0:53
休憩
0:00
合計
0:53
距離 0.9km 登り 116m 下り 116m
15:09
53
宿泊地
16:02
宿泊地
4日目
山行
9:38
休憩
0:00
合計
9:38
距離 5.3km 登り 770m 下り 770m
5:45
578
宿泊地
15:23
宿泊地
5日目
山行
1:47
休憩
0:00
合計
1:47
距離 5.5km 登り 0m 下り 625m
12:24
107
宿泊地
14:11
ゴール地点
時間はすべて3時間30分マイナスです。
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
8/13 ルムツェ谷出合、林道周辺でC1(4600m)。マナリロードを走ってきたバイクツーリストなどもキャンピングしている。
8/13 ルムツェ谷出合、林道周辺でC1(4600m)。マナリロードを走ってきたバイクツーリストなどもキャンピングしている。
8/13 順応で5000mまで上げた。UTカングリ見えました。
8/13 順応で5000mまで上げた。UTカングリ見えました。
8/13 この高さでも川虫がいます。カワゲラの仲間。
1
8/13 この高さでも川虫がいます。カワゲラの仲間。
アオジに似ている。
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アオジに似ている。
8/13 ルムツェ谷支流から、放牧されていたらしいヤギ群が降りてきました。
1
8/13 ルムツェ谷支流から、放牧されていたらしいヤギ群が降りてきました。
ヤギ追いは女性2人。
ヤギ追いは女性2人。
8/14 朝、BCへとゆっくり出発。後から馬方さんと馬たちが登ってきました。
8/14 朝、BCへとゆっくり出発。後から馬方さんと馬たちが登ってきました。
BCの少し下、ヤクの放牧地よりUTカングリ。
BCの少し下、ヤクの放牧地よりUTカングリ。
8/14 BC(5200m)付近。奥の氷河は、近く見えて意外に遠い。
8/14 BC(5200m)付近。奥の氷河は、近く見えて意外に遠い。
リンドウの仲間。
リンドウの仲間。
食事テント、陽気なニャンペルと1人2役のロブゼン。
食事テント、陽気なニャンペルと1人2役のロブゼン。
BCまで毎日ヤクの群れが来ていました。我々の馬方さんは、ルムツェ村の人で、放牧の手伝いもしていた。
BCまで毎日ヤクの群れが来ていました。我々の馬方さんは、ルムツェ村の人で、放牧の手伝いもしていた。
この人たちもヤクと一緒にいるのだが、あまり仕事をせずに人間と遊んだりしていた。左のはまだこども。
2
この人たちもヤクと一緒にいるのだが、あまり仕事をせずに人間と遊んだりしていた。左のはまだこども。
8/15 休養日。200mだけ上げた。あとはダラダラ。背負い心地のチェック。
8/15 休養日。200mだけ上げた。あとはダラダラ。背負い心地のチェック。
8/16 朝2:30に出発し、氷河の下まで登りました。氷河末端は完全な氷、結局ミンマ・シェルパの判断で氷河とのコンタクトラインの岩稜(というかガレ尾根)をコンテで登ることに。
8/16 朝2:30に出発し、氷河の下まで登りました。氷河末端は完全な氷、結局ミンマ・シェルパの判断で氷河とのコンタクトラインの岩稜(というかガレ尾根)をコンテで登ることに。
8/16 最後はコンテを解いてもらい、自分のペースで登る。
8/16 最後はコンテを解いてもらい、自分のペースで登る。
8/16 BC5200mから山頂6070mまで標高差850m、8時間かかった。疲れました。
2
8/16 BC5200mから山頂6070mまで標高差850m、8時間かかった。疲れました。
8/16 北面に氷河が発達します。
8/16 北面に氷河が発達します。
8/16 山頂から一人でドロップ。最初は氷河涵養域の面ツル斜面。氷河の表面は緩んでザラメ状、そこに僅かな新雪が乗っています。悪くない雪ですが、慎重に滑りました。おかげで呼吸は比較的楽でした。
8/16 山頂から一人でドロップ。最初は氷河涵養域の面ツル斜面。氷河の表面は緩んでザラメ状、そこに僅かな新雪が乗っています。悪くない雪ですが、慎重に滑りました。おかげで呼吸は比較的楽でした。
8/16 スタート前にミンマは、「ルートは確認してあるか?」「危険は無いのか?」「危ないから慎重に行け」などと細かく注意するというか、心配してくれました。途中でスマホ動画を撮ってくれた。
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8/16 スタート前にミンマは、「ルートは確認してあるか?」「危険は無いのか?」「危ないから慎重に行け」などと細かく注意するというか、心配してくれました。途中でスマホ動画を撮ってくれた。
8/16 クレバスは右から迂回、安全をとって尾根近くを滑ればルーファイは難しくない。
8/16 クレバスは右から迂回、安全をとって尾根近くを滑ればルーファイは難しくない。
8/16 中間部より下は消耗域、雪面は汚くて凸凹です。
8/16 中間部より下は消耗域、雪面は汚くて凸凹です。
8/16 表面を流れる川を渡ったり。
8/16 表面を流れる川を渡ったり。
溝溝を横切ったり。
溝溝を横切ったり。
8/16 氷河末端で終了。滑走標高差は400mちょっと、時間は約15分。短いけれど爽快ではありました。
8/16 氷河末端で終了。滑走標高差は400mちょっと、時間は約15分。短いけれど爽快ではありました。
8/16 岩尾根の登りで靴がボロボロに...
8/16 岩尾根の登りで靴がボロボロに...
8/17 昨夜から結構な雨で、山はうっすら白くなりました。この日アタックしたインド隊はどうなったかな?
8/17 昨夜から結構な雨で、山はうっすら白くなりました。この日アタックしたインド隊はどうなったかな?
ナキウサギがたくさん。
2
ナキウサギがたくさん。
花が咲き、ハチが来る。
1
花が咲き、ハチが来る。
ジョウビタキに似たヒタキの仲間。ルムツェ谷は流域が狭いせいか、ブルーシープも大型猛禽類も目にしませんでした。残念。
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ジョウビタキに似たヒタキの仲間。ルムツェ谷は流域が狭いせいか、ブルーシープも大型猛禽類も目にしませんでした。残念。
8/17 BCから下山、足は軽いはずだが、疲れていてそれほどペースは上がらない。
8/17 BCから下山、足は軽いはずだが、疲れていてそれほどペースは上がらない。
8/17 マナリロード沿いの広い谷底平野、ルムツェ村の人たちは毎日ここを通って、上流の共有放牧地まで家畜群を往復させていたようです。結構遠い。
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8/17 マナリロード沿いの広い谷底平野、ルムツェ村の人たちは毎日ここを通って、上流の共有放牧地まで家畜群を往復させていたようです。結構遠い。

感想

レー近郊ストック村にある「にゃむしゃんハウス」に宿泊し、手配してもらったUTカングリ(6070m)登山ツアーに参加(シェア)させてもらいました。
レーからヒマチャルプラデシュ州の高原都市マナリに向かう「マナリ・ロード」の途中にあるルムツェ村の上流、共有放牧地の上にそびえるのがUT Kangri(6070m)です(来年でクローズされる予定です)。
客は現地で初めて会った日本人4人(私も含む)。メイン・ガイドは、モンスーンのネパールから出稼ぎ中のミンマ・シェルパ、サブ・ガイド兼コックがザンスカールのロブゼン、ヘルパーとしてラダックの退役軍人ニャンペル、他にUTカングリ地元のルムツェ村の馬方さんたち。
日程は5日間と短く順応が課題になるため、私は日本では富士山(日帰りなので気休め)、そしてラダック入りしてからは4000~4500mのハイキング×2、をしましたが、4500m泊+5000mを越えるハイクをした方が良かったと思います。ただ登山中の体調はまあまあでした。
登山時、登りルートは氷河を避けたため、高い富士山登山。
下りルートも往路を下山。私のみ自己責任で一人スキーをしました。山頂からの滑走標高差は400mちょっと、傾斜は最大で35°程度、クレバスも容易に回避可能、つまりスティープでもテクニカルでもなく、雪質が読めて山頂に立てた時点でほぼ成功という難易度です。実際あまり緊張感なく爽快に滑走することが出来ました、
客の日本人もガイドさんたちも、皆面白い人達で、楽しい山旅でした。

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金🦁Hiro-Mckeetunotenkotriglavtkhrnsn

コメント

記録を読むと淡々としていて極めて想定内だったようですね。お疲れ様でした、ご無事で何よりでした。
コックとヘルパーの2人、多分私も昨年お世話になりました。食事がとても美味しくて毎日楽しみでした。
2024/8/24 23:39
いいねいいね
1
メントックカングリでしたか?
今回のメンバーのお一人とシェルパも数年前のメントックカングリで同行したらしく。色々な人が錯綜していますね~
忙しくて、人の計画に惰性でのせてもらった面がありますが、経験はつめました。
2024/8/26 14:58
いいねいいね
1
プロフィール画像
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